日本ナショナルチームが、2月8日～12日の日程で前橋競輪場にて強化合宿を行っています。
参加しているのは稲垣裕之、濱田浩司、成田和也、及川裕奨、渡邊一成、北津留翼、新田祐大、脇本雄太の各選手。今回の合宿の目的は、シドニーワールドカップ、および世界選手権に向けてのトップスピードの強化ということで、秒速20m（時速72km）をクリアすることが目標に掲げられています。この選手たちは合宿終了後はそのままJISS（国立スポーツ科学センター）でのウエイトトレーニング合宿に入ることになっています。今回、久しぶりに井上昌己選手の参加が予定されていて、ナショナルチームへの本格復帰が期待されましたが、体調不良により残念ながら不参加となっています。

　一方、チームを率いる班目監督にとっては、日本オリンピック委員会がイニシアチブをとり、エリート指導者養成のため開催される「ナショナルコーチアカデミー」のトライアル研修会に参加し、チームマネジメントなどの専門知識をブラッシュアップした直後の合宿となっています。

　この相乗効果でシドニーワールドカップ、世界選手権での好成績を期待したいですね。