内林久徳選手の引退について

配信日:2006年6月3日
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 本日、内林久徳選手(滋賀・62期)が現役引退を表明しました。共同記者会見の模様をお伝えします。 


氏 名  内林 久徳   
フリガナ  ウチバヤシ ヒサノリ
期 別  62期
府 県  滋賀県
登 録  昭和63年8月1日
生年月日  昭和38年11月28日
血液型  A型
身 長  177cm
体 重  76Kg


 


 引退を決めたのは去年の暮れ。理由は脚力が落ちてきたということに尽きる。自分の思うように身体が動かず、いい仕事ができなくなってきた。また、前を抜けると思っても抜けなかったり、ついていくのが精一杯のレースが増えてきた。今回走る前から、これで引退しようと決めていた。本当は明日走って最後にしようと思っていたけど、結果は失格で今日で最後ですからね。自分らしいと言うか(笑)。

 一番印象に残っているのは初めてGIの決勝に乗った静岡ダービー(平成5年度)ですね。自分が力的に一番強かった、千葉ダービー(平成11年度)とかの頃に特別競輪勝ちたかったですね。結果的には全日本選抜(平成16年度)で優勝できましたけど。

 家族に話したときは、もうすでに決意していたので妻は泣いているだけでした。本当は妻が明日見に来るはずだったんですけどね。今回はプロテクターをつけずに走っていました。落車したらどうせ勝ち上がれないし、そこで終わりかなと思っていたんで。でも実はやめるか迷ってましたよ。昨日とかももう少し走りたいなとか思っていたぐらいで(笑)。

 今後は、今自分で経営している会社の事業を進めて行きたいと思っている。社員が7名ついてきてくれている。細かい事業の内容はまだ秘密です。成功したら教えます(笑)。

 今の選手や競輪界に言いたいのは、とにかくいいレースをしてほしいということ。今は競輪は低迷しているが、レースに出場する9人が9人、自分だけということではなく協力していいレースをしてほしい。


これまでの成績


    競輪場 成績
デビュー 昭和63年9月1日 大垣競輪場 4・2・1
初勝利 昭和63年9月1日 大垣競輪場 4・2・1
初優勝 昭和63年9月1日 大垣競輪場

4・2・1


成績
  出走数 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 獲得賞金 獲得賞金
順位
デビュー~
昨年12月
1367 308 236 168 619 27 15 \872,063,710 -
昨年 79 4 19 14 36 5 2 \53,568,800 -
本年 37 8 5 5 18 0 1 \13,555,000 -
通算 1403 316 241 173 637 27 15 \885,618,710 -

GP・GI 過去1年成績
競輪名称 開催初日 競輪場 成績
第14回寛仁親王牌 平成17年7月21日 青森  2 ・8 ・棄 ・ 5
第48回オールスター 平成17年9月15日 名古屋 2 ・ 2 ・ 2 ・ 3
第47回競輪祭 平成18年1月26日 小倉 3 ・ 5 ・ 6 ・ 2
第59回日本選手権 平成18年3月21日 立川 3 ・1 ・ 7 ・ 9
第57回高松宮記念杯 平成18年6月1日 大津 1 ・ 3 ・失

特別競輪等優勝歴
平成11年 第11回共同通信社杯優勝(広島)
平成12年 第12回共同通信社杯優勝(高松)
平成16年第20回読売新聞社杯全日本選抜競輪優勝(大垣)