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　本日、日本自転車振興会4F会議室において、報道陣約100名を集め「2006年国際競輪レース共同記者会見」を行いましたので、その模様をお伝えします。

　クレイグ・マクリーン選手（イギリス）は残念ながら病気で欠席でしたが、競輪学校での2週間の訓練を受けた8名の外国人選手、そして昨年のワールドグランプリ覇者小嶋敬二選手（石川）が会見に臨みました。

　初めに選手登録証が下重会長より外国人選手に一人ずつ手渡されました。欠席したマクリーン選手を含め、9名全員が選手資格検定に合格し,昨日選手登録を済ませました。

ホセ・アントニオ・エスクレド（スペイン）
	「今年も呼んでもらってうれしい。現在のコンディションは去年よりもいいわけではないが、競走が始まれば去年以上の状態になると思う。日本ではトップライダーと走りたい。去年は最初慣れずに苦労したが、後半は上位にくいこむことができた。今年は去年以上の成績を残したいと思う。」
ミカエル・ブルガン（フランス）
	「競輪学校で2週間練習したが、大変厳しくつらかった。今は日本の環境にも慣れて、調子は非常にいい。早くレースを走りたい。日本の競輪の仕組みは国際的な競技とは違う。9人それぞれに戦法というのがあり、それを前日に発表するのが大変面白い。走りながら戦法を学んで最大限勝ちたい。それから先行をたくさんしてお客さんにアピールしたい。」
ジョサイア・ヌグ（マレーシア）
	「また日本に来れてとてもうれしい。競輪学校で静岡の選手に鍛えてもらってもっと強くなれた（笑）。今年は昨年よりもさらにいい成績を残したい。日本のトップの追い込み選手になれるように、そして競輪を楽しんで走りたい。小嶋選手には昨年うまくやられたんで、今年はリベンジしたい。」
ライアン・ベイリー（オーストラリア)
	「この2週間の競輪学校のトレーニングで調子はとてもいい。昨年はすごくコンディションが悪くてファンをがっかりさせてしまったが、今年は本当に調子がいいので、ファンの皆さんを喜ばせることができると思う。今の一番のライバルはテオ･ボスです。日本人選手誰と戦っても必ず勝ちたい。」
テオ･ボス（オランダ）
	「世界選が終わったあと少し調子が良くなかったが、休養をとったらこれがとてもよかった。競輪学校でのトレーニングは厳しいものだった。周りに何もないし天気もよくなかったが、コンディションに大きな影響はない。小嶋選手は昨年のワールドグランプリで優勝しているし、負けているので今年は勝ちたい。また武田豊樹選手はスケートの選手として有名だし、デビューして間もないのに活躍しているのでとても気になる。目標は全部のレースを勝つこと。応援してください。」
ダミアン・ジェリンスキ（ポーランド）
	「競走訓練で自分に合う戦法を見つけて仕上がった状態。本番ではいいレースを見せられると思う。できる限り勝ちたい。そのために実戦で経験を積んでレースを良くしていきたいと思っている。」
イバン・ブルバ（チェコ）
	「現時点では最高の調子ではないが、これから調子を高めていきたい。去年の賞金でスバルのインプレッサを買ったので（笑）、今年はもっとがんばりたい。競輪の経験を積めるいいチャンスなので、がんばりたい。」
アンドレイ・ビノクロフ（ウクライナ）
	「2週間厳しく訓練させてもらったので調子はいい。前回よりもいい結果を残したいと思う。日本の選手では、佐藤慎太郎選手と戦いたい。私は2004年の国際競輪に出場しているが、その時のワールドグランプリの優勝者が佐藤選手で印象に残っている。」
小嶋敬二（石川・74期）
	「日本人として、この選手たちと走れるのを大変光栄に思う。今年の前半はグランプリの影響もあって結果がなかなか出なかったが、4月～6月は最高の状態。競輪界トップだと思っている（笑）。競輪界のトップが世界のトップに通用するところを見せたい。昨年も勝ってますし、絶対負けないと思います。なにしろ日本のトップですから（笑）！自分は第3戦の川崎を走るが、ボスには負けたくない。勝つのは自分です。」

2006年国際競輪レース共同記者会見

配信日：2006年6月22日	2006年6月ニュース一覧に戻る