第92回生徒"第1回登坂王決定戦"森川生徒が完全V!

配信日:2006年6月14日
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 日本競輪学校では、6月12・13日の2日間に渡り、"第1回登坂王決定戦"を行いました。全長280mの走路のうち、80mある登坂部の最大傾斜はなんと30%にも及びます。レースは5人または6人の生徒が合図と同時に一斉にスタートし、直線で加速をつけて急斜面を一気に駆け登るというもの。登坂で勝利を収めるには、ダッシュ力のみならず、200mの直線後の登坂で他を引き離すパワー、持久力も求められます。 予選は3回戦のトライアルで行われ、着位上位者45人が準々決勝(9個レース)に勝ち上がり、1・2着の計18名が準決勝(3個レース)に進出。決勝は6名に絞られました。
【決勝競走結果】
1着 森川 大輔(岐阜)
2着 和田 圭(宮城)
3着 金野 俊秋(岩手)
4着 西本 直大(大阪)
5着 木暮 安由(群馬)
6着 関谷 哲平(滋賀)
 決勝では、直線で飛び出した木暮生徒が登坂で失速し、森川生徒がゴール前伸びて優勝。和田生徒、金野生徒が続いてゴールしました。森川生徒は細い身体ながらも爆発的なパワーで、5月に行われた試走記録会の400mFDでも1位になっており、今回の登坂王決定戦では6回出走し、全て1着という完全優勝でした。 訓練という位置付けではあるものの、生徒たちは入学後初の本格的な"レース"に、お互いライバル心を燃え上がらせて、気合いの入った走りを見せてくれました。
 


第92回生徒"第1回登坂王決定戦"各生徒コメント

【第1位(完全優勝)】
森川 大輔(生徒番号10・岐阜・18歳)


「初めての登坂王決定戦で、自信はあまりなかったのですが、優勝することができて嬉しいです。普段仲の良い和田さんに、絶対に負けないという気持ちでペダルを踏みました。競走訓練でも常に1着が取れるように頑張ります。」
【第2位】
和田 圭(生徒番号15・宮城・20歳)


「自分の持ち味であるダッシュが活かせるので、正直、この登坂王決定戦は(優勝を)狙っていました。2着に終わってとても悔しいですが、これから登坂で何本ももがけるように脚を作っていくつもりです。」
【第3位】
金野 俊秋(生徒番号2・岩手・22歳)


「決勝まで勝ち上がれたのは運が良かったからです。決勝では力不足を痛感しました。練習あるのみです。」

 

 
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