国際競輪第1戦終了時外国人選手成績について

配信日:2006年7月5日
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 国際競輪第1戦終了時点の国際競輪レース外国人選手成績がまとまりましたのでお知らせいたします。

 一昨年から外国人選手が単騎となった国際競輪。日本人選手8人に対して外国人選手1人という圧倒的不利な状況にもかかわらず、今年も全国のファンに魅せるレースを展開しています。

 第1戦では、国際競輪初出場のブルガン選手(フランス)が奈良で、3回目の出場となるマクリーン選手(イギリス)が佐世保でそれぞれ優勝を飾っています。

 ブルガン選手は最終ホームで発進し、先行する森田達也選手(福島)を豪快に捲り切りました。マクリーン選手はベイリー選手(オーストラリア)にマークし、ベイリー選手の後位から直線きれいに差し切りました。
 
 その他のレースで印象深かったのは、今回が初出場となるジェリンスキ選手(ポーランド)。奈良の初日10Rに出場したジェリンスキ選手は、絶体絶命の9番手から他を寄せ付けない会心の捲りで強烈なインパクトを与えました。

 注目のテオ・ボス選手(オランダ)は、松山で決勝戦に進出しましたが、残念ながら落車のアクシデントで失格となってしまいました。ケガの影響は小さく、次回8日からの京王閣では汚名挽回の走りに期待したいです。
  
 ケタ外れのパワーを発揮する外国人選手に対して日本人選手はどう戦うのか、逆に外国人選手は単騎という状況でどういった策に出るのか。今年初出場の選手も早速結果を出しており、競輪競走への適応も例年以上のようです。残りの3戦も楽しみですね。

 世界の豪脚と繰り広げられるアツい戦いをぜひ競輪場で、インターネットでお楽しみください。