国際競輪第3戦終了時外国人選手成績について

配信日:2006年7月24日
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 第3ステージ終了時点の国際競輪外国人ポイントがまとまりましたのでお知らせいたします。今ステージは、川崎でエスクレド選手(スペイン)が、広島ではビノクロフ選手(ウクライナ)がそれぞれ優勝を飾っています。

 川崎の決勝戦はボス選手(オランダ)と小嶋敬二選手(石川)との対戦に注目が集まりました。最終ホームで先頭に立つ小嶋選手をボス選手がカマして先頭に立ち、番手のエスクレド選手が車間を空けてアシスト。最後の直線でボス選手を追い込んでエスクレド選手が優勝しました。後方をけん制しながら車間を空けるなど、エスクレド選手はまさに「競輪」選手のようでした。これでエスクレド選手は小倉に続いての優勝。外国人ポイントでもトップに立っています。

 広島の決勝戦はジェリンスキ選手(ポーランド)とビノクロフ選手の外国人連係に、菊池圭尚・山田敦也選手の若手北海道コンビが挑みました。菊池選手の必死の抵抗もあっさりとジェリンスキ選手がまくり、こちらもゴール前でビノクロフ選手が追い込んでの優勝でした。

 唯一外国人選手が優勝できなかったのが久留米でした。決勝戦にはブルガン選手(フランス)が唯一勝ち上がったのですが、2コーナーで加倉正義選手(福岡)の強烈なブロックが炸裂し失速。高谷雅彦選手(青森)が捲って優勝という結果になりました。

 さあ、いよいよ最終第4戦を迎えました。外国人ポイント争いの方は、エスクレド選手がトップで、マクリーン選手・ボス選手が続いています。一方、実力を発揮しきれていない外国人選手たちも、競輪に慣れ最後の「ひと稼ぎ」といくはずです。最終戦は松戸・立川・大垣競輪場で行われます。日本VS世界の最終決戦。ぜひ競輪場で、インターネットでお楽しみください!