第92回生徒"第2回登坂王決定戦"森川生徒が連続V!

配信日:2006年8月4日
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 梅雨明けした後もあまり夏らしい天気になることがなかった伊豆・修善寺、日本競輪学校周辺ですが、朝からすっきりと晴れた8月3日(木)、第2回登坂王決定戦が行われました。
 生徒たちに実科訓練により高いモチベーションで臨ませることを目的に、第91回生徒から実施してきたトーナメント形式による登坂訓練である"登坂王決定戦"もすっかり恒例となった感があります。
 記録会が終わり、帰省を翌週に控え、気温も湿度も高く、訓練への集中度が低くなりがちな時期ですが、勝敗が鮮明に表れるトーナメント形式ということで、生徒全員が「隣の生徒に負けてなるものか!」と競輪学校名物・心臓破りの坂に意欲的に立ち向かっていきました。
 午前中に予選3回戦のトライアルを行い、着位合計の少ない順に18名を選抜、午後に準決勝(6人×3個レース)を含む4回戦目、その後決勝(準決勝上位2名×3)を含む5回戦目、という順に実施しました。
 注目の決勝は前回2位の雪辱を期す、和田 圭生徒(宮城)がスタートから積極的に飛ばし逃げ切り……かと思われたゴール寸前、猛追してきた前回覇者の森川大輔生徒(岐阜)が交わし、連覇を達成しました。

写真A(ゴ-ル前) 写真B(発走前)
 
【決勝競走結果】
1着 森川 大輔(岐阜)
2着 和田 圭(宮城)
3着 柴田 洋輔(東京)
4着 日当 泰之(青森)
5着 関谷 哲平(滋賀)
6着 小原 将通(大分)
写真C(いざ!)
 
 さて、第92回生徒は8月8日(火)の終業式後、故郷へと帰省します。競輪学校での管理された生活からは解放されますが、生徒たちに羽を伸ばしている暇はありません。帰校後には「組対抗自転車競技大会」と称し、タイムトライアル系から中距離系までの種目によるトラック競技大会が控えていますし、9月からはいよいよ競走訓練も始まる予定です。この帰省中に故郷の空気を吸い、故郷の水を飲み、英気を養うとともに、慣れ親しんだ環境で思う存分に練習し、元気な姿で伊豆に戻ってきてほしいものですね。
 次回は8月末に「組対抗自転車競技大会」の模様をお伝えする予定です。それまで第92回生徒関連のニュース配信はお休みさせていただきますが、これからも第92回生徒の動向にご注目ください。

写真D(森川生徒) 優勝生徒コメント
【第1位 (2連覇)】
森川 大輔(生徒番号10・岐阜・19歳)
「完全優勝だった前回と違い、今回は予選で2着、準決でも2着を取ってしまい、コンディションに不安がありましたが、決勝は集中して臨み、優勝することができました。競走訓練では先行して逃げ切れるように、今後は持久力をつけていくことが課題です。もっともっと練習して強くなりたいです。」
 
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