11月9日(木)、昨日の予選に続いて第92回生徒第1回トーナメントの準決勝・決勝が行われ、全生徒が固唾を飲んで見守る白熱したレースの末、古川尚耶生徒(栃木)が優勝しました。競走訓練で鋭いまくり、追い込みを武器に活躍している古川生徒は今日の決勝でも最終周回バックからまくりを放ち、他を大きく引き離してゴールしました。自分の持ち味を最大限に生かした競走での嬉しい勝利となりました。
なお、栃木勢のトーナメント制覇は松岡慶彦(74回生)以来12年ぶりです。
表彰式
決勝競走展開
山田-柴田-牛山-樫山-梶原-寺田-喜納-川上-古川の順で周回を重ねる。樫山が上昇して先頭員を交わし主導権取りをうかがうが、最後方まで引いた牛山が打鐘発進。うまくついていった川上-古川を引き連れて先行、グングン速度を上げて4番手以下を引き離して最終ホームを通過。最終バック、さすがにスピードの落ち始めた牛山の3番手から満を持してまくりを放った古川が2着に4車身差をつける圧勝、その2着には梶原、3着には梶原マークの寺田が入った。
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優勝した古川 尚耶生徒(栃木・21歳)のコメント |
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「体育祭で膝を痛めてしまい記録会では結果がでませんでした。トーナメント初日の1回戦で1着が取れて、流れが良いのでいけるかなとは思っていました。決勝は強い人ばかりなのでどこまで通用するか、とにかく自力で行こうと思っていました。すんなり3番手をとれて最終バックから自力で仕掛け、4コーナーに入って伸びたので勝ったと思いました。最近は競走訓練にも慣れてきて動けるようになってきました。もともと地脚系なので、デビューしてからは山崎芳仁選手(福島・88期)を目標に、先行で勝てる選手になりたいです。」 |
古川尚耶生徒の担任である加藤栄一教官(愛知・52期・引退)のコメント |
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「よく頑張ったと思います。うちの班は行事等ではいつも最下位争いをしていましたが、目立たないところで頑張る生徒が多いので何とか報われないかな…という気持ちを持っていました。トーナメントという場で日頃の努力の成果が表れて本当に良かったと思います。」 |
2着の梶原 恵介生徒(大分・24歳)のコメント |
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「九州地区が4人(樫山・梶原・寺田・喜納)決勝に乗っていたので、連携するつもりでした。樫山を先頭に中団を取ってまくっていくのが作戦だったのですが、先行した牛山さんが強くて離されてしまい、焦って最終バック過ぎから自分で仕掛けましたが届きませんでした。展開次第では優勝できる自信はあったので悔しいです。」 |
3着の寺田 信彦生徒(大分・20歳)のコメント |
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「牛山さんに出切られて『やられた』と思いました。最終周回の2センターから全力で踏みましたが、前と予想以上に距離があいていて届きませんでした。優勝を狙っていたので悔しいです。」 |
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