第92回生徒の参加実習が千葉競輪場で行われました!

配信日:2006年11月24日
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 11月20日(月)から22日(水)までの3日間、千葉競輪場で第92回生徒の参加実習が行われました。
 参加実習は、受付や検車などの競輪参加時の様々な手続きを実地体験すること、また生徒達の中には500m走路を走った経験のない者も少なくないため、500m走路における競走の習熟を目的として行います。参加実習の期間中は、選手が競輪に参加する際と同様に選手宿舎に宿泊し、宿舎での生活のあり方についても学びます。
 生徒達は学科の授業で勉強はしているものの、実際に競輪参加時の手続きやレース出走前後の流れを体験して、より理解が深まったようです。また、慣れない500m走路での競走訓練で初めは戸惑っている生徒も見受けられましたが、3日間でだいぶ走り方を覚えたようです。
 今年も昨年に引き続いて千葉競輪場をお借りし、千葉市や南関東自転車競技会をはじめ、多くの方々のご協力のもと参加実習を行うことができました。生徒達にとっては、競輪が多くの人に支えられていることを知るいい機会となったことでしょう。

写真(競走訓練)
写真(検車風景)

 
参加生徒コメント
生徒会長 舟元 権造(大阪・23歳)
写真(舟元生徒)
 今回の参加実習では検車や身体検査など様々な手続きを学びました。前検日の参加手続きについては教科書で学んでいましたが、自分で実際に体験してとても勉強になり、まさに百聞は一見にしかずということわざ通りだと思いました。また、現在競輪学校では400m走路が改修中で使用できないため、333m走路で競走訓練を行っているのですが、それに比較すると500m走路がとても広く感じ、また競走での仕掛けどころが全く違うため、学ぶことが多くありました。
 参加実習を通じて、多くの関係者やファンの方々に支えられて競輪選手になろうとしているのだということを改めて実感し、身の引き締まる思いがします。この場をお借りして今回の参加実習にご協力を頂きました施行者ならびに南関東自転車競技会の方々に厚くお礼申し上げます。