日本競輪学校第93回生徒入学式が行われました

配信日:2006年11月28日
2006年11月ニュース一覧に戻る
 
 日本競輪学校(校長 関根一正)第93回生徒の入学式が、本日午前11時から静岡県伊豆市にある同校講堂で行われましたのでお知らせします。

  今回から2期制となった他、適性入校者数の増員、年齢制限の上限を撤廃するなど入学試験制度が変更となり、世界で活躍した98長野五輪ショートトラック500m金メダリストの西谷 岳文(大阪)、06トリノ五輪スピードスケート日本代表の今井裕介(茨城)、02ソルトレイク五輪スピードスケート日本代表の羽石国臣(栃木)ら73名が決意を新たに入学しました。

 列席者は、入学する73名とそれを見守る父母100名と在校生の第92回生徒75名。来賓として大城伸彦(伊豆市長)小林盾夫(自転車競技会全国協議会会長)などのご出席をいただくとともに、本会からは副会長の深澤亘が出席しました。

  関根校長の式辞、来賓祝辞、在校生を代表して舟元権造生徒(大阪)の歓迎の辞に続き、新入生を代表して羽石国臣(栃木)が誓いの言葉を述べて終了しました。

  なお、今回入学を予定していました04アテネ五輪陸上競技400ハードル日本代表である吉澤賢(千葉)、原口賢一(長野)の2名については、怪我により入学を辞退しておりますが、怪我の回復状況により次回第94回生徒として入学する場合があることを申し添えます。

 また、本校の教育期間は1年でありますが、今回生から教育期間中において優秀であると認められる者については6ヶ月程度で卒業させる早期卒業制度を導入します。


入学式風景
誓いの言葉
入学式風景
誓いの言葉

 
五輪日本代表経験3生徒のコメント
羽石国臣(栃木・31歳)2002ソルトレイク五輪スピードスケート日本代表
羽石国臣
「入学したばかりで期待と不安が入り混じっています。自転車のことや競輪のことなど、まだ知らないことがたくさんありますので、競輪学校で一から学びたいと思っています。競輪学校でもデビューしてからも、狙える記録は貪欲に狙って右肩上がりで頑張っていきたいです。競輪学校での厳しい生活に一日でも早く慣れて、訓練に積極的に取り組んでいきたいと思います。」
今井裕介(茨城・29歳)2006トリノ五輪スピードスケート日本代表
今井裕介
「生活が厳しいのでまずは早く慣れたいです。競輪のことはあまり知らないので競輪に関する知識や技術を修得し、デビューした時に胸を張って走れるようになりたいです。デビューしてからはなるべく早くS級に上がって、S級1班で将来長く現役を続けていけるよう頑張ります。」
西谷岳文(大阪・27歳)1998長野五輪ショートトラック500m金メダリスト
西谷岳文
「無事に入学の日を迎えられたことはうれしいです。こうやっていろいろ取材を受けたりして注目されている自覚もありますし、しっかりやっていかなければならないと改めて感じています。もちろん自分としてもただ入学して卒業するだけでは満足できません。他の生徒より自転車に乗っている時間が少ないので、周りの生徒と同じことを同じようにこなすだけでなく、人一倍自転車にまたがる時間を多くしていきたいと思います。プレッシャーはありますが、強い競輪選手になれるよう精進していきます。」
 
第93回生徒の主な行事予定
項 目
実施予定(一部実施済み)期間

適性入学者基本教育期間

9月20日~9月27日(実施済み)

入学式
冬季休業日
第1回記録会
第2回記録会
春季休業日
第3回記録会
第1回トーナメント競走
夏季休業日
第4回記録会
第2回トーナメント競走
選手資格検定
卒業記念レース
卒業式

11月28日
12月23日~1月4日
2月19日~2月20日
3月26日~3月27日
4月28日~5月6日
6月18日~6月19日
6月20日~6月21日
8月18日~9月2日
9月10日~9月11日
9月12日~9月13日
10月2日~10月5日
10月23日~10月24日
10月26日