第92回生徒 第1回準トーナメント、小原将通生徒(大分)が優勝!

配信日:2006年12月20日
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 12月19日(火)~20日(水)、日本競輪学校333mピストにおいて第92回生徒第1回準トーナメントが行われ、小原将通(大分)生徒が無傷の勝ち上がりで優勝しました。
 今回の準トーナメントは3回戦制。19日(火)午前にオール予選競走(7個レース)の第1回戦、同午後に準決勝競走3個レースを含む第2回戦、そして20日(水)の午後に決勝競走を含む第3回戦が行われました。
 勝ち上がりは、予選競走の3着までの21名に4着者の中から抽選した6名を加えた27名が準決勝競走へ、準決勝競走の3着までの9名が決勝に進出、というものでした。
 現在の在校1位である柴田洋輔生徒(東京)や、特別選抜入校で準決勝競走を打鐘からの先行逃げ切りで押し切った牛山貴広生徒(長野)の走りが注目されましたが、鋭い捲り2連発で勝ち上がった小原生徒が上がり一番時計で完全優勝しました。


決勝競走展開

 西本-矢島-小原-盛田-樫山-鷲田-安部-柴田-牛山の順で周回を重ねる。赤板で西本が先頭員を交わして出ようとしたところをすかさず盛田が叩いて先行。最終周回第2コーナーから樫山・矢島の捲り合いとなるが矢島が制し、そのままゴール…かと思われたが、後方から集団を巧みにすり抜けてきた小原が勢いそのままに追い込んで1着。矢島は惜しい2着、大外から捲り追い込むも届かなかった柴田が3着。
いざ発走 決勝競走


優勝した小原 将通生徒(大分・19歳)のコメント
小原生徒
「優勝できてうれしいです。いい位置が取れたのでゴール前は全力で踏むだけでした。中団を取ってバックから捲っていく作戦でしたが、前が混み合っていたので自分のタイミングでは行けなかったのが少し残念です。昨日から緊張してあまり眠れませんでしたが、こういう緊張感を体験できたことはいい経験になったと思います。今後の競走訓練ではもっと自分の脚を使って勝負をし、勝ち星を増やしていきたいです。」

2着の矢島 一弥生徒(群馬・21歳)のコメント
矢島生徒
「スタートから前々で行こうと考えていました。いいタイミングで捲りを打てたと思いましたが、最後の粘りが足りなかったです。ゴール前でもう一度踏みなおせれば…。
悔しいですね。今までは捲りを中心にしてきましたが、今後はスピードと末足をつけて先行で頑張っていきたいです。」

3着の柴田 洋輔生徒(東京・20歳)のコメント
柴田生徒
「打鐘過ぎからカマシ先行で行こうと考えていましたが、決勝のメンバーはみんな自力で来るので難しかったです。最終周回のバックから捲っていったのですが矢島生徒に合わされてしまい、それならと直線勝負に切り替えたのが敗因です。そのまま全力で踏んでいればと思うと悔しいです。追込みで勝っても嬉しくないので、次回の第2回トーナメントと卒業記念レースは自力を使って優勝したいです。」
 
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