自転車競技の情報をドイツからヨーロッパの風に乗せ日本に送るデュッセルドルフ通信。今回はワールドカップ第2戦モスクワ大会のお話。

　昨年もモスクワを訪れている特派員。その時は笑顔のないロシア人にとんでもない運転マナー、さらには黄色い水が出てくるホテルなど散々な目にあってしまいました。今回も到着早々入国管理官と珍問答。珍しくテンション下がり気味でしたが、日本人ホテルに宿泊、さらに日本のTVクルーという心強い味方を得てテンション急上昇！取材にも熱が入ります。

　大会の前に訪れたのが、オリンピック専門学校。オリンピック出場を目指して若きスポーツエリートたちが切磋琢磨しています。日本との環境との違いに驚きの連続です。

　前検日の会場に移動した特派員は、日本チームと同じ練習時間だったオランダチームに取材開始。なんと彼らはアジア大会の結果もしっかりとチェックしていたのでした。「ワタナベ（一成）」「（北津留）ツバサ」などの名前も登場。アジアの選手でもしっかりと力を把握する。彼らの強さの秘密の一端が見えた気がします。

　そして大会ではテオ･ボスが200mタイムトライアルの世界新記録を更新します。記録を狙うテオ・ボスはある秘策に出ることに。果たしてその秘策とは･･･!?

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