1月17日(水)、第93回生徒の“第1回登坂王決定戦”が行われました。競輪選手の誰もが競輪学校の苦しい思い出として振り返る登坂走路。全長280mのうち80mある登坂部の最大傾斜は30%とまさに圧巻です。生徒たちは合図と同時にスタートし、200mの平坦部で加速をつけ、登坂を一気に駆け登ります。
予選は3回戦のトライアルで行われ、着位上位者18人が準決勝(3個レース)に進出し、決勝は6名に絞られました。
【決勝競走結果】
1着 西谷 岳文(大阪)
2着 川村 哲也(静岡)
3着 羽石 国臣(栃木)
4着 武田 憲祐(神奈川)
5着 阿部 兼士(福岡)
失格 水谷 好宏(滋賀)
決勝はスタートと同時に水谷生徒と西谷生徒が飛び出し、他の4人に差をつけての一騎打ち。序盤からわずかにリードしていた水谷生徒がそのまま先頭でゴールし、西谷生徒が続きました。優勝かと思われた水谷生徒でしたがフライングの判定で失格となり、西谷生徒が繰り上がって優勝に輝きました。奇しくも今日は西谷生徒の28歳の誕生日。登坂王決定戦での優勝は西谷生徒にとってささやかなプレゼントとなったようです。
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