自転車競技の情報をドイツからヨーロッパの風に乗せ日本に送るデュッセルドルフ通信。今回はワールドカップ・ロサンゼルス大会のお話。

　今回の会場はあのベッカムが移籍することになった「ロサンゼルス・ギャラクシー」の本拠地の隣にある、ADTイベントセンター。よっぽど盛り上がっているのかと思いきや、スタジアムには歓迎の垂れ幕1つありません。特派員が会場にいたお客さんに「ベッカムが来るねぇ」と話を向けると、「あんまり関係ねぇな。それよりも日本の競輪は賞金がいいんだって?選手は何人いるの?」と逆に質問されてしまう始末。会場に来るような自転車ファンには、ベッカムよりも競輪のほうが興味があるようですね。

　今回から日本自転車競技の総監督に就任したフレデリック・マニエ監督。その船出となる大事な一戦です。マニエ監督の指導法は、アテネ五輪のゲーリー・ウエスト監督とは異なるもの。二人の比較は大変興味深いお話です。

　また、早速及川裕奨選手が1kmタイムトライアルで銅メダルを獲得と結果を出しました。銅メダルを手土産に強烈アピールする及川選手は必見です！

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