第92回生徒 第2回トーナメント優勝は牛山貴広生徒!

配信日:2007年3月2日
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表彰式
表彰式の模様(牛山生徒は9番車)
 
 3月1日(木)、昨日の予選に続いて第92回生徒第2回トーナメントの準決勝・決勝が行われました。決勝では今回生暫定1位の柴田生徒や、差し足鋭い三谷生徒らライバル達を相手に、牛山生徒(長野・25歳)が優勝しました。
牛山生徒は2月1日(木)に行われた第2回準トーナメントでも優勝していますが、今回は持ち味の強地脚を最大限に活かした先行逃げ切りでの勝利であり、その嬉しさは格別だったようです。前回のトーナメント終了後、「卒業記念レースまでには先行で勝てるようになる」とコメントし、今回その通りに仕上げてきた有言実行の牛山生徒の走りに今後もご注目下さい。
 
選手入場
ゴールの瞬間!
選手入場
ゴールの瞬間!
 
 須藤-寺田-柴田-三谷-梶原-鷲田-牛山-盛田-馬場の順で周回を重ねる。
赤板で梶原-鷲田が上昇、打鐘で梶原がイン切り、それをさらに鷲田がイン切りして様子をうかがっていたところ、残り1周のホーム手前で牛山が意表をついたカマシ先行。マークしていた盛田以外は離れ気味で追走する形となり、牛山-盛田…鷲田-寺田-柴田-三谷-梶原-須藤-馬場の順で最終バックを通過。牛山のかかりは素晴らしく、ゴール前もしっかり踏み直して押し切りV。終始好位置をキープしたものの、一歩及ばなかった盛田が2着。3着には寺田。現時点での在校順位1位で完全優勝が期待された柴田は5着、同じく2位の三谷は4着に終わった。
 
優勝した牛山生徒(長野・25歳)のコメント
優勝した牛山生徒(長野・25歳)

「最初は赤板ぐらいから上昇して押さえ先行の形に持っていこうと思っていましたが、何人かに先に行かれてしまったので、『1周ならもつかもしれない』と思って最終ホームからのカマシに切り替えました。走っている中で瞬時に作戦を切り替えられたのが勝因ですね。後ろから盛田生徒が迫ってくる気配を感じていたのでドキドキしました。自転車に乗り始めた頃は徐々に強くなれればいいと思っていましたが、毎日自分なりにいろいろ研究しながら頑張っているうちにここまでくることができました。百戦錬磨のプロ相手にどれだけやれるか分かりませんが、7月のデビューが楽しみになってきました。」
牛山生徒
 
 
2着の盛田生徒(北海道・22歳)のコメント
2着の盛田生徒(北海道・22歳)

「先行しようと思っていたのですが、展開のあやで牛山さんの後ろを走る形になってしまいました。牛山さんがカマしていったときに一瞬躊躇してしまって、遅れて追走することになってしまい、直線では脚が一杯の状態でした。差せるかなとも思ったんですが、牛山さんの粘りのほうが一枚上手でした。悔しいです。卒業記念レースでは最低でも決勝戦に乗りたいです。卒業記念レースの決勝ともなれば着はもちろん気にはなるでしょうが、負けてもいいから自力の競走で見せ場を作って力を出し切れれば、と思っています。」
盛田生徒
 
 
3着の寺田生徒(大分・21歳)のコメント
3着の寺田生徒(大分・21歳)

「牛山さんが先行することは読めていたので、中団を取って捲るつもりだったのですが、鷲田君の動きに気を取られて牛山さんのカマシに反応が遅れてしまいました。反応できていれば捲り切れたと思うので残念です。卒記での優勝を目標にして頑張ります!」
寺田生徒
 
 
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