第91回生ルーキーチャンピオンレース展望
配信日:2007年3月8日
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次世代スターの登竜門「第91回生ルーキーチャンピオンレース・若鷲賞」が平成19年3月11日(日)玉野開設56周年記念競輪(GIII)第2日目・11レースで行われます。強物揃いの91回生頂点の座を賭け、フレッシュで白熱した一発勝負が展開されます。果たして未来のスター候補として名乗りを挙げるのはどの選手でしょうか!?
個性溢れるメンバーが揃い優勝争いは混戦模様!
金澤竜二選手
優勝候補の本命は福島の
金澤竜二
だろう。競輪学校時代には武田豊樹以来6人目となるゴールデンキャップを獲得。デビュー後はスピード満点の先行力を武器に優勝を連発、1月熊本FIで通算6度目の優勝を飾るなど、今年に入って、その力はさらに「進化」している。
柴崎淳選手
その金澤と互角の力を持つのが三重の
柴崎淳
。永井清史、北津留翼らと同じWCCの出身者でもあり、競輪学校には特別選抜で入学。切れ味抜群の快速捲りでデビュー後も勝ち星量産中の逸材だ。
伊原克彦選手
肥後公允選手
近畿からは福井の
伊原克彦
と奈良の
肥後公允
が出場する。ともに徹底先行で好成績を収めており、踏み直しが効くのは魅力的。連係すれば、強力な機動力ラインを形成できるだろう。
藤澤明弘選手
中四国から唯一の出場となるのが
藤澤明弘
。優勝こそ1回だが、得意の捲りは破壊力満点だ。ただし、今年に入ってからは優出がなく、コンディション面には不安が残る。
桑原亮選手
藤野孝彦選手
九州地区は福岡の
桑原亮
、佐賀の
藤野孝彦
が出場。桑原は果敢派ではないものの、得意の捲りに持ち込めば一発の魅力は十分。また、元々、追い込み志向の藤野はデビューから先行・捲りを中心に2Vを残し、在校1位、卒期チャンプの名に恥じない成績で期待に応えている。
神山拓弥選手
栃木の
神山拓弥
は従兄の神山雄一郎に師事しており、従兄譲りのレースセンスの良さが光っている。優勝は1回だが、積極的な先行策は他地区の先行型にとっても脅威に映っているだろう。
菅田壱道選手
宮城の
菅田壱道
は優勝はないが、先行と捲りを上手く使い分けた柔軟なスタイルで安定した成績を残す。同じ北日本でもある「金澤の番手」をすんなり回ることができれば、チャンスは十分だ。
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