第93回生徒 第2回記録会が行われました。

配信日:2007年3月29日
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 3月26日(月)と27日(火)の2日間、第93回生徒の第2回記録会が行われました。スピード・パワーを養う「パワー期」を経た今回の記録会では全体的に短距離種目での好タイムが続出しました。また、日増しに春の気配が高まり暖かくなってきたことも、生徒が訓練の成果を最大限に発揮する土台となったようです。
  200mFDでは羽石国臣生徒(栃木)が11秒08の好タイムで1位。400mFDでは今井裕介生徒(茨城)が22秒42で前回の記録会に続いて1位となるなど、スピードスケート出身の生徒の活躍が光りました。
 
200mFD
3,000mTT
200mFD
3,000mTT
 
各種目1位の生徒のコメント
【200mFD:11秒08】
羽石 国臣(生徒番号1・栃木・32歳)
 「フレームを替えて3ヶ月になりますが、ようやく自転車も身体になじんできました。ベストタイムで種目別1位が取れて嬉しいです。次回はゴールデンキャップを狙っていきますよ。まもなく競走訓練も始まりますが、日頃の訓練で脚力を強化するだけでなく、競走訓練で経験を積み、レース勘を磨いていきたいです。」
羽石生徒
【400mFD:22秒42】
今井 裕介(生徒番号57・茨城・29歳)
 「タイムがでて良かったです。今回の記録会は、ゴールデンキャップを目標にしてきましたが、1,000mがあまり良くなかったです。ここまでの4ヶ月間は、競輪学校の生活に慣れることで精一杯で、自分を見つめなおすことができなかったです。これからは競走訓練も始まるので、競輪に対して自分の気持ちが向いていくようにしたいです。デビュー後は、なるべく早くS級にあがって、お世話になっている武田豊樹選手と同じ舞台で風を切って走れるように頑張ります。」
今井生徒
【1,000mT.T.:1分08秒80】
川島 歩人(生徒番号65・宮崎・19歳)
 「あくまでも先の記録会へ向けてのステップアップという気持ちで臨んだからか、緊張せず大変リラックスして走れたのが良かったと思います。入校してから様々な情報が得られ、今まで自分に足りない部分を意識して鍛えた効果が現れたのかもしれません。これからパワーを身につけて苦手のスプリントを克服し、ゴールデンキャップを狙いたいと思います。」
川島生徒
【3,000mT.T.:3分52秒33】
芳野  匠(生徒番号24・愛媛・22歳)
「風が強かったですが、気にならず自分のペースで走ることができました。今の目標は体力づくりで、タイムを出す練習をしていなかったので、1位が獲れてとてもうれしいです。もがき中心の練習が多かったので、記録会前はゆっくり自転車に乗りフォームを意識するとともに、苦手なトップスピードを上げる練習をしました。今の自分に満足せず、自分で工夫しながら1つ1つステップアップしていきたいと思います。」
芳野生徒
↑全記録