回生対抗登坂トーナメント競走 優勝は武田憲祐生徒!!

配信日:2007年4月6日
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表彰式
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92回生の壮行会 決勝ゴール前のもがき合い
92回生の壮行会
決勝ゴール前のもがき合い
 
 4月6日(金)、第92回生徒と第93回生徒対抗の登坂トーナメント競走が行われました。毎回大変な盛り上がりを見せ、今や日本競輪学校の訓練の一大イベントとなった登坂トーナメント競走ですが、今回は回生対抗!各回生から今までの登坂トーナメントの成績優秀者それぞれ24名を選抜し、個人と総合でそれぞれ優勝を争いました。
 予選(6人×8個レース)1位~3位の計24名が準々決勝(6人×4個レース)に勝ち上がり、準々決勝の1位~3位の計12名が準決勝(6人×2個レース)に進む勝ち上がりで行われ、決勝は以下の6名に絞られました。
 
決勝競走結果
1着 【93回生】武田 憲祐(神奈川)
2着 【93回生】水谷 好宏(滋賀)
3着 【93回生】西谷 岳文(大阪)
4着 【92回生】西本 直大(大阪)
5着 【92回生】宮本 龍一(福岡)
6着 【93回生】中園 朋亨(福岡)
 
 訓練を終え登坂走路に集まった両回生徒が6名を見守る中、決勝は号砲から93回生の武田生徒と水谷生徒が飛び出し、それを西谷生徒が追うという、先週に行われた93回生の「第2回登坂王決定戦」を再現する展開になりました。前回は登坂部分で水谷生徒に差され優勝を逃した武田生徒でしたが、今回は水谷生徒の追随を許さず、逃げ切っての優勝を手にしました。同じ年の同じ日に生まれた二人は今日が誕生日。ワンツーを決めての嬉しい結果となりました。
 
回生対抗登坂トーナメント競走 生徒コメント
武田生徒 第1位
武田 憲祐(93回生・神奈川・24歳)

「先輩回生と登坂トーナメントを戦うということで、すごく刺激を受けました。楽しんで自転車に乗ろうと意識したことが、優勝という良い結果につながったと思います。決勝では、1着を獲ろうと集中していて、ゴールした瞬間『勝った!』と思ったので自然とガッツポーズが出てしまいました。ダッシュが持ち味なので、これからも訓練で鍛えていきます。競走訓練では、先行中心の組み立てで1着を狙いたいです。そしてデビュー後は強い先行選手になって、今までお世話になった先輩選手たちの前を走りたいと思います。」
 
 
水谷生徒 第2位
水谷 好宏(93回生・滋賀・24歳)

「前回(93回生第2回登坂トーナメント競走)と同じ形になったのですが、武田生徒のスタートが抜群で、最後は差せませんでした。熱があって予選は苦しかったのですが、準決勝を迎える頃には楽になってきていたので、身体の調子は良かったです。回生対抗のトーナメントは刺激になってとても楽しかったです。競走訓練も本格化してきますので、持ち味のダッシュを鍛えつつ、地脚をさらに強化して頑張っていきたいです。」
 
 
西谷生徒 第3位
西谷 岳文(93回生・大阪・28歳)

「先手を取れればよかったのですが、スタートのタイミングが難しくて・・・。最初は3、4番手で行き、坂の手前から徐々にペースを上げてゴール前で捲るという作戦で、イメージ通りには走れました。今日の競走で、スタートのタイミングという課題が見つかったので、今後練習を重ねていきます。1位の武田生徒と2位の水谷生徒には、前回の登坂に引き続き2連敗なので、次回はこの2人に絶対勝ちたいですね。」
 
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