2007年国際競輪レース共同記者会見

配信日:2007年5月31日
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 本日、東京都文京区のフォーシーズンホテル椿山荘において、報道陣約150名を集め「2007年国際競輪レース共同記者会見」を行いましたので、その模様をお伝えします。

 競輪学校での約2週間の訓練を受けた9名の外国人選手、そして日本人選手の代表として、長塚智広、井上昌己、佐藤友和、後閑信一選手の4名が会見に臨みました。

 初めに選手登録証が下重会長より外国人選手に一人ずつ手渡されました。来日した9名全員が選手資格検定に合格し、昨日選手登録を済ませました。



   
選手登録証の交付
マニエ監督も訪れました


   
   
会見に臨んだ13人の選手達
後閑選手とボス選手でがっちり握手


テオ・ボス(オランダ)
「みんな強いので難しいが全部のレースに勝ちたい。去年より今年のほうが調子が良いし、良い成績を残せると思う。」
クレイグ・マクリーン(イギリス)
「昨年の総合優勝のように今年も良い成績が取れれば良いが、当面の目標はワールドグランプリ出場です。ボスに限らずみんな強いが、まずは自分の先行力を見て欲しいです。」
ホセ・アントニオ・エスクレド(スペイン)
「3回目の国際競輪で日本にも大分慣れたと思う。世界選のときは調整ミスもあってあまり良い成績ではなかったが、今はもう大丈夫。去年よりももっと勝ちたい。」
ミカエル・ブルガン(フランス)
「去年初めて国際競輪に参加して、考えていた以上に日本人選手が強いことは分かった。今年も全力を尽くして頑張って、最後のステージまで勝ち進みたい。」
シュテファン・ニムケ(ドイツ)
「(持続力があるとの評価に)自分も先行タイプの選手であると思っている。競輪はあまり経験がなく難しい競技だが、ラインの研究をしたり、色々勉強して今後に活かしていきたい。」
アンドレイ・ビノクロフ(ウクライナ)
「日本の競輪にも大分慣れたが、少し難しいところもまだある。やはり、戦法・戦術を考えるのがとても難しいです。もちろん国際競輪では沢山勝ってグランプリで優勝したい。」
ベン・カーステン(オーストラリア)
「今まで1000mTTを主に戦ってきたが、この競輪の挑戦も頑張っていきたい。自分ではスプリント力も持久力もあるタイプの選手であると思うし、日本の競輪にも向いていると思う。(日本語で)『一番になりたいです』。」
ダミアン・ジェリンスキ(ポーランド)
「まずは去年より一つでも多く勝ちたい。去年は何もかも初めてで学ぶことも多かったが、今年も『先行』で頑張ります、自分は『まくり』よりも向いていると思っています。」
テーン・ムルダー(オランダ)
「何しろ初めての国際競輪挑戦ですが、一昨年の2005年にはインターナショナルケイリンでも優勝しているし、日本でも頑張りたい。同僚のボスは良い友人だし、いつも一緒にいられるのは自分にとってもプラスになっている。『先行』で頑張り、ワールドグランプリに乗りたいです。」
長塚(茨城)・井上(長崎)・佐藤(岩手)・後閑(群馬)

長塚選手
「ここは日本ですから、日本代表としては負けられません。(勝負は)隣りの井上に任せます(笑)。」

井上選手
「(外国人選手が先行勝負を口にしていますがとの問いに)僕は中団が欲しいタイプですから。(先行は)その形ができれば。」

佐藤選手
「今回来日した選手とは初めてですが、2年前の国際競輪ではヌグ選手に勝ったことがあるんです。外国人選手はたしかに強いですが、何とか頭を使って頑張りたい。」

後閑選手
「国際競輪は過去には優勝させてもらったこともあります。競輪はタイムだけの勝負じゃないところを見せたいと思います。ワールドグランプリも絶対負けられません。」


 



LOVE9も応援に


 今回来日した選手は、世界チャンピオンのテオ・ボス以外にも実力は十分。初参戦の3選手がどのようなレースを見せてくれるかにも注目です。第1戦6月7日の広島・久留米、8日からの京王閣競輪を皮切りに、全国の競輪場で全15戦が行われます。そして何といっても最終戦、今年からその場をサマーナイトフェスティバルに移して行われる頂上決戦「ワールドグランプリ」の栄冠を手にするのは果たして誰になるのでしょうか。「ケイリン世界競演」を競輪場 で、そしてインターネットでお楽しみください。「KEIRIN.JP」では、国際競輪の情報を随時お伝えします!