日本競輪学校 第93回生 卒業記念レース 第1日目レポート

配信日:2007年10月16日
2007年10月ニュース一覧に戻る
 
羽石国臣生徒による選手宣誓
羽石国臣生徒
による選手宣誓
 本日の93回生卒業記念レース初日は午前中に予選1が7レース、日本競輪学校選抜レース1レースが行われ、午後から予選2が8レース行われました。その結果、明日の準決勝戦に進出する27選手が決定しました。この中から93回生の卒業記念レースチャンピオンが誕生するわけです。その中には、話題のスケートからの転向組、西谷岳文生徒・今井裕介生徒はしっかり残っています。その今井生徒は、なんと在校1位。西谷生徒は在校5位と好成績を残しての進出です。頑張って欲しいですね。本日は日本競輪学校・大池新次校長が訓辞を述べ、その後、羽石生徒による選手宣誓がなされました。

 こんにちは、KEIRINマガジンの若生です。
 明日の卒業記念レースに是非お越しになって、来年1月からデビューする新星たちを見に来てくださいね。

 それでは本日のレースの中から、日本競輪学校選抜レースをダイジェストでお知らせします。

 
 周回は、上野真吾、宮島聖悟、今井裕介、西谷岳文、谷田泰平、佐藤清之、水谷好宏、大谷靖茂、武田憲祐で進み、青板バックで水谷生徒が上昇、誘導員の後ろまで上がる。それに合わせて、今井生徒も先頭に。打鐘で水谷生徒が誘導員を追い越し先頭に出たが、最終ホームで大谷生徒が先行態勢に。最終バック前では水谷生徒の番手から、まず大谷生徒が抜けだし、その後ろの今井生徒が抜けだし、そして更に後ろの上野生徒が追い込んで1着。2着には宮島生徒、3着に西谷生徒が入線しました。
周回
周回
青板過ぎ2センター
青板過ぎ2センター
赤板
赤板
打鐘前
打鐘前
最終ホーム
最終ホーム
最終バック
最終バック
ゴール
ゴール
 
在校成績順共同インタビュー
今井裕介生徒在校1位・今井裕介生徒
「学校に入った時に何か名前を残したいなと思っていたので、それができて嬉しいです。武田(豊樹)さんには『1年間、ケガをせずに頑張ってこい』と言われました」
三谷政史生徒在校2位・三谷政史生徒
「父(三谷典正)を見て、物心ついた時から選手になりたいと思いました。1年間良く頑張ったと思います。父には『自分なりに頑張ってこい』と言われました」
谷田泰平生徒在校3位・谷田泰平生徒
「大学を出て実業団でやっていたのですが、陸上以外にも違うことに挑戦してみたいという思いがあり、更に競輪の年齢制限が撤廃されるという話があったので、チャレンジしました。在校3位は、在校成績を狙っていたというよりも、自分の力を試せるかということを考えてやっていました。目標選手にあげている山田裕仁選手は、同じ岐阜の先輩でもありますし、陸上からの適性出身でもある点からですね」
山口慎吾生徒在校4位・山口慎吾生徒
「高校に入った時から競輪選手を考えていました。自力で勝てていないので、自力で勝てるように頑張りたいです」
西谷岳文生徒在校5位・西谷岳文生徒
「(大阪出身ですけど、)スケートを引退をした時に、競輪の年齢制限が撤廃されて、それに挑戦するために自分でトレーニングしていたんですが、縁で松本整さんに相談したのが京都に行ったきっかけですね。部屋でテレビを見ている時に、このレースの中で走っていけるのかなって力が足りないなって思いましたし、でも戦っていきたいなというのはあるので、もっともっと力をつけていかなければいけないと思います。スケートという全く違う競技ですけども、(長野五輪で)金メダルを獲っているので、それに恥じないようにしたいと思います」
栗田貴徳生徒在校6位・栗田貴徳生徒
「テレビで競輪を見た時に、スピードに憧れて、競輪選手になりたいなと思いました。高校は愛好会で自転車に乗っていました。師匠(伊藤豊明選手)には、学校1年間がどうこうとかじゃなく、『選手になるんだから、生活、自転車整備の面などしっかりしろ』と言われました。デビュー後は先行、捲りで頑張りたいです」
廣島和彦生徒在校7位・廣島和彦生徒
「アマチュアで自転車を続けていたんですけど、早稲田大学を卒業して海外に行ってみたい、自転車ならヨーロッパだと思い、コネクションを探す意味でも国内でロードレースを走って、そこからスペインに行く道が開けました。最初は自転車なんか嫌いだと思ったんですけど、大学に行き、色んな人に出会ったりして、自転車が好きになりました。26歳の時にスペインに行っても自分にはムリだなと思い、帰ってサラリーマンをしていました。地元に帰って職を探している時に93回生から年齢制限が撤廃され、そこで初めて競輪選手を目指しました。自分もサラリーマンをしていたので、ファンの方にハッピーになってもらえるような選手になりたいです」
北村信明生徒在校8位・北村信明生徒
「高校の中盤くらいから選手を目指しました。青井(賢治)さんの師匠が自転車屋さんをやっていて、そこでお世話になっていたので、高校を卒業した時にその自転車屋さんに紹介してもらいました。ふるさとダービーで小倉(竜二)さんが勝ったレースをテレビで見ていて、かっこいいと思いました。まだまだ、皆に追いついてないとは思いますが、デビューしてからは先行で頑張ります」
大谷靖茂生徒在校9位・大谷靖茂生徒
「高校までは北海道で、愛知に就職して3年間くらい勤めたんですけど、そこで競輪を知りました。自分の母が21歳で亡くなり、好きにできるって言ったらおかしいですけど、それで昔からスポーツ選手に憧れていて、それで選手を目指しました。1年間を振り返ると選手としても人間としても成長できたかなと思います」
近藤悠人生徒在校10位・近藤悠人生徒
「高校1年の時から選手になろうと意識していました。師匠(内村豪選手)には『1年間ケガだけはしてくるな』と、『競走の雰囲気を味わってこい』と言われました。デビューしてからは先行で頑張りたいです」
 
第93回生徒 卒業記念レース 準決勝進出生徒
氏名
府県
氏名
府県
氏名
府県

山口 慎吾

北海道

上野 真吾

神奈川

片岡 迪之

岡山

相馬 竹伸

青森

武田 憲祐

神奈川

連佛 康浩

岡山

石川 恭規

福島

大谷 靖茂

愛知

内村 竜也

山口

小林 彰夫

福島

谷田 泰平

岐阜

栗田 貴徳

愛媛

今井 裕介

茨城

水谷 好宏

滋賀

芳野  匠

愛媛

齋藤 昌太

栃木

小谷  実

京都

阿部 兼士

福岡

宮島 聖悟

長野

西谷 岳文

京都

豊岡 哲生

佐賀

佐藤 清之

千葉

山田 久徳

京都

園田 鉄兵

熊本

田中 勝仁

千葉

椎木尾 拓哉

和歌山

近藤 悠人

鹿児島


↑ページTOPへ