日本競輪学校第94回生卒業記念レースを制したのは東京の鈴木雄一朗生徒でした。
91回生の藤野孝彦(佐賀)以来となる在校1位の卒記チャンピオンに輝きました。
大学のケイリンチャンピオンとして名を馳せる鈴木生徒、52勝という圧倒的な成績で在校1位を獲得し、卒業記念もきっちり優勝して締め括りました。
こんにちは、KEIRINマガジンの佐々木です。今日は途中、雹が降るハプニングがありましたが、そのほかは終日、春を感じさせる気持ちよい天気となりました。
午前中に準決勝が行われ、午後、勝ち上がった9生徒により卒業記念レースが行われました。
卒業記念レースは94期ナンバーワンを決めるレースだけあって、白熱のひとこと。激しい先行争いもあり、各生徒が力を出し切った素晴らしいレースとなりました。
それにしても勝った鈴木生徒は強かったですね。冷静な判断でゴール前、はかったかのように1着ゴールした「勝利への嗅覚」は相当のものです。
94回生は今年7月から各地でデビューします。チャレンジレースでの奮闘を期待しましょう!
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表彰式 |
表彰台 |
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決勝ダイジェスト
周回は鈴木雄一朗、脇本雄太、岩本純、岩本俊介、不破将登、柴田祐也、坂本貴史、阿部大樹、岡光良。
赤板前から岩本俊が上昇して前をうかがい打鐘で先行態勢に入るが、外から阿部大樹も主導権を狙って両者のモガキ合いに発展。
最終ホーム過ぎには岩本俊が阿部を振り切るも、1センターから中団6番手の坂本が捲り発進。
スピード良く前団を捲るかに思われたが、岩本俊の後位から不破が合わせて出て行き、坂本と並走。
4コーナーで坂本は失速し、不破が先頭に立つが、最終バックから外を踏んだ鈴木がゴール前に不破を捕えて1着。2着は不破、3着は最後方から捲った脇本。
坂本は4着に終わった。 |
周回 |
赤板 |
打鐘 |
最終ホーム |
最終バック |
ゴール |
胴上げ |
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