第一回「自転車スプリントGP『トリックスター』in 丸の内」の結果について

配信日:2008年5月18日
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 丸の内の路上に300mに渡る自転車走路が出現!
 第一回「自転車スプリントGP『トリックスター』in 丸の内」
 延べ6000人の観客が見守るなか、初代優勝者は長塚智広選手!!

 財団法人JKAならびに、財団法人日本自転車普及協会は、東京丸の内に位置する「丸の内仲通り」において、第一回「自転車スプリントGP『トリックスター』in 丸の内」を2008年5月18日(日)12:00~13:45に開催いたしました。

 延べ6000人の観客が見守るなか、8名の自転車競技トップアスリートが競い合い、決勝は永井清史選手と長塚智広選手のともに北京五輪日本代表選手同士の対決になりました。
 接戦になりながらも、アテネ五輪銀メダリストの長塚智広選手が見事、初代チャンピオンに輝き、準優勝は永井清史選手という結果になりました。


以下、選手コメント。
 
長塚選手
  北京五輪まで残り3ヶ月ということで、食事制限などストレスのたまる時期だったが、今日走ってみて、優勝することができ、とても気持ちよくいいストレス発散の機会になった。
  ヨーロッパでは、自転車競技はメジャースポーツで、よくこのようなイベントが行われていると聞いている。こういう機会を通じて、自転車をもっと、特に若い人に見てもらいたい。人間がどこまで早いスピードを出せるか、というスポーツとしての魅力を感じて欲しい。
  最近は自転車がブームになっているし、自転車は「エコ」の代名詞でもあるので、皆さんもどんどん自転車に関心を持って頂ければと思います。
  五輪は3回目になるので、ぜひ前回のアテネ五輪、銀メダル以上の活躍をしたいと思います。

永井選手
  自転車競技を間近で見たことがある人は少ないと思うので、そのような人たちの前で自転車競技のスピード感や魅力を伝えることができたので、非常に良かったと思う。
  8月の北京五輪では前回のアテネ五輪の悔しさを力にしたい。現在、監督から与えられた練習メニューをこなし、準備は順調です。今回のイベントを通じて、自転車競技を知って頂いた方にも、ぜひ北京五輪の応援、宜しくお願いします。

西谷選手
  最初はこのような場所で走るということに不安もあったが、実際に走ってみたら非常に盛り上がり、沿道からたくさんの声援もいただけたので、参加して良かったと思う。

山口選手
  このようなおしゃれな場所で、よく公道で許可がとれたなと思います。
  オリンピックもぜひ応援して頂いて、さらに競輪場にも足を運んで頂ければと思います。

東矢選手(アマチュア唯一参加)
  今回、長塚選手と一緒に走ることができて、非常にいい経験になりました。ぜひアマチュア自転車競技にも注目頂ければと思います