-まずは、競輪学校時代を振り返っていかがですか?
「成績は特に気にしてなかったので、とりあえず卒業できて良かったと思います」
-デビュー間近となりましたが、現在の練習内容を教えて下さい。
「街道に行ったり、バンクに行ったりして、その日その日でメニューを決めることなく、やりたいことを練習していますね。練習グループは、自分のところは道場みたいなものではないので、八戸(競技場)のメンバーみんなが集まってやっている感じですね。もちろん、父(坂本
勉)とも一緒に練習してますよ」
-坂本勉選手からデビューに向けてアドバイスは?
「別に特に何も言われてないですね。自分もそれを気負いにしないで、自分の持てる力を出し切れば、良い競走が出来ると思っています。そういった競走が出来るようになることを目指し練習しています」
-目標の選手像は?
「まだそういったものはないです。でも、ファンのみなさんの車券に絡めるような選手になりたいです。だから、具体的な目標も今は特にないです。とりあえず競輪選手としてしっかりと大成できるように頑張りたいです」
-特別昇班も意識しない?
「一生懸命練習して力を付けていけば、そういうことも自然に出てくると思うので、今は練習をしっかりやることだけを考えています」
-デビューに備えて、今の課題は?
「ダッシュ力とトップスピードを上げることですね。まだまだ足りないです」
-最後に読者に一言お願いします。
「デビューしたら、ファンのみなさんの車券に貢献できるよう一生懸命頑張りますので、応援の方よろしくお願いします」
 
-7月のデビューが間近になりましたが、今の心境は?
「そうですね、まだ何とも言えないんですけど、順調に練習をやっているので、まずは頑張りたいですね」
-競輪学校時代は、圧倒的な成績で在校1位と卒記チャンプの2冠に輝きましたね。
「今振り返ってみれば、学校時代は良くやったかなと思いますね。卒記チャンプも最後だったので、(2冠は)狙っていましたしね」
-では、デビューに向けての今の練習内容は?
「午前中は街道に行って、午後からは師匠(高橋大作・83期)や同門同期と練習しています。京王閣競輪場は若手が多いので、みんなでデビューに向けて集中して練習できているので、内容は濃いと思います」
-克服したい課題は?
「なかなか競輪学校では抑え先行がさせてもらえず、できなかったので、今はそういう感じで、抑え先行の練習をやっています」
-目標としている選手を教えて下さい。
「(日本大学・自転車部の)先輩でもある小嶋敬二選手(石川・74期)です。小嶋選手は、捲りでも先行でもすごいパワー溢れる方なので、それを目指して頑張りたいです」
-最後に、読者にメッセージをお願いします。
「在校1位と卒記チャンピオンとしての名に恥じないような走りをデビューしてからはしたいと思います」
-プレッシャーは?
「かなりプレッシャーはありますが(笑)、頑張りますので、ぜひ応援よろしくお願いします!」
 
-いよいよ7月のデビューが近づいてきましたね。
「そうですね。ちょっと不安もありますが、練習もやることはやっていると思いますので、師匠(森下太志・61期)の言うことをしっかり聞いて、頑張りたいと思います」
-師匠のアドバイスとは?
「どこでどうすれば良いのかということをアドバイスしてくれるので、道がちゃんと出来ている感じなんですよね。最近では、『自分でも工夫して、考えてやれ』ともアドバイスされています」
-今の練習メニューは?
「乗り込みが主ですね。あとは街道で海老根(恵太・86期)さんや藤田(大輔・91期)君と一緒に練習をして、それから師匠に呼ばれて、バンクでバイクを使ったスピード練習ですね。練習は厳しいですけど、まだまだ慣れないといけない練習量の範囲だと思いますね」
-デビュー後はどんな選手を目指したいですか?
「先行で主導権を取って、逃げ切る選手になりたいと思います。そのためにも、自転車のスタミナとともに、身体のスタミナが課題です。練習で辛くなってきた時に、辛いけども練習をやらなくてはならないという意味でのスタミナです。もっと練習に慣れていかないといけませんからね」
-現時点での目標は?
「とりあえずS級に上がって、藤田君や海老根さん、そして師匠の前を走りたいです」
-最後に、読者にメッセージをお願いします。
「全部のレースで、全ての力を出し切るレースをやっていこうと思いますので、応援よろしくお願いします」
 
-デビューを目前に控えて、いかがですか?
「ちょっと不安の方が大きいかもしれません。自分が周りの人と練習していても、『お前なら絶対に逃げ切れる』と言われるんですよ。でも、その当たり前のようなプレッシャーが起こっているので、それに打ち勝つ練習をしています」
-具体的にはどんな練習を?
「今は88期の鷲田佳史さんと一緒に練習しています。家が一番近いので、鷲田さんのところで練習させてもらっているんですけど、もう少し余裕が出来てきたら、話し合って市田(佳寿浩・76期)さんのところに入って練習していくつもりです。練習内容は、基本は早朝のモガキがメインですね。あとはバイクを使った練習を中心にやっています」
-デビューした後、目指すのはどんな選手ですか?
「自分の理想は、小嶋敬二(石川・74期)選手です。自力で勝てる選手になりたいですね」
-そのためにも、今はどこを鍛えている感じですか?
「まずは体重を増やして、競輪向きの身体にしたいと思っています。まずはそこからです。身長のわりに体重が72㎏なので、増やしてから競輪向きの筋肉も付けていきたいと思います。土台を作るために練習しているので、頑張らないといけませんね」
-最後にファンにメッセージをお願いします。
「当たり前ですけれど、一生懸命やっていきたいと思います。デビューしてからも先行一本でいきたいと思いますし、先行で打ち勝っていくレースをしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
 
-先行回数は在校2位でしたが、競輪学校時代の成績を振り返ってみて、いかがですか?
「目標としては先行して10勝ということだったんですけど、結果的に8勝しかできなくて悔いが残る部分はあるんですけど、全体的には先行を貫け通せたので良かったです」
-デビューが目前に迫りました。
「でも、ここは通過点だと思うので、1戦目から挑戦するつもりで自分のレースをして勢いつけて行きたいと思います。もちろん、徹底先行です」
-先行型として自分の脚質はどう分析してますか?
「スプリンターなんですけど、これからどんどん練習してもっと長い距離を踏めるようになりたいと思います」
-では、今の練習仲間と練習内容を教えて下さい。
「今は大阪の阪奈グループで、奈良競輪場を使って練習しています。メンバーは師匠の前田新さん(68期)や郡山(久二・55期)さんが中心ですね。内容はモガキ中心で、一本一本集中して練習できていると思います。他にも関西CSCや京都の村上義弘さんのところに練習しに行ったりもしています」
-どんな選手を目指したいですか?
「近畿を代表するような大きな先行選手になりたいと思います」
-読者にメッセージをお願いします。
「最初から挑戦する気持ちで頑張るのでよろしくお願いします」
-それにしても、在校時代から、同期からライバル視されることが多かったですよね。
「そうですね。でも、それはとても光栄です(笑)。僕も負けん気だけは持って頑張りたいと思います」
 
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