1. |
実施目的 |
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1982年から始まった国際競輪レースは、自転車競技を通して国際交流を図り、併せて競輪のスポーツ性を高揚することを目的として、諸々の変遷を経ながら2007年まで実施されてきた。
その歩みの中で自転車競技としての「ケイリン」が2000年のシドニー五輪から正式種目として導入され、2008年の北京五輪では永井清史選手による銅メダル獲得が達成されるなど、競輪の国際的な知名度、注目度の向上及び競技力の向上に一定の貢献を果たしてきたと言える。
しかし一方、実施期間が1ヵ月程度に限られ、ファンが外国人選手に馴染みを持った頃には国際競輪レースが終了してしまう問題点を指摘されてきたところである。
ついては、これまでよりも長期間に渡る外国人選手の出走を可能とする「短期登録制度」を導入することとし、よりファンへの浸透度を深め、また更なる競技力の向上及び競輪の活性化に寄与するものとしたい。
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2. |
選手の人数等について |
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1年あたり5名程度を新たに登録する。 |
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3. |
選出基準 |
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自転車競技の国際大会で優秀な成績を収め、(財)JKAが認めた者 |
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4. |
2009年度来日予定者(別紙資料参照) |
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・シェーン・パーキンス (オーストラリア、S2) 初来日 |
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・マシュー・クランプトン (イギリス、S2) 〃 |
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・ロス・エドガー (イギリス、S2) 来日3回目(2004,2008) |
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・ジョサイア・ヌグ (マレーシア、S2) 〃 (2005,2006) |
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・テーン・ムルダー (オランダ、S2) 〃 (2007、2008) |
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5. |
登録期間 |
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2年とする。 |
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6. |
出場期間 |
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4月から9月の6ヶ月間とし、期間内において必ず3ヶ月以上滞在するものとする。 |
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7. |
あっせん |
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短期登録選手があっせんされるのはFIとする。 あっせんは原則月2回または3回とし、2~3名の選手を同開催にあっせんする。 |
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8. |
短期登録選手に対する講習及び資格検定について |
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講習は日本競輪学校において4月に2週間程度実施し、その際に行う資格検定に合格した者を(財)JKAは短期登録選手として認定する。
なお、本制度により2回目以上の来日となる選手に対する講習は、日本競輪学校において同時期に1週間程度適宜行う。 |
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9. |
自転車について |
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日本人選手と同様に自転車、部品とも(財)JKAが登録、認定したものを使用する。 |
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10. |
級班 |
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S級2班とする
※KEIRIN.JP等において、当面の間システム上外国人選手はS1の取扱いとなっておりますが、正しくはS2となります。ご了承下さい。 |
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11. |
競走得点 |
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通常の日本人選手と同様に付与するが、級班審査の対象とはしない。 |
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12. |
違反行為等に対する制裁 |
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失格30,000円、重注10,000円、走注5,000円の違反金を徴収し、違反点は付与しない。
あっせん停止、あっせんをしない処置、あっせん保留については該当する失格行為、非違行為等が
あった場合、日本人選手と同様の制裁を行う |
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13. |
通訳 |
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外国人選手は競輪参加の際、必ず(財)JKAが認めた通訳を帯同させるものとする。 |
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14. |
登録府県、期別 |
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システム等の便宜上「外国」「999期」とする。 |
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15. |
21年度のスケジュール(予定) |
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4月14日 来日、講習開始 |
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4月24日 講習終了 |
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4月末 出場開始 |
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(出場期間終了の選手は随時帰国) |
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9月末 全選手帰国 |
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16. |
その他 |
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来日に係る渡航費、日本国内での滞在費等は全て選手の自己負担とする。 |
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17. |
21年4月のあっせん予定 |
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4月26日(日)~28日(火) 松戸競輪(FI、ナイター) |
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○ シェーン・パーキンス、ロス・エドガー、テーン・ムルダー |
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※マシュー・クランプトン、ジョサイア・ヌグ両選手のあっせんは5月上旬からとなる見込み |
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