第97回生徒 第2回トーナメント優勝は井上 嵩生徒!

配信日:2009年9月7日
2009年9月ニュース一覧に戻る
 
喜びのガッツポーズ
喜びのガッツポーズ
 
 9月4日(金)、昨日の予選・準決勝に続いて第97回生徒第2回トーナメントの決勝が行われました。白熱した競走の結果、井上嵩生徒(東京)が優勝しました。
 競輪学校の訓練も、いよいよ卒業に向けて仕上げの時期に入ってきました。ますます脚力を磨き、日々努力を重ねる第97回生徒に温かいご声援を宜しくお願い致します。

決勝競走展開
 高橋―井上―藤野―根本―松岡―平原―川又―塩田―中井の順で周回を重ねる。第4周回4コーナー過ぎ、先頭員が退避後、平原が打鐘まで先頭に立つ。打鐘後、すかさず中井が外から踏み上げ、そのままHを取った。最終周回1コーナーから井上が仕掛け、BSで鮮やかに中井を捲り切ると、そのままゴールまで駆け抜け優勝を決める。在校成績1位の力を見せつけた。2着と3着には、井上に続いた藤野と根本が入った。
 
発走直前
発走直前
発走!
発走!
 
優勝生徒
井上 嵩生徒
 井上 嵩(東京・20歳)
 第1回のトーナメント決勝で失敗してしまったので、今回勝てたことはとてもうれしいです。このレースに向けて特別な練習はしていませんでしたが、帰省中に競走形式の練習をたくさんすることが出来たので、競走の脚はついていると思います。まだまだ競走中、内に詰まったとき焦ってしまう等改善すべき点があるので、その点を改善しつつ、強みであるダッシュ力・スピードを活かして今後の競走訓練は先行中心でやっていきたいと思います。もちろん卒記レースは全勝を目指していきます。デビュー後は最短での特班・特昇をし、目標である柴田洋輔選手のような誰が見ても強いと思われる選手になりたいです。
 
2着の生徒
藤野 貴章生徒
 藤野 貴章(佐賀・21歳)
 2位はうれしい反面、後ろにつきっぱなしになってしまったのが残念です。脚が足りないということです。この前落車してあまり練習出来ていなかったのですが、記録会が1日延期になり調整ができたのでコンディションはベストでした。自分の強みは地足で粘りはありますが、課題としてはダッシュ力になります。卒記に向けてはダッシュ・スピードを中心にウエイトトレーニングを行いたいと思います。師匠からは在校1位を目指せと言われましたが、3位なので卒記では優勝を狙いたいです。デビュー後は特班できるように頑張ります。
 
3着の生徒
根本 哲吏生徒
 根本 哲吏(秋田・23歳)
 決勝に乗ることを目標にしていたので、準決は緊張しましたが、決勝はリラックスして臨めました。展開ではS取りをし、残り1周で行こうと思いましたが、井上君に行かれてしまい、3番手に切り替え3コーナーで追い込もうとしましたが、力及びませんでした。コンディションは絶好調ではありませんでしたが、悪くはありませんでした。卒記の目標は、決勝に乗って優勝することです。スピードをつけ、レースでは先行する展開にもっていきたいです。
 

競走結果(準決勝・決勝)>>
全着順一覧>>


↑上に戻る