日本競輪学校 第97回生 卒業記念レース 第1日目レポート

配信日:2009年10月13日
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生徒宣誓
生徒宣誓

97期生が、1年間の学校生活を終え、いよいよ卒業を迎えます。その前に行われるビッグイベントが卒業記念レースです。
本日から明日の二日間に渡って97回生の卒業記念レースが修善寺にある日本競輪学校において行われています。
その初日の本日は、午前中に予選7レース、特別選抜予選1レース、午後から予選2の8レースが行われ、明日の準決勝進出選手が決定しました。
明日は、さらに決勝戦が行われ、97回生の卒業記念チャンピオンが決定します。
代々名前の残る卒業記念チャンピオンにどの生徒が名前を連ねるのでしょうか?

今から楽しみな一戦となりそうですよ!

皆さん応援よろしくお願いします。

生徒宣誓
佐竹昇生徒が生徒を代表し、宣誓しました。

本日行われた97期特別選抜レースダイジェストです。

周回は、齋藤一茂、井上嵩、松岡篤哉、山村慮太、佐方良行、工藤文彦、久木原洋、中井太祐、鈴木謙二。レースは残り3周青板過ぎに、まず久木原が動き上昇。前を抑えると、打鐘で強引に先行。しかし、後方に居た工藤が、強引に叩くと、そのまま先行。しかし、その後方に久木原が収まり、最終2コーナーで捲りを放つが、更に久木原の後ろの井上が最終3コーナーで捲って出るとその後ろに居た松岡がゴールで差して1着。2着井上、3着佐方となった。

周回中
周回中
残り2周前2センター
残り2周前2センター
残り2周ホーム
残り2周ホーム
打鐘前2コーナー
打鐘前2コーナー
打鐘
打鐘
最終ホーム
最終ホーム
最終バック
最終バック
ゴール
ゴール
 

インタビュー

井上嵩生徒在校1位:井上嵩(東京・20歳)
「高校時代はサッカーをやっていたんですけど、サッカーはチームスポーツですけど、自分の中にチームスポーツに対して矛盾を感じていて、個人スポーツの方が向いているのではないかと思ったんです。父の知り合いの競輪選手を紹介してもらって、競輪選手を目指しました。師匠(守谷三津雄・引退40期)に入校前から在校1位は狙ってこいと言われていたし、自分も狙っていたので、取れて嬉しいです。目標は柴田洋輔(92期)選手です。先行しても強いし、練習でも強いんで。最終的な目標は、先行してグランプリを獲れるような選手になりたいです」
藤原亮太生徒在校2位:藤原亮太(岡山・21歳)
「小さい頃に父に競輪場に連れていかれて、競輪を見てからずっと競輪選手になりたいと思っていました。在校1位を狙っていたので、2位は悔しいですね。目標選手は、同県の石丸寛之(76期)さんのように、捲りも強いし、先行でも強い選手になりたいです」
藤野貴章生徒在校3位:藤野貴章(佐賀・21歳)
「父(義高・52期)のレースを見て憧れてです。そして、兄(孝彦・91期)の自転車競技を見てきて、競輪選手なろうと思いました。勝ちに徹して1位を狙ってこいと言われていたので、(3位は)悔しいです。明日、卒記チャンピオンを狙いたいですね。兄もとっているし、兄と同じスタートラインに立ちたいので頑張りたいと思います。卒業したら捲りでも先行でも勝てる選手になりたいです」
松岡篤哉生徒在校4位:松岡篤哉(岐阜・27歳)
「周りに陸上から転向した先輩の話を聞いて、僕も競輪に転向して頑張りたいなと思いました。山田裕仁(61期)さんを紹介してもらったんですけど、山田さんは弟子を取らないということで、山口富生さんを山田さんに紹介していただいて、弟子入りしました。師匠からは、先行捲りで10勝以上、1kmTTで1分7秒を出してこいと言われたんですけど、競走に関しては最後は先行で着に残れましたし、いい形で締めくくれたと思います。卒業したら、高校の陸上部の先輩でもある山田さんのように先行でタイトルが獲れるような選手になりたいです」
近藤寛央生徒在校5位:近藤寛央(東京・22歳)
「小学校の時に競輪のテレビで見て、すごいな、かっこいいなと思って、自分も選手になりたいと思いました。競走訓練に関しては1着を目指して、追い込みマークが多くなってしまったんですが、在校5位は自分では出来すぎかなと思います。目標は、自在なオールラウンダーになりたいです」
佐方良行生徒 在校6位:佐方良行(熊本・28歳)
「子供の頃からなりたかったんですけど、一旦あきらめていたんですけど、競輪学校が年齢撤廃されたとき、そこでもう一度競輪選手を目指そうと思いました。目標は西川親幸(57期)さんです。西川さんとは同じジムだったんですけど、すごく自分を追い込んでやっていて、自分もアグレッシブにやりたいなと思いました。卒業したら、自在でどこからでもいける選手になりたいです」
近藤夏樹生徒在校7位:近藤夏樹(千葉・22歳)
「選手を目指そうと思ったのは高校3年の時に、兄(隆司・90期)の頑張る姿を見て魅力的だったので、僕も目指そうと思いました。兄からは、目標をもって考えて走ってこいと言われていました。千葉の大先輩・滝澤正光先生のようになりたいです」
柳詰正宏生徒在校8位:柳詰正宏(福岡・22歳)
「高校の自転車部に入った時から、競輪選手になろうと思っていました。先行捲りで、上で勝てるような選手になりたいです」
根本哲吏生徒在校9位:根本哲吏(秋田・23歳)
「地元の国体に出るために大学に入ったんですけど、競輪選手を意識したのは大学に入った時です。自分はスピードは足りないけど、人より歴は長いので、追い込み捲りで勝てるだろうと思ってました。師匠の佐藤朋也(89期)のように先行で戦っていきたいと思います」
西岡拓朗生徒在校10位・適性1位:西岡拓朗(広島・25歳)
「BMXでオリンピックを目指していたんですが、その時に中野浩一さんの番組に出させてもらって、競輪の話を聞いたんです。それで、オリンピックに出られなそうな時に、その話を思い出して、競輪選手を目指しました。BMXの時は海外遠征に行くために大変で練習出来ない時もあったけど、学校は練習に専念出来て良かったです。自分は、何でも出来る選手になりたいです」
 
第97回生徒 卒業記念レース 準決勝進出生徒
氏名
府県
氏名
府県
氏名
府県
赤塚 悠人
山形
中井 太祐
奈良
飯田 裕次
福岡
松澤 敬輔
宮城
佐野 洋継
京都
荘田 竜斗
大分
齋藤 一茂
群馬
山村 慮太
大阪
利根 正明
大分
吉田 昌弘
埼玉
高田 大輔
和歌山
黒木 光
大分
近藤 寛央
東京
藤原 亮太
岡山
江口 誉
大分
鈴木 謙二
東京
黒田 淳
岡山
藤野 貴章
佐賀
井上 嵩
東京
西岡 拓朗
広島
佐方 良行
熊本
柿澤 大貴
長野
木村 浩宣
香川
中本 匠栄
熊本
松岡 篤哉
岐阜
柳詰 正宏
福岡
田中 陽平
熊本

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