第99回生徒“第1回登坂王決定戦”は、魚屋 周成生徒(大分)が優勝!

配信日:2010年1月26日
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 1月25日(月)気温も低く強風が吹き荒れる天候の中、第99回生徒の“第1回登坂王決定戦”が行われました。競輪学校名物でもある苦しい訓練の舞台であるこの登坂走路、全長280mのうち登坂部80mの最大傾斜は何と30%。まさに目の前に立ちはだかる大きな「壁」です。生徒たちは発走合図と同時にスタートし、200mの平坦部で加速をつけ、一気に頂上のゴール目指して駆け上がります。
 予選は3回戦のトライアルで行われ、着位上位者18名が準決勝(3個レース)に進出し、勝ち抜いた上位2名ずつ計6名により決勝が行われました。

【決勝競走結果】
 1着 魚屋 周成 (大分・19歳)
 2着 福冨 哲也 (栃木・26歳)
 3着 坂本 修一 (岡山・22歳)
 4着 竹内 雄作 (岐阜・22歳)
 5着 里見 恒平 (千葉・33歳)
 6着 和田 真久留 (神奈川・18歳)
スタート前
スタート前
最後の“壁”
最後の“壁”
表彰
表彰
BEST3
※左から、福冨生徒、魚屋生徒、坂本生徒

第1回“登坂王決定戦”各生徒コメント
 
第1位
魚屋 周成 (大分・19歳)

 予選から1着が獲れたので今日は調子がいいと思っていました。決勝ではメンバーが強い人ばかりだったのでスタートは緊張しましたが、力まずスムーズに走れました。1着を獲れたことが最初は信じられなかったのですが、勝ててとてもうれしいです。自主練で登坂をイメージしてもがく練習等をしていたのでそれが活かせたのだと思います。
 周りにはライバルがたくさんいるので互いに競い合って互いに上を目指していきたいです。個人としては1000mでシングルのタイムを出して、卒記で優勝を狙っていきたいです。


第2位
福冨 哲也 (栃木・26歳)

 決勝に進めただけでも驚きでしたが、2位になれて嬉しいです。スタートが苦手なので、もう少し距離があれば1位の魚屋生徒をとらえることができたと思います。登坂には自主トレでよく来るのでスタートダッシュを克服して次こそは優勝したいです。これからも1日1日を大切に訓練に打ち込んでいきます。応援よろしくお願いします。


第3位
坂本 修一 (岡山・22歳)

 とても楽しんでレースすることができました。スタートが苦手なので集中していたら他のみんなと同じくらいのタイミングで出ることができました。少しでも上の着を狙って行きたいと思っていたので出し切ることができてよかったです。
 今後の競走訓練では常に先行を取れるようなレースをしていきたいです。

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