本日から明日の2日間にわたり98回生の卒業記念レースが静岡県・修善寺の日本競輪学校で行われています。
初日の今日は午前中に予選1回戦7レース、優秀な成績をおさめた9名による特別選抜予選1レース、午後からは予選2回戦8レースが行われ、明日の準決勝3レースに駒を進めた27名が決まりました。
明日は、午前中に準決勝と98回生徒個人紹介、午後には準決勝を勝ち上がった9名による卒業記念レース決勝が行われます。
名誉ある卒業記念チャンピオンに輝き98回生の頂点に立つのは果たして誰でしょうか。
明日は天気がやや心配ではありますが、生徒たちの熱い走りは変わりなし!
デビュー前から注目選手を見つけておくことも、競輪をよりいっそう楽しめる要素の1つです。
そのあたりにも注目して、生徒たちが一年間の学校生活の成果をいかんなく発揮する卒業記念2日目にも期待しましょう。
生徒宣誓
原清孝(福島・33歳)が生徒を代表して宣誓しました。
本日行われた98回生特別選抜レースダイジェストです。
周回は誘導以下、小玉拓真、角令央奈、松浦悠士、等々力久就、東矢昇太、箱田優樹、辻中国宏、飯山泰行、高橋明久で重ねていく。まず高橋が上昇を開始、飯山がそれを追う。
赤板で高橋が先頭に立つと、すぐさま飯山が交わして先行態勢に入って打鐘を迎える。すると今度は飯山の後位となった辻中が最終ホームで一気に叩いて先行。その辻中を追走した東矢が最終2センターで抜け出して押し切り1着。在校1位の東矢が巧みなレースで特別選抜も制した。2着は東矢追走の箱田が、3着に角が入線した。
●1着の東矢昇太生徒のコメント
「前々とって、そのままホームから先行したかったんですけどね。でも予想以上に入ってしまったし、前が辻中だったから、落ち着いて付いていきました。どちらかというと作戦は組まずに流れで走る方が得意なんですよ。在校1位でも先輩たちに『先行してこい、捲りや追い込みでは(デビューしてから)通用しない』と言われていたので、もう少し先行を増やしていきたかった。そこは悔しいところです。明日も頑張ります」 |