「女子選手による競輪競走」に関する記者会見の実施について

配信日:2011年2月25日
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 本日、京王プラザホテルに於いて、報道陣や関係者ら約200名が集まり、女子選手による競輪競走の愛称を「GIRL’S KEIRIN」とすることを発表するとともに、ロゴマークを発表しました。
 また、エキシビジョンレースとして行なわれているGIRL’S KEIRIN ~VENUS SERIES~season4 Kishiwada stage(最終ステージ)に出場する3名の記者会見が行われました。
 まず、下重暁子JKA会長の挨拶があり、そして愛称として「GIRL’S KEIRIN」決定に至った過程の説明し、ロゴマークの発表が行われました。
下重暁子JKA会長の挨拶
下重暁子JKA会長の挨拶
 
 それに引き続き、GIRL'S KEIRIN ~VENUS SERIES~season4 Kishiwada stage(最終ステージ)に出場する白井美早子、田中麻衣美、渡辺ゆかりの3選手が登壇し、最終戦への意気込みを語るとともに、同日行なわれた日本競輪学校入学試験の合格発表に対するそれぞれの抱負を語っていただきました。

 滝澤正光競輪学校長の女子選手の入試の総評、また女子競輪選手育成の抱負を語っていただきました。
 
白井美早子選手

「皆さんこんにちは、京都からきました。白井美早子です。
私は、昨年度ガールズケイリン3rdシリーズから競輪というものを走ってきましたが、本当に一年間待ちに待ったなという気持ちで、滝澤校長から合格通知を頂いた時は、本当に胸がいっぱいになりました。それと同時に今日からプロの道を一歩、踏み出したんだなという気持ちも湧いてきて、また、身が引き締まる思いでした。」
白井美早子選手
 
田中麻衣美選手

「みなさんこんにちは、新潟出身の田中麻衣美です。
私は、女子競輪が復活すると聞いて、ゼロからのスタートだったのですけど、一年間クラブスピリッツに所属して、強い選手と一緒に練習してここまでこれた事を、皆に凄く感謝しています。これから、競輪学校に入って、もっと強い選手になって女子競輪を盛り上げるとともに、男子の競輪も盛り上げていきたいと思います。」
田中麻衣美選手
 
渡辺ゆかり選手

「こんにちは山梨から参りました渡辺ゆかりと申します。
この日を心待ちにしておりましたので、先ほど合格を告げられまして、喜びも一入です。ロンドンオリンピックのトラック種目の改正によりまして、ケイリンという種目が、ロンドンから正式種目になると言う事で、是非競技の方でも、今までが続けてきましたアスリート魂を持ち続けながら、日本の競輪とそして競技のケイリンというものを二つ同時進行しながら、すこしでもアジアに近づき、そして世界へ自分の戦いのステージを移していきたいという強い思いで、この学校の入校を決めました。是非、今、一緒にいます二人の仲間、また今日合格を告げられました35名の仲間とともに、学校で強い選手を目指して、切磋琢磨しながら、良い汗を流していきたいなと思っています。」
渡辺ゆかり選手
 
滝澤正光日本競輪学校校長

「総合評価という事で一言述べさせていただきます。ここにいる3人もそうですが、特に上の方の上位で合格した方は、素晴らしい成績で、本当に未来の女子競輪の素晴らしさを感じさせてくれるような素晴らしい記録でした。上位と下位との差が少しあるので、この一年間でどれくらい差を縮めるというか、下位の方で合格した方々が、少しでも上位の方々に追い付いて一年間掛けて頑張ってやってくれればいいかなと感じて見ていました。
一次試験、二次試験を通してみて、彼女達は、まだ色々と決まっていない中で、全力でペダルを漕ぎ、一生懸命やっている姿をみて、私自身すごく感動いたしました。女性が自分の将来を見据えて頑張っている姿をみまして凄いなと思いまして、こういう姿が一年後、ファンの前でご披露出来れば、必ずやファンの方にもご納得いただけるような競輪競走をして、必ず盛り上がるのではないかと確信いたしました。
これから一年間、彼女達と一生懸命頑張っていきますので、暖かく見守っていただきまして、一年後の栄えあるデビューを皆さんとともに迎えたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。」
滝澤正光日本競輪学校校長
 
 
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