入学式レポート

 

 5月9日、日本競輪学校に男子101回生、女子1回生が入校しました。
 午前8時30分に受付開始。その前には、校門のところに生徒達が集合し時間になるまで待っていました。
 
 
 
 
 
 教官の号令のもとに、競輪学校に入り、これからの学校生活に必要な荷物を搬入し、まずは自転車の格納庫に荷物を置いて、受付を開始しました。
 
格納庫で部屋割りを確認する
 
受付開始
 
 
 
 
 その後、各自の荷物を、一年間住む事になる居室に搬入し、担任教官から諸注意をうけ、更にその後、着合わせ(一年間使用する衣服支給の際のサイズ合わせ)し、私服のスーツから一変、ジャージに着替えると、学校に入校した実感が湧いて来たようでした。
 
居室に私物を搬入する
 
教官から諸注意を受ける
 
着合わせ
 
再度教官から諸注意
 
 
 その後、昼食です。
 
 
 
 
 学校では色々な規則があり、食堂に入る時は、一礼し、手洗いとうがいをし、食事を配膳し、頂きます。
 
一礼とうがいをする
 
昼食中
 
 
 
 
 
 午後からは、入校に当たり様々な手続きの説明を受けたのち、実習室で工具と車輪を受け取り、格納庫に。そこで各自のピストレーサーを組み立てました。ちなみに男子は第2格納庫、女子が第1格納庫を使用しています。
 
 
 
 
 
 組み立てた後は、翌日行われる入学式の予行演習。ここからが学校本番といったところでしょうか。教官の厳しい声が飛び交い、普通の学校とは違う学校生活を生徒たちは体感したと思います。
 
入学式の予行演習
 
 
 
 
 そして、行動訓練。
 教官の号令に従い、気を付けの姿勢、休めの姿勢、前へ倣え等指導されていました。
 
 
各々の担当教官から注意事項の申し渡し
 
 
 
 
 5月10日、入学式の当日、生徒達は、諸注意を受けた後、いよいよ入学式へ。昨日とは打って変わって、制服姿で登場。
 
制服に着替えた後の諸注意
 
入学式前
 
 きりっとした姿は、スポーツマン、スポーツウーマンらしい凛々し感じがします。
 式が始まり、始めに参加者全員で東日本大震災の犠牲者の方々に黙祷を捧げ、国歌斉唱の後、学校長の訓辞、JKA会長、ご来賓の方々のご祝辞を頂き、生徒代表による誓いの言葉を元気よく述べました。
 
黙祷を捧げる 誓いの言葉
 
各先生の紹介です
 
 
 
 
 昼食後、松本勝明名誉教官が生徒達に競輪選手としての心得を教授、また滝澤正光学校長も、生徒としての心構えを教授し、生徒達に気合いを入れました。
 
松本先生の訓辞 滝澤学校長の訓辞
 
 やはり偉大な選手であった松本先生、滝澤校長の体験から来る話に、生徒達は真剣に聞き入っていたのが印象的でした。終了後、昨日より厳しい行動訓練が待っていました。
 
 
 
 
 厳しい教官の声が、単なるスポーツ選手ではないプロスポーツ選手として、己を律する事を求められていることをこれから更に認識する事になると思います。
 
行動訓練
 
 
 夕食前には、支給された車輪に、リムセメントを塗布する作業に取りかかりました。競技者として普段から慣れている者とそうでない者の差を見て取れましたが1年経った後は、全員、手早く作業が進んでいるのでしょうね。
 
車輪にタイヤを貼付ける為リムセメントを塗布する
 
 
 
 
 集合写真です。
 
男子集合写真
 
女子集合写真
 

<<戻る