第98回生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)レース展望 |
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配信日:2011年6月22日 |
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【ルーキーチャンピオン 6月25日(土) 9レース 高知競輪場】 | |||
春と秋の風物詩になりつつあるルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)だが、今回は高知競輪場で98回生のルーキーチャンピオンースが開催されることになった。 中心は増原正人だろう。昨年12月のレインボーカップチャレンジで3着入線し、98期で1・2班戦1番乗りを果たした。その1・2班戦でもコンスタントに勝ち星を重ね、優出経験もある。 競輪学校時代にこの増原を抑えて在校1位に輝いたのが東矢昇太。デビューから2ヶ月で練習中の事故により長期欠場を余儀なくされたが、今年から実戦復帰。万全に近い状態まで戻れば面白い存在だ。 勢いという点では飯山泰行か。昨年12月から今年1月にかけて3場所連続完全Vを達成し、98期2人目の特班を果たしている。1・2班戦初戦となった2月宇都宮では初日敗退も負け戦で連勝を飾るなど好調キープと見て良さそうだ。この飯山を含めて関東勢が4人揃っている。馬場和広と辻中国宏は積極性が売りの徹底先行タイプ。小峰烈は展開に応じた柔軟な攻めが持ち味と言えそうで、3者ともに特班には手が届いていないが、チャレンジでは中心的存在。とくに、馬場は7回もの優勝実績があり、特班組にも引けを取らない。 四国からは原田研太朗と河上泰範の2人が参戦。ともに、徹底先行というよりは、捲りで勝ち星を挙げる傾向がある。それだけに勝率も高く、直近4ヶ月(2月7日現在)で、原田が63%、河上が67%となっており、優勝回数は両者ともに5回。混戦になりやすいルーキーチャンピオンだけに、間隙を上手く突いてくる可能性も。 北日本から唯一の参戦となった箱田優樹だが、決勝で勝ち切れず優勝は2回(2月7日時点)。それでも、勝率は60%に迫る数字を残しており侮れないところ。 |
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増原 正人(広島) |
飯山 泰行(茨城) |
東矢 昇太(熊本) |
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河上 泰範(高知) |
小峰 烈(長野) |
原田研太朗(徳島) |
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馬場 和広(埼玉) |
辻中 国宏(東京) |
箱田 優樹(青森) |
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