震災復興に向けて第一歩を踏み出したいわき平競輪場が震災後、初めて開催を行いました。

配信日:2011年6月23日
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 いわき平競輪場では、2月25日以降、また、3月11日の震災後、初となる開催が6月20日から22日までの3日間ナイター開催で行われました。
震災後のいわき平競輪場では、全国から送られて来た震災復旧の支援物資の集配センターとなり、地域の方々の復興支援の場所となっていました。
6月20日からの開催を心待ちにしていた競輪ファンの方々には、本当に嬉しい開催の第一歩となりました。

 

 参加した選手等による、『がんばっぺいわき」に書き込まれた寄せ書き。
 
最終日には、中野浩一氏トークショーが行われ、ゲストの伏見俊昭選手と、場内を盛り上げていました。
女子1回生優勝の3組
 
 その開催でS級優勝を果たしたのが水谷好宏選手の優勝後のコメント。
「初日から体調も良かったですし、自転車も出ていたので、良い勝負出来るなと思っていました。(決勝は)地元が相手だったので、しっかり勝負しようと思っていました。決勝は前とって引いて、緩んだところ行きますというぐらいの感じで、こうしますという作戦という作戦はなかったです。前が取れなかったら後ろから攻めますという感じでした。
 S級で初めて優勝したのが函館ナイターで、自分自身、北日本の印象も良かったですし、今回来る時から楽しみにしていたので、気持ちも盛り上がっていたし、その気持ちが全部レースに出た結果だと思います。
 本場に来ていただいているお客さんも皆さん、笑顔で明るかったので、僕もほっとした部分もありましたし、(表彰式で)おめでとうと言っていただいたので嬉しかったです」
 
また、この開催に参加されていた坂本勉選手(青森57期)の引退発表が22日12レース発売中の中野浩一氏トークショーの中で、坂本選手ご本人の言葉で発表がありました。
「新聞等ではちょっと出ていました引退なんですけど、その話は、自分からは一切した覚えがないですが、今この場を借りまして、正式に今回で25年競輪生活をやって来ましたが、これで引退をさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。」
と発表されました。
 
25年間お疲れ様でした。
いわき平競輪場に駆けつけた八戸の選手達と。
 
 佐々木龍也選手も駆けつけた。
 
坂本選手ラストレース。
発走前、自転車に祈りを込める。
 
 6月22日第7レース 最終ホーム、先行する6番引地正人選手、番手9番佐藤愼太郎選手、3番手を走る1番坂本勉選手。
 
 番手から抜け出し1着ゴールの坂本選手。
 
 ウイニングラン。
 
 確定板。