第102回生徒 第4回記録会及び第3回トーナメント競走がおこなわれました。

配信日:2012年2月17日
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 2月13日(月)に200FD・1000TTを伊豆ベロドロームで、14(火)に400FD・2000TTを日本競輪学校の400pで計測する形で、女子第1回生徒(第102回生)にとって最後の記録会となる第4回記録会が行われました。一人一人が精一杯全力を尽くしていました。
 競輪学校の訓練も、3月の卒業に向け、いよいよ仕上げの段階に入ってきました。ますます脚力に磨きをかけ、日々努力・精進を重ねる女子第1回生徒(第102回生)に温かいご声援をよろしくお願い致します。

発走直前
発走直前
記録会風景
記録会風景
 
女子第1回生徒第4回記録会 各種目1位の生徒コメント

【200mFD:12秒02】
【1000mT.T.:1分14秒77】
【2,000mT.T.:2分48秒87】
中川 諒子(生徒番号4・新潟・27歳)

「気合は十分、体調もまずまずでした。今回の200mFDと1000mTTはドーム計測なのでJCF合宿で走っていた私はタイムを出さなければと思っていました。1000mTTは自己ベストで素直に嬉しいです。200mFDは目標の11秒台に届かず納得はしていません。2000mTTは不得意の種目だったので1番が獲れて良かったです。今後の課題としては、踏も直しのできる脚力とハイペース周回についていけるインターバルトレニングを重点的にして行きたいと思います。卒業記念レースではまず決勝に上がること、最終的には優勝を狙います。デビュー後は、多くのお客様が競輪場に来ていただけるようガールズケイリンを盛り上げていきたいです。」
中川諒子生徒

【400mFD:26秒35】
白井 美早子(生徒番号16・京都・24歳)

「冬帰省後から腰痛が続き、満足できるような自主トレーニングが出来ない中、1番を獲れて本当に嬉しいです。雨天で走行したわりには好タイムでした。前日、ドームでの200mFDと1000mTTは身体を作り上げきれずタイムが出なかったので、400mFDはトップを獲るつもりで走りました。結果1位になることが出来ました。学校での訓練も厳しいですが、卒業後の練習はもっときつくなると思います。それについていける体力をつけていきたいです。そして卒業記念レースでは見に来ていただいた方々の期待に恥じないレースをしたいです。」
白井美早子生徒
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 2月15日(水)、16日(木)予選2回戦と準決勝・決勝の計4回戦を実施した第102回生徒第3回トーナメントが4周競走で行われました。

第3回トーナメントレース展開

 号砲とともに7名の生徒が一斉に発走。スタートを取ったのは、⑥小林。番手に⑤山口が付け、以下⑦中村、②中山、①門脇、④重光、③中川の隊列で周回を重ねる。
 赤板周回に入り、④重光、番手の③中川が上昇。この④③後位に①門脇がつける。2Cを過ぎて先頭員が退避した後、④重光が踏み込み前段をかわすべく先行体制に入るが、⑥小林も引かず、内⑥小林、外④重光で並走となり最終周回へ。
 最終周回1Cを過ぎて④重光が後退し⑥小林がつっぱりきったが、最終バックで④重光番手の③中川がまくり、先頭で最終直線に入る。③中川の優勝かと思われたが、内側3番手に位置していた⑦中村が外に持ち出しゴール前強襲。判定は写真に持ち込まれた。
 写真判定の結果微差で③中川が残っており優勝!⑦中村は惜しくも2着。3着には①門脇が入った。
競走風景
競走風景
ゴール!
ゴール!
第102回生徒第3回トーナメント 生徒コメント
 
優勝生徒
中川 諒子(新潟・27歳)
「前日までの記録会で1000Mの自己ベストを出せましたし、2000Mもいいタイムでしたので、トーナメントもいいところには行けるのではと思っていました。過去の第1回、第2回のトーナメントでは先行にこだわった結果、準決勝を突破できなかったのですが、今回は準決勝で先行して3着に残り決勝にコマを進めることができたので、決勝戦では戦法にこだわらず勝ちに行きたいと思っていました。スタート争いで失敗して7番手になってしまい内心焦りましたが、先頭員退避のタイミングより前に自分で動こうと思っていた矢先に、前を走っていた重光生徒が外を踏み出していったため、そこを追走する形になり、後は自分のタイミングで捲りに行くだけでした。展開にも恵まれましたが結果を残すことができたので素直に嬉しいです。これからは先行でも勝てる脚力強化をさらに目指して頑張っていきたいです。」
 
2着の生徒
中村 由香里(東京・30歳)
「スタートで前を取りたかったのですが、結果3番手になってしまい、さらに先頭員退避のタイミングで外に3人、前に2人の状況になってしまい自分で踏み出すコースが全くなく焦りましたが、普段テレビで観ている男子選手の競走でも、最終4C過ぎから追い込んでの1着というシーンもよくあることだと思い、あきらめることなく最終4Cから無我夢中で追い込みました。結果1着には届かず、非常に悔しいですが、こんな展開でもあきらめずに踏み込めば可能性があると身をもって体験できたことは、自分にとっていい財産になったと思っています。これからも自分のテーマである日々成長を意識して頑張りたいと思います。」
 
3着の生徒
門脇 真由美(大阪・39歳)
「今回のトーナメントは流れが良く、決勝まで上がれてしかも3位を獲れて嬉しいです。でも内容は終始マークで終わり、自分で動いた展開がないので内容的には納得していません。今後は、踏み直しが出来るような地脚をつける練習をして行きたいです。そして卒業記念レースの目標は決勝レースで走ることです。デビュー後は今まで競輪に興味が無かった人も是非見たくなるような魅力的なレースが出来る選手になりたいです。」
BEST3
BEST3
※左から中村生徒、中川生徒、門脇生徒
競走結果(準決勝・決勝)>>
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