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5月14日(月)、第59回全日本プロ選手権自転車競技大会(トラック競技)がグリーンドーム前橋において開催されました。
選手宣誓は手島達矢選手
競技種目はスプリント、ケイリン、チームスプリント、1kmタイムトライアル、インディビジュアルパーシュート、チームパーシュート、エリミネーションの7種目が行われました。
またエキシビションとして、加瀬加奈子選手(新潟)が1kmタイムトライアル、ガールズケイリン選手によるガールズケイリン競走の「なでしこカップ」も行われました。
スプリントでは、岡山の河端朋之選手(岡山)が、200mFDで10秒147を出し、全プロ記録を更新しました。また、決勝まで勝ち上がり、決勝では、愛知の名スプリンター金子貴志選手と対戦し2本先取し優勝しました。2位は金子貴志選手、3位に雨谷一樹選手(栃木)です。
ケイリンでは、浅井康太選手(三重)が、変幻自在な競走で強さを発揮し見事優勝となっています。2位は松岡貴久選手(熊本)。3位は平原康多選手(埼玉)となっています。
チームスプリントは、中部地区(岐阜)松岡篤哉選手、竹内雄作選手、森川大輔選手が1分02秒230で優勝を飾り、2位には九州地区(福岡)小川勇介選手、北津留翼選手、柳詰正宏選手で1分02秒545、3位には中国地区(広島)前反祐一郎選手、大川龍二選手、大瀬戸潤一郎選手が1分02秒940を出し入賞しました。
1kmタイムトライアルでは、坂本貴史選手(青森)が1分05秒302を出し優勝。2位は1分05秒378で大森慶一選手(北海道)、3位には地元の矢口啓一郎選手(群馬)が1分05秒629で入賞しました。
4kmインディビジュアルパーシュートは、最後の組で踏ん張りを見せた網谷竜次選手(香川)が4分44秒406で優勝。2位は山下一輝選手(山口)4分50秒709、3位には大屋健司選手が4分51秒585で入賞しました。
4kmチームパーシュートは近畿地区(福井)渡辺航平、渡辺十夢選手、脇本雄太選手、鷲田佳史選手が頑張り4分24秒992で優勝、2位は前年覇者の九州地区(大分)で安東宏高選手、小岩大介選手、加藤大輔選手、鈴木栄吉選手が4分27秒673を出し銀メダル、3位は4分28秒711を出した中部地区(岐阜)山口泰生選手、児玉利文選手、吉田茂生選手、川西貴之選手でした。
エリミネイションレースは、1周ごとに最後尾の選手がアウトとなり抜けていく競走です。このレースに勝ったのは、終始前々に踏んでいた小林潤二選手(群馬)が最後まで崩れず優勝を決めました。2位は三谷政史選手(滋賀)、3位には三谷将太選手(滋賀)が入賞しました。
1kmタイムトライアルに出場した加瀬加奈子選手は、予め10秒切りますと言っていましたが、1分10秒053でフィニッシュし若干届かなかったものの、橋本聖子さん(現参議院議員)の持つ日本記録を更新しました。
また、ガールスケイリン「なでしこカップ」は中村由香里選手が最終ホームで加瀬選手に合わせにいき、これが上手く決まって中村選手が優勝、2位に加瀬加奈子選手、3位に荒牧聖未選手が入線しました。
グリーンドーム前橋は室内型のバンクであり、もともとタイムが出やすいバンクなので好記録が期待されてましたが、予想を裏切らず好記録がでた全プロ大会でした。
来年も是非全プロ大会を観にご来場ください。
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