2012-13トラックワールドカップ第1戦カリ大会 |
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配信日:2012年10月12日 |
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2012-13シーズンUCIトラック・サイクリング・ワールド・カップの初戦がコロンビアのカリで10月11日~13日の3日間、開催している。 初日、チーム・スプリント予選を男女ともに2位で通過した日本チームはそれぞれ決勝、1-2位決定戦へと進んだ。 まず登場したのは河端朋之(岡山)、坂本貴史(青森)、稲毛健太(和歌山)の3人で挑む男子。予選と同じドイツとの決勝、予選と同じく第1走者河端から坂本、稲毛への繋ぎでバック・ストレッチからのスタート。予選では18秒160で入った河端が18秒258とタイムを落としたものの坂本、稲毛が予選を上回るタイムで走り、45秒947と予選からタイムを縮めたが、対するドイツも0秒3縮める44秒150と日本を圧倒的に上回って勝利。3位は3-4位決定戦で日本を上回る45秒678を出したアルゼンチンが降格処分を受けたことによりベネズエラとなった。 |
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男子の表彰式の後に行なわれた女子の決勝も予選と同様、前田佳代乃(鹿屋体育大学)、石井寛子(日本競輪学校)の順番でバック・ストレッチからのスタート。予選で35秒199で日本新記録を更新した2人だったが前田、石井共にタイムを予選から上げることが出来ずに35秒391、対戦相手のイギリスも33秒734と予選からタイムを落としたものの抜けたタイムで勝利。日本は男女共に2位、銀メダルを獲得した。女子の3位は地元のコロンビア。 |
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「選手のコメント」 河端「1本目よりも2本目のほうが良い感じでいけたかな、と思ったんですけれど・・・タイムが出ていないということはそういうことですね。まあ、とりあえず、(銀メダル)とりあえずですかね。」 前田「結果的に予選でコロンビアを上回れたのが全てだと思います。エントリーを見て相手関係は今までと比べるとずいぶんと楽だとは思いましたが、それでも相手がどれ位のタイムを出してくるのか、自分たちがどれだけ出せるのか分からなかったですし。 決勝では予選よりタイムを上げたかったんで、そういった部分では不満ですが、正直にメダルは嬉しいです。でもまだまだタイムは上げられると思うし、上げなければいけないと思うので、これに奢らず頑張っていきたいと思います。」 石井「予選で35秒1台の表示が見えたときは、やった、日本新だと思ってやっぱり嬉しかったです。結果2位通過でメダル確定でしたし、このメダルはすごく嬉しいです。ただ監督にはまだまだタイムを上げろと言われているので・・・競輪に向けても準備をしていかなければいけないんですが、まずは明日のスプリントでタイムを出して、出来るだけ上のほうで予選を通過してレースに向かいたいと思います。」 |