坂本貴史選手がワールド・カップ・第2戦(イギリス・グラスゴー)で |
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配信日:2012年11月18日 |
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坂本は1回戦を4着として臨んだ敗者復活戦でペーサー退避後に先手を取り、結局先行逃げ切りで1着として2回戦へ。2回戦でも道中最後方から先手を取るも巻き返されて後方追走となるが、接触で2名が落車して4位で入線。落車の原因となる走行をしたテイラー(オーストラリア)が失格、その前に違反走行をしたチェーチ(イタリア)が降格となり、坂本は2回戦を2位として決勝戦へ進出。 1名が出場せず5名で行なわれた決勝戦もここまで同様、最後方からレースを進める形。各選手がやや車間を開けて坂本の出方を窺うところ残り2周を迎えるところで上昇開始。しかし他もこれに合わせて踏み出してスピードが上がるところ、外を回された坂本は後手を踏む展開。残り1周となってベティヒャー(ドイツ)と先行争いをするロンドン・オリンピック金メダリストのケニー(イギリス)がバック・ストレッチに入ってそのベティヒャーに接触して落車。後続のラファルグ(フランス)も乗り上げて落車するが坂本はこれを交わして結局3位でゴール。銅メダル獲得、カリ大会に続くメダル獲得となった。優勝はベティヒャー。 坂本コメント:「とにかく落車に巻き込まれなかったのは良かったです。運だけは世界一ですね。レースで他の選手が自分のことを警戒するとは思っていませんでした。そんな中で前を狙って行ったんですけれど結果はこの通りで。でも同年代でオリンピックの金メダリストと走ることが出来て、やはり思うところはありますね。本業でも深谷や脇本といった選手が周りにいるので、良い刺激にして次のステップに進めるように頑張ります。」 |