自転車応援団による被災地応援チーム「チャリーズ」結成共同記者会見の
実施結果について

配信日:2012年11月22日
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このたび、競輪のS級S班の選手が中心となり、他種目のアスリート、メダリストも参加して、「自転車応援団による被災地応援チーム『チャリーズ』」が結成されました。
11月21日(水)、京王プラザホテルにおいて「チャリーズ結成共同記者会見」が行われ、下記の通り発表されましたのでお知らせします。

◆記者会見出席者
 ・伏見俊昭(競輪選手・S級S班)
    アテネ五輪自転車トラック競技チームスプリント銀メダル
 ・長塚智広(競輪選手・S級S班)
    アテネ五輪自転車トラック競技チームスプリント銀メダル
 ・太田雄貴
    北京五輪フェンシング男子フルーレ個人銀メダル
    ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体銀メダル
 ・為末大
    世界陸上400mハードルで2度の銅メダル獲得
    オリンピックはシドニー・アテネ・北京3大会連続出場
 ・山口幸二(競輪選手・S級S班)
 ・村上義弘(競輪選手・S級S班)
 ・武田豊樹(競輪選手・S級S班)
 ・成田和也(競輪選手・S級S班)
 ・浅井康太(競輪選手・S級S班)
 ・深谷知広(競輪選手・S級S班)

◆会見内容
 チャリーズの結成経緯、メンバー、活動内容等はこちら

◆出席者コメント
伏見俊昭(チャリーズ代表)
「私は福島県白河市の出身で、東日本大震災で被災し、現在は三重県・松阪市で練習をしています。今までも自分の思いで、被災地を支援するために募金等の活動をしてきましたが、個人の力では限界があります。被災地はまだ完全に復興されたわけでなく、困っている方々が多くいます。チャリーズというチームを立ち上げ、競輪界だけでなく多くのスポーツ界の方々から協力をいただいたことで、被災地を継続的に支援していくことが可能となります。今後、チャリーズの代表として、被災地をもっと応援できるように頑張っていきたいと思います。」
伏見俊昭選手
為末大
「競輪選手の皆さんが中心となって『チャリーズ』を立ち上げられましたが、元々私も含めた他種目の選手にも、被災地のために何かしたいという思いがありましたので、一緒にやらせて頂けたらと思っています。
 私達選手としても継続的に支援していきたいのですが、どうしてもオリンピアンとかアマチュアスポーツの選手は、トレーニングの合間に被災地に足を運ぶのは難しいですし、予算もなかったりします。そこで、『チャリーズ』というチームとして、被災地の子供たちと交流したり、被災地で競輪のレースのようなスポーツ大会を実施して、そうした活動が復興支援に繋がっていけば良いなと思っています。今後ともチャリーズをよろしくお願いします」

長塚智広
「競輪では震災以降、被災地支援という形でレースを実施してきましたが、『チャリーズ』では自転車をキーワードにして、スポーツ界、芸能界を含めた色んな方と一緒になって、もっと踏み込んだ形で被災地の方々のためになる活動をやっていきたいと思っています。
震災で大変な思いをした方もいる中、私たち選手も一生懸命頑張っていかなくてはいけないと思っています。まずは来年の3月9日にいわき平競輪場において被災地支援レースをしていきたいと思っていますので、是非、今後ともよろしくお願いします」

長塚智広選手