第103回生及び女子第2回生徒(第104回生)“第2回登坂王決定戦”が行われました!

配信日:2012年12月20日
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 第103回生及び女子第2回生徒(第104回生)の“第2回登坂王決定戦”が行われました。
 第103回生は競輪学校名物で苦しい訓練の舞台であるこの登坂走路、全長280mのうち登坂部80mの最大傾斜は何と25%。まさに目の前に立ちはだかる大きな「壁」で、発走合図と同時にスタートし、200mの平坦部で加速をつけ、一気に頂上のゴール目指して駆け上がります。
 女子第2回生(第104回生)は1㎞サーキットの坂、全長170mで行われました。
【第103回生 決勝競走結果】
1着 日野 博幸 (愛媛・28歳)
2着 市橋 司優人 (福岡・20歳)
3着 杉森 輝大 (茨城・30歳)
スタート
スタート
坂
ゴール
ゴール
表彰
表彰
BEST3
BEST3
※左から、杉森生徒、日野生徒、市橋生徒
 
【第103回生 “登坂王決定戦”各生徒コメント】
 
第1位
日野 博幸 (愛媛・28歳)
 第1回登坂トーナメントではとても悔しい思いをしたので、今回は優勝を狙っていました。前回優勝者である杉森生徒に勝つことができ、とてもうれしく思います。雪辱を果たせ、自信にもなりました。これまでインターバルトレーニングが苦手でしたが、学校の訓練のおかげで少しずつですが、力を出し切れるようになってきたと思います。しかし地脚がまだまだないので、冬帰省中はしっかりと乗り込んで、ゴールまで踏み切れる脚力をつけたいです。
 
第2位
市橋 司優人(福岡・20歳)
 登坂王を狙っていたので、優勝できず残念です。しかし強いメンバーの中で2位だったので、とてもうれしいです。発走機から出るのが苦手なので、そこが上手くできていれば結果は違っていたのかと…。自分の持ち味は中盤からの伸びのあるダッシュなので、そこを伸ばしつつ、スタートからの出足の強化をしていきたいです。デビュー戦でしっかりと勝てるよう、教官の方々や103回生のみんなから卒業まで色々な事を学んで脚力をつけたいと思います。
 
第3位
杉森 輝大 (茨城・30歳)
 3着という結果は残念ですが、今持っている力のすべては出せたと思います。今回の登坂トーナメント決勝で登りの手前で踏み直すことができず、改めて自分のパワー不足を感じました。冬帰省では乗り込みを中心にギアを踏みこなせるパワーをつけ、トップスピードの強化をしてきたいと思います。卒業までに先行逃げ切りで勝てるよう訓練に励み、しっかり脚力をつけていきたいです。





【女子第2回生(第104回生) 決勝競走結果】
1着 石井 寛子 (東京・26歳)
2着 小坂 知子 (岐阜・26歳)
3着 奈良岡 彩子 (青森・22歳)
スタート前
スタート前
競走風景
競走風景
坂
表彰
表彰
BEST3
BEST3
※左から、奈良岡生徒、石井生徒、小坂生徒
 
【女子第2回生(第104回生) “登坂王決定戦”各生徒コメント】
 
第1位
石井 寛子 (東京・26歳)
 第1回登坂トーナメント2位、第1回トーナメント競走4位でしたので今日はどうしても優勝したかったから、とても嬉しいです。校長と登坂走路を練習した結果が出たと思います。0スタートではなかなか結果を出すことが出来なかったが、今日の優勝で自信がつきました。しかし104回生も強くなっているので誰と当たっても気が抜けないです。冬帰省ではスピード強化を重点的に練習してきます。
 
第2位
小坂 知子 (岐阜・26歳)
 強い104回生の中で2位になれたので、うれしいです。第1回の登坂トーナメントから比べると、だいぶ自転車にも慣れて、脚力も少しずつ付いてきたのかなと思います。“強い選手”になることが目標なので、自分の得意なダッシュを磨きつつ、持久力をつけられるよう冬帰省中は乗り込んで、しっかり練習してきたいです。
 
第3位
奈良岡 彩子 (青森・22歳)
 第1回登坂トーナメントに続き、決勝に勝ち上がることが出来ましたが、3着という結果は単純に脚力をつけるしかないなと感じました。こういった種目で勝つためにはハイパワー、ミドルパワーが必要だなと思いました。卒業まであまり時間はありませんが、しっかりと脚力をつけ、記録会では自分の記録を更新するのは勿論、102回生の持つ記録が抜けるよう頑張りたいです。