【動画更新】第3回日韓対抗戦競輪初日レポート 2日目韓国選手共同インタビュー

配信日:2015年1月26日
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第3回日韓対抗戦競輪初日は、8レースで韓国のキムミンチョル選手が1着になったが、あとの3レースは日本の選手が1着入線となり日本有利に展開しています。
しかし、二日目は、韓国勢が巻き返しを図ってくるはずです。
それをどのように凌いで日本勢で上位独占できるのか、是非ご観戦ください!

第3回日韓対抗戦競輪の初日の動画は"こちら"からご覧ください。

第3回日韓対抗戦競輪初日レポート

1月26日初日
開会式がバンクで行われ、日韓対抗戦競輪参加選手36名が、お客様に一言意気込みを述べていました。


開会式
◆7レース
川村晃司以下日本ライン、志村大賀が残り2周半で上昇し、韓国ラインを抑えると韓国ラインは引いて後方に。打鐘ではそのまま川村が先行し、イヨンヒが切り込むも捌かれ後方に。最終2コーナーではパクヨンボムとパクコンピが落車したが、川村は快調に飛ばし、中村がゴール前で川村を交わし1着、2着川村、3着林となった。

最終ホーム

ゴール

中村一将選手
1着の中村一将
「川村さんはこんなところから行ってもつのかなって思ったけど、全然いらん心配でした。川村さんが強かったですね。前と後ろのおかげで1着を取れました」

2着の川村晃司
「突っ張られたら引こうと思ったけど、引いてくれたので先行主体にいけました。先行出来て、ラインで決まってよかったです。後ろ2人のおかげで、僕も2着に残れました」

3着の林雄一
「韓国勢がどう動くのかが予測出来なくて、オレのところが狙われちゃいましたね。なんとかしのげました」

4着の志村太賀
「一番煽りをくっちゃいましたね。ラインじゃないんだし、最後は入っていけばよかったです」

◆8レース
周回は後方待機となった日本勢が、打鐘前に上昇し、先頭員を交わして伊藤裕貴、中川誠一郎、相川永伍、齊藤努で先行、韓国勢は打鐘過ぎ3コーナーから踏み込んで、内日本勢、外韓国勢で先行勝負となった、これを制したのは韓国の前を走るチョンジョンジン。韓国勢が綺麗に出切った。これを後方から相川が捲り上げるが不発。チョンの後ろからキムミンチョルが番手捲りを放ち1着ゴール、2着ウォンシンジェ、3着に中川が入線。

最終ホーム

ゴール

ミンチョル選手
1着のキム ミンチョル
「(チョン ジョンジンの仕掛けは)少し急いでいたかと思うけど、結果は決まったので、よかったと思います。とにかく1着を取ろうと思って走りました」

2着のウォン シンジェ
「自分の一番いいところが瞬発力なので、それを活かすように、合わせていって、いい結果を出せてよかったです。自分とキム ミンチョル選手を信じて、いい走りが出来たと思います。初めて日本でラインで走ってみたけど、気持ち的に心強かったですね。お互いを信じあっていい走りが出来ました」

3着の中川誠一郎
「伊藤も掛かっていたし、これはガツンと来られないだろうと思っていたんですけどね。でも、気がついたらすぐ後ろに(チョン ジョンジンが)いました。合わせられなかったですね」

4着の相川永伍
「ちょっと悩んじゃいましたね。いつもだったら考えないところで、日本同士だしとか、そういうことを考えてしまいました。でも、その後に捲っていけばよかっただけなので、弱かったですね。2日目はもっと積極的に走りたいと思います」

8着の伊藤裕貴
「ちょっとペースで駆け過ぎましたね。でも、そこから来るかわからなかったので、焦っちゃいました。後ろに迷惑をあっけちゃいました」

◆9レース
周回中は、先頭員の後ろに佐藤友和ライン、中団に韓国勢、後方に脇本雄太ライン。残り2周で韓国ラインがうまく牽制し、打鐘ではカンジンナムが先行。日本勢は後方に下がる形となった。残り半周では番手からリュジェヨルが発進し韓国勢上位独占かと思われたのだが、バック7番手から発進した脇本が前団を飲み込み、1着ゴール。2着に佐藤、3着にイウクトンが入線した。

最終ホーム

ゴール

脇本雄太選手
1着の脇本雄太
「余裕はなかったけど、なんとか届きました。普段と変わらないことをやるのが自分です」

2着の佐藤友和
「脇本がが来ていると思いませんでした。強いな、ワッキー!韓国の選手が番手発進した時のスピードがよかったので、これだったら合わきるなと思って、見てしまって躊躇してしまいました」

3着のイ ウクトン
「思い通りの展開だったけど、最後に自分が牽制できなかったので、追い込まれてしまいました。400バンクは、3コーナーから4コーナーが長くて、ちょっと来るのが見えませんでしたね」

5着のリュ ジェヨル
「結果があまりよくなかったので、あまり作戦通りとは言えないですね。まだ400バンクに慣れていない感じがしました。今日は上手くいきませんでしたが、2日目は初日よりもいい走りを見せられるように頑張ります」

◆10レース
周回は後ろにファンスンホ、雨谷一樹以下日本ライン、その後ろにキムヒョンワン以下韓国ライン。残り2周前から雨谷が前に出ようとするが、ファンの牽制にあい、出切れず。残り2周のホームでは、内にファン、中に雨谷、外キムの3車並走に。打鐘では雨谷が韓国勢に内に包まれる形になったが、その後ろの桐山が後方に引いて巻き返し、ユテボクと先行争いに。これの争いを残り半周でケリをつけ、桐山が主導権。ゴール前では村上が交わして1着、2着には動き回って脚を使ったはずだが粘り込んだファン、3着に桐山が入線。

最終ホーム

ゴール

村上博幸選手
1着の村上博幸
「ホームはすごい掛かりでしたね。桐山も掛かっていたけど、その上はユ テボク選手も掛かっていました。強いのはわかっているけど、ヨコの動きはどういう感じで来るかわからなかったので、そこを気をつけていました。韓国選手はトップスピードとダッシュがあるので、(ユ テボクは)あれだけの勢いで行っているのにけっこう粘っていたし、一瞬、2コーナーで自分の選択しに外も見なきゃっていうくらいの踏みあがりでした。でも、1走して、気持ちも少し楽になりました。今日も韓国の選手がローラーを踏んでいるのとか見て勉強になりましたし、しっかり吸収して、自分の競輪につなげていきたいですね」

2着のファン スンホ
「初日は思った通りに走れませんでした。ゲームが思うように走れなくてきつかったです」

3着の桐山敬太郎
「ちょっとファン スンホが突っ張っていたので、そこをムリやりついていってもと思って、そういう時は色々と考えますと言っていたので、言っていた手前、早めに行かないとですよね。構えたかったですけどね(笑)。苦しかったです」

7着の雨谷一樹
「短い距離なら戦えそうな気がしました。明日も前で頑張ります」



韓国選手本日の感想&明日のコメント
◆7レース
2番車 ユ・テボク選手
「スパートをかけるタイミングが早くて、上手くいかなかったのですが、2日目はタイミングを上手く調整して頑張ります。2日目は1人で走ります」
4番車 パク・ヨンボム選手
「(落車の影響は)ちょっと擦過傷がある程度で、ケガは大丈夫です。自転車が壊れたので交換します。キム ミンチョル選手の後ろで頑張ります」
5番車 コン・ミンウ選手
「日本で初めてのレースだったので緊張しました。2日目は少し気楽に走りたいです。2日目は流れを見ながら走ります」
7番車 キム・ミンチョル選手
「1着はとても嬉しいです。2日目はコン ミンウ選手を利用して走りたいと思います」

◆8レース
3番車 ファン・スンホ選手
「初日は思った通りに走れませんでした。競走で思うように走れなくてきつかったです。2日目はペ ミング選手の後ろで走りたいと思います」
4番車 ペ・ミング選手
「初日は、7レースで韓国選手の落車があって、焦ってしまいました。2日目は先行、もしくは捲りでいきたいと思います」
5番車 カン・ジンナム選手
「1回走ってみて、400バンクと天候になれました。2日目はスパートのタイミングを上手くみて、1人で走りたいと思います」
7番車 ノ・テギョン選手
「初日は少し残念な気持ちがあります。2日目は1人で走ります」

◆9レース
2番車 ウォン・シンジェ選手
「今日は日韓戦初めてのレースだったので、緊張しました。でも、思った通りに走れたと思うので、2日目も頑張ります。2日目はリュ ジェヨル選手の後ろで走ろうと思います」
3番車 リュ・ジェヨル選手
「400バンクや室外の少し寒さに慣れていなくて、上手く走れなかったと思います。2日目はウォン シンジェ選手の前でリードしたいと思います」
5番車 キム・ヒョンワン選手
「レースの流れが早くて、上手く対応出来ませんでした。2日目はもう少し頑張りたいです。2日目はウォン シンジェ選手の後ろで」
7番車 イ・ヨンヒ選手
「今日は落車があって、焦ってしまい、実力を発揮出来ませんでした。2日目は気を引き締めてベストを尽くしたいと思います。1人で走ります」

◆10レース
2番車 キム・ジョンリョク選手
「初めての経験だったので、少し心に余裕がありませんでした。もう少し余裕を持って挑みたいです。2日目はイ ウクトン選手の後ろからレースをしたいと思います」
4番車 パク・コンビ選手
「落車して、実力を発揮出来ませんでした。身体の方は大丈夫です。自転車は、フレームは大丈夫でしたが、ホイールは交換になりました。2日目は1人で頑張りたいと思います」
5番車 イ・ウクトン選手
「今日走ってみて、少し慣れたので、もう少し上手く走れると思います。2日目はチョン ジョンジン選手の後ろで走ろうと思います」
7番車 チョン・ジョンジン選手
「今日は入賞できなくて残念でしたが、キム ミンチョル選手が1着で嬉しかったです。2日目は前で走りたいと思います」

情報提供:ロードカンパニー
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