2015年トラック世界選手権 2月17日(火)前検日レポート |
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配信日:2015年2月18日 |
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自転車トラック種目の世界選手権はフランスのパリで18日に開幕し、日本チームは17日、会場で最終調整を行った。好タイムの出やすい高速バンクで、選手は一様に好感触を得ている様子だった。 多くの選手は、タイで行われたアジア選手権からの転戦となる。男子でチームスプリントとケイリン、スプリントの3種目にエントリー予定の渡邉一成(JPCA)は「アジア選手権から、しっかり追い込むトレーニングができた。暖かいところで体も動かすことができ、調子は悪くない」と意欲十分だった。 第1日の18日に行われる男子チームスプリントは渡邉、中川誠一郎、雨谷一樹(以上JPCA)の編成で臨む。中川は「今シーズンは不完全燃焼のレースが多かったので、最後は頑張りたい」と意気込み、雨谷は「第1走者の仕事をして、先輩たちにつなげていきたい」と明るい表情で話した。 18日は女子がチームスプリント、団体追い抜き、ポイントレースにも出場し、前田佳代乃(京都府連盟)、石井貴子、加瀬加奈子(以上JPCA)、上野みなみ、塚越さくら(以上鹿屋体大大学院)、小島蓉子(日本体育大学大学院)が出場する。加瀬は「いい感じだと思う。本番モードでやってみようということで走ったので、本番はもっと楽にタイムが出ると思う」と手応えをつかんでいた。 【選手のコメント】 中川誠一郎 「体調は問題ない。伊豆のようなバンク。広く、モスクワを思い出す」 渡邉一成 「チームスプリントは今のチームのベストを出すだけ。コンマ1秒でもいいタイムを出したい」 雨谷一樹 「今回はいつもよりギアを1枚上げた。強気でいきたい」 河端朋之 「暖かいところから来て、体は動いている。一つでも多く走れるようにしたい」 窪木一茂 「緊張はしていない。初めてなのでチャレンジしていきたい」 前田佳代乃 「アジア選手権の調子をどこまで落とさずにできるかが大事だと思う」 石井貴子 「タイのバンクはがたがただったので、その分走りやすい」 加瀬加奈子 「本番モードで練習して、大学生たちは自信につながったと思う。いいトレーニングができた」 上野みなみ 「世界選手権は雰囲気が違う。(今後に)つなげていけるようにしたい」 小島蓉子 「チームワークはいいと感じている。リラックスして走りたい」 中村妃智 「強い選手がいっぱい。外からしっかり見て、学びたい」 |