第107回生徒及び女子第4回生(108回生)第2回トーナメント競走がおこなわれました。

配信日:2015年2月27日
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2月25日(水)・26日(木)第107回生徒・第108回(女子第4回生)生徒第2回トーナメント競走が日本競輪学校400mピストで行われました。決勝競走が行われた2日目(2/26)はあいにくの雨となりましたが、生徒達はゴール線まで懸命にペダルを踏んでいました。


【第107回生徒 決勝】
 号砲とともに9名が一斉に発走。先手を取ったのは③阿部。以下⑨廣田、⑦菅原、⑧小林、①新山、②志佐、⑥高橋、⑤吉田、④大矢の順で隊列が落ち着き周回を重ねる。青板周回2コーナー付近で④大矢が外から上昇し、後を追うように①新山をはじめとする後続選手も追走。青板周回終HS付近で③⑨⑦④①⑤⑥⑧②の態勢となったところで、①新山が外から上昇し、赤板周回2コーナー手前で、先頭員後位が内から③阿部、①新山、⑤吉田、⑧小林と4者並走となり、⑧小林が大外から先頭員をかわし赤板周回BSで一気に先頭に出る。
 最終周回HS過ぎで外から捲ってきた①新山以下④大矢、③阿部、⑨廣田が⑧小林をかわすと、最終周回2コーナー過ぎには①新山の外を④大矢が捲り、最終周回BSでは④大矢が先頭にたったものの、その外を⑨廣田以下⑦菅原が上昇、最終周回2センター付近で完全に捲り切り、⑨廣田の後ろを⑦菅原、②志佐が追走。最終直線に入っても⑨廣田の勢いは衰えず、2着⑦菅原に3車身の差をつけて優勝。②志佐が3着入線となる。
決勝競走
決勝競走
打鐘直前
打鐘直前
決勝戦ゴール!!
決勝戦ゴール!!
表彰式
表彰式

第107回生徒第2回トーナメント 生徒コメント
 
優勝
廣田 敦士 生徒 (三重・22歳)

第1回トーナメントでは自分の力を出し切れずに敗退してしまったので、今回は自分の力を信じて積極的に走りました。予選から脚の感触も良く、手応えを感じました。決勝は力まずに落ち着いて走ることを意識して、得意戦法である〝まくり〟で決めることができたので良かったです。しかし、デビューしてからが本当の勝負だと思うので、練習を誰よりもして、お客さんの期待に応えられるよう努力していきたいと思います。
 
2着
菅原 大也 生徒 (神奈川・23歳)

今の気持ちは、素直に嬉しいです。予選では、2レースとも自分の納得のいくレースができず悔しい思いをしました。それでも準決勝に進むことができ、なんとかこのチャンスを活かしたいと思いレースに臨み、3着で決勝へ勝ち上がれました。決勝戦は、もう無我夢中で走りました。優勝には届きませんでしたが、2着という結果に満足しています。この2日間で発見した課題を卒業までの1ヶ月で克服し、卒業記念レースでは、レース内容にもこだわって走りたいと思います。
 
3着
志佐 明 生徒 (神奈川・25歳)

今回のトーナメントは決勝へ勝ち上がることを目標に臨みました。この2日間の全レース、自分の持ち味は出せたと思います。結果は、決勝3着。目標達成という意味では、満足していますが、脚力や精神面については、まだまだ向上が必要だと感じています。卒業記念レース、デビューに向けて精進していきたいと思います。
 
上位3名
上位3名
※左から菅原生徒、廣田生徒、志佐生徒
 
競走結果(準決勝・決勝)>>
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【第108回生(女子第4回生) 決勝】
 号砲後、スタートを取ったのは④三宅。以下⑥溝口―①福田―②元砂―⑤細田―⑦尾崎―③児玉の隊列で周回を重ねる。打鐘周回に入る直前、後方に位置していた⑦尾崎が上昇し、レースが動く。動いた⑦尾崎に⑤細田―③児玉と続くが、3コーナーで③児玉が離れてしまうという失態。前に出切れず外を踏まされる形になり万事休す。⑦尾崎が前に出切り、番手には集団前方に位置していた④三宅がはまる。⑤細田は④三宅と並走状態となり、以下⑥溝口―①福田―②元砂―③児玉の順で最終周回へ。バックに差し掛かると中団で脚を溜めていた①福田が一気に捲りにかかり、⑦尾崎を4コーナーで捕らえ、そのまま追い込んで1着。2着には内で粘った⑥溝口、外側から追い込んだ②元砂が⑦尾崎をゴール手前で捕らえ3着に入った。
決勝競走 発走前の様子
決勝競走 発走前の様子
決勝競走
決勝競走
決勝戦ゴール!!
決勝戦ゴール!!
表彰式
表彰式

第108回(女子第4回)生徒第2回トーナメント 生徒コメント
 
優勝
福田 礼佳 生徒 (栃木・19歳)

第2回トーナメントでは決勝に上がれるかどうかギリギリの成績で決勝に上がることができました。決勝レースでは1番車で前々に行く意識をしていたのにもかかわらず、3番手の位置で皆どう動くか予想もできない状態でした。その強いメンバーの中で1着を獲れたことをとても嬉しく思います。今後もこの結果に甘んじず、卒業記念レースに向けて訓練等に励んでいきます。
 
2着
溝口 香奈 生徒 (奈良・29歳)

第1回トーナメント決勝では、付いていくだけで精一杯で何もできず終わり悲しい思いをし、それを糧に今日まで訓練に励んできました。今は素直に2着が獲れて嬉しいです。前日訓練した種目が1回戦目では活きました。2回戦、3回戦もスタートで良いポジションが取れ、展開もいい流れで恵まれました。決勝では行かないといけないところで判断が遅れ、1着を逃してしまい悔しさも残っています。この悔しさを糧に、今後もチャンスを掴めるよう日々努力していきます。
 
3着
元砂 七夕美 生徒 (奈良・19歳)

今回のトーナメントでは自分らしい走りができず悔いの残るレースになりました。決勝でも自分から動きたかったのですが、全く動くことができず3着になってしまいました。これをバネにして、卒業記念レースでは自分らしい走りができるように残り1ヶ月の訓練をしっかり頑張っていきたいです。
 
上位3名
上位3名
※左から溝口生徒、福田生徒、元砂生徒
 
競走結果(決勝)>>
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