リオ五輪レポート2(リオ・オリンピック・ベロドローム)

配信日:2016年8月12日
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リオデジャネイロ五輪第7日となる11日から、自転車競技はトラック競技が開幕する。競技場はオリンピックパークのメインエントランスを入ってすぐ左手のリオオリンピックベロドローム。今回のオリンピックのために造られたこの真新しい室内競技施設は収容人数5641人。日本の伊豆ベロドロームのトラックと同じドイツ人建築家の手による1周250mの木製トラックということで、コーナーの傾斜角やトラックへの入出路の造り、また退避路内側のガラス張りのフェンスなど、見た目は伊豆のトラックとそっくりだ。この辺りは日本の選手たちにとっては精神的に有利に働く点だと考えられる。参加選手は男女合わせて180人あまり。競技は男女ともにチームスプリント、スプリント、ケイリン、団体追い抜き、そしてオムニアムの5種目。これを6日間に亘って行う。
この日出場種目のない日本チームは、午前中の公式練習時間を使って最終調整を行った。リオ入りして3日目。初めて乗るオリンピックトラックの印象を聞いた。

○中川誠一郎
造りは伊豆と同じなのですが若干伊豆よりコーナーから直線への傾斜が緩いかなと思います。伊豆の方がコーナーと直線部分の傾斜の差が大きくメリハリが効いている感じです。でも乗っていて違和感はないです。ただ軽いバンクと聞いていたのですが、それほど軽いとは感じていませんね。タイムも伊豆で走るのとそう変わりないと思います。体調は問題ないです。僕は明日が本番なんで、あとは気持ちを高めてしっかり走りたいと思います。

○渡邉一成
伊豆とほぼ一緒ですね。走路幅がちょっと狭いと聞いていましたがあまり感じませんね。走っていて気持ちいいです。体調も上がってきたし、リラックスもできています。ロンドンの時は選手村などでも演出が効き過ぎて雰囲気的に圧倒されてしまう部分があったのですが、ここは、そんなところがなく普通に過ごせるのが良いですね。今回はロンドンの時のような気負いはありません。レースだけに全身全霊で集中して、気持ちよく、この雰囲気をエンジョイしたいと思っています。

○脇本雄太
伊豆と一緒ってみんな言ってるのですが、いろんな部分が少しずつ微妙に違いますね。だから結構それに合わせるための自転車のセッティングに苦労しています。本番までそこをしっかり掴み取ることが重要だと思っています。今日から競技が始まるので、気持ちの方もなんとなく高まってきています。

○窪木一茂
伊豆と似ていますね。ちょっと直線が長いかなという感じはしますけど。タイム的にはあまり変わりはないです。今のところ調子は良いので、悪い要素は見当たらないですね。本番に向けて体調も気持ちも順調です。

○塚越さくら
カナダ合宿で使っていたトラックの印象がまだ残っていて、直線が長く感じたりしているのですが、コーチからは伊豆と一緒だから心配ないと言われました。本番まで少し時間があるのでもうちょっとこのトラックを乗りこなせば走りの感覚は戻ってくると思います。体調は問題ないです。