2017年3月22日(水)、静岡競輪場において 第111回生、第112回生の卒業記念レース第1日目が開催されました。
開会式では、滝澤正光校長の訓辞に続き、選手宣誓が行われました。宣誓を務めたのは111回生が皿屋豊生徒、112回生が梅川風子生徒でした。
選手入場 |
国歌斉唱 |
滝澤学校長の訓辞 |
選手宣誓 |
第1日目には、111回生は予選1、予選2を走りました。112回生は予選1、予選2、予選3を争い決勝に進出する7名が決定しました。
111回生の競走 |
112回生の競走 |
112回生決勝進出の7名による抽選、これで車番が決まる |
今回の卒業記念レースのレースダイジェストをYouTubeにアップしております。
熱戦の模様をぜひご覧ください!
レースダイジェストは、以下URLよりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=6_WI1Iaznv8
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【111回生】
在校成績1位:奥村敏志
「高校、大学とアマチュアで自転車競技をやっていましたが、全日本選手権トラック自転車競技大会などでプロの競輪選手と戦う中で力の差を感じて、同じ土俵で戦いたいと思いプロを目指しました。1年間を振り返って、一戦一戦大事に走った結果が在校一位につながったと思いますので、デビューしても一戦一戦大事にしていきたいと思います。(自分のセールスポイントは)どこからでも1着を狙う展開を読む力だと思います。先行主体に勝ちをしっかり狙っていきたいと思います。
目標は、この人という選手はいませんが、今活躍されている選手全員を目標に上位に成れるように頑張ります」
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在校成績2位:山崎賢人
「大学時代によく競輪を見に行っていたのですが、その中で2013年のKEIRINグランプリを見て、自分もこの場に立ちたいな、自分の力をどこまで試せるか、どこまでできるのかなと思って志しました。1年間を振り返って、スピードもつきましたし、競走訓練でも先行と捲りを中心にしっかり自力を出したので自信をもってデビューしたいと思います。九州を代表する先行選手になりたいと思っていて、先輩方もよく面倒を見てもらっていたので頼りにされる選手になりたいと思います。井上昌己さんが同じ練習グループで、いつもお世話になっています。井上さんから先行選手が九州は少ないって言っていたので、自力を付けて来いと言われました」 |
在校成績3位:門田凌
「小さい頃から父親に競輪場に連れていかれて、それで競輪選手に憧れを持ったのが初めてです。自分が競輪選手を志そうと思ったきっかけは、一回社会人を経験しまして、競輪選手をもう一回目指そうと思ったのは、賞金の仕組みです。企業だと決まったお給料の中でどれだけ頑張るかっていう感じですが、競輪選手だと自分が頑張った分だけ賞金がもらえるというので、魅力を感じました。1年間を振り返って、結果3位ですが、脚でいうと全然3位ではなくて、追い込みが結構多いので、先行で戦える脚を付けていきたいと思います。四国を代表する先行選手になりたいですね。目標は徳島の原田研太朗選手です」 |
在校成績4位:能代谷元
「学生の頃に川崎と花月園で審判補助のバイトを3、4年していまして、それで父(能代谷譲)に受けて見ろよと言われて競輪選手を目指しました。1年間を振り返って、自分はタイムとかもいい方では無いし、気持ちで戦っていた方が強いので、気持ちという点で強くなったと思います。デビューしたら神奈川なので選手が多いので、自分が前を引っ張れるように頑張りたいです。競走訓練は捲りの勝ち星が多いんですけど、最近は先行とかもやっていたので、先行主体に戦っていければと思っています。目標とする選手は自分の師匠である岡嵜浩一選手です」 |
在校成績5位:門脇翼
「高校から自転車競技を始めて、バンクで競輪選手の走る姿をみて、格好いいと思って、自分も競輪選手になりたいと思いました。1年間を振り返って、タイム系の成績は良くなかったんですけど競走訓練に入ってから、上位に入れたので良かったです。脚質的にはスプリンターですね。師匠の佐藤朋也選手のように、先行で勝てるような選手になりたいと思います」
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適性1位:染谷幸喜
「競輪学校の試験を受ける1年ぐらい前に、東京オリンピックに向けた人材発掘体力テストを受けた時に自転車競技の方に声をかけていただいて、それで色々測定をしているうちに、自転車に適性があると言われて、色々考えて、競輪選手になることを目指しました。最初は適性があるのかなと思っていたのですが、実際に入学してみると強い人ばかりでその考えが甘かったなと思い、コツコツ頑張ってやってきました。何もかも自転車に対して足りないのでどんどん力をつけていきたいと思います。デビューしてからは先行主体でやりたいですけど、まだまだ力が足りないので、レースを重ねて自転車経験を重ねていく中でどんどん力を付けて行きたいと思います」
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【112回生】
決勝1番車:梅川風子
「スピードスケートを長く続けていたのですが、引退が近づくにつれて、このままでは終われないという思いが強くあり、ガールズケイリンでトップを目指そうと思い、選手を目指しました。奥井迪さんが現在は先行日本一と言われているので、それに挑んで、先行日本一の称号を獲得したいです。
初日を振り返って、先行で勝ち上がりたいと思っていたので、その通りに出来てよかったと思います。
決勝戦は先行で頑張りたいと思います!」
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決勝2番車:坂口楓華
「ずっとロードレースをしていたんですけど、父の勧めでガールズケイリンに挑戦してみようと思いました。最初は持久力ばかりでなかなか勝てなかったんですけど、自主トレーニングで補って、ダッシュ力もついてきたと思います。尊敬する選手は奥井迪選手なんですけど、奥井選手のような強い意志を持っている選手になりたいです。
初日はメンバーがわかっていたので、色んなレース展開を考えて、走りました。
決勝戦は強い選手ばかりなので、私も負けないように走りたいと思います」
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決勝3番車:小林綾乃
「高校から自転車競技をやっていて、ガールズケイリン選手になって、さらに自分を磨きたいと思って、選手の道を目指しました。自分は地脚タイプなんですけど、入校前よりダッシュとパワーがついてきたので、さらに磨き上げたいと思います。デビューしたら前々に攻めていく選手になりたいですね。鈴木奈央さんのような選手です。
初日は、得意の追走技術で周りの動きを見て、動くことが出来たので、決勝戦もそれを活かして、3位以内に入りたいと思います」
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決勝4番車:加藤恵
「身体が大きかったので、身体を活かせる仕事につきたいと思い、ガールズケイリン選手を目指そうと思いました。やはり一番の動機は賞金の高さで、女子のプロスポーツ選手の中で賞金が多かったので、それで志望してみました。それまでガールズケイリンのことを知らなかったんですけど、以前の職場の整体師さんに薦められて、目指しました。学校に入って最初の頃は周回練習でも遅れていたんですけど、だんだん追走技術も、ダッシュ力もついて、全体的に能力もあがっているのかなと思います。ソフトボールをやっていた時は主にキャッチャーとファーストをしていました。本当は奥井迪選手のような先行選手になりたいんですけど、まだ技術不足なので、前々でレースを出来る選手になりたいです。
初日は3レースとも悔いの残らないレースをしようと思っていました。
決勝戦は上位の生徒も多いので、悔いの残らないように前々でレースをしていきたいと思います」
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決勝5番車:太田りゆ
「中学、高校で陸上の800mをやっていて、スプリント能力とパワーに自信があったので、その能力を活かして稼ぎたいと思い、ガールズケイリン選手になろうと思いました。(ガールズケイリンのことは)大学のゼミの先輩に増茂るるこさんがいて、話を聞きました。入校最初から短い距離は得意だったし、2000mTTもゴールデンキャップを獲るくらいまでに伸ばせたし、あとはインドで行われたアジア選手権にも参加出来ましたし、色んな経験の出来た10か月間だったと思います。(デビュー後は)自在に動いて、ガールズグランプリに連続出場出来るような、長く活躍出来る選手になりたいです。しっかり勝てる選手になりたいですね。
初日は、決勝に乗れるように、落ち着いてレースをしようと思っていました。自分の持ち味は、パワーのあるダッシュ力なので、先行はあまり考えてなかったんですけども、しっかり出来てよかったと思います。
決勝戦は優勝目指して、しっかり頑張ります」
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決勝6番車:大久保花梨
「高校から自転車競技をやっていて、そこで久留米で姉弟子になる小林優香さん、児玉碧衣さんらと一緒に練習していく内にガールズケイリン選手になりたいと思い、目指しました。学校は、前半の乗り込みがすごくつらかったし、得意のダッシュ力もなくなって、悩んだ時期もありました。けど、競走訓練ではしっかり自分の持ち味を活かして、得意な戦法で、力を出せたと思います。久留米の先輩たちからは『自分の好きなようにやってこい』と言ってもらって、たくさん応援してもらっているので、落ち着いてしっかりやっていこうと思っています。憧れの選手は児玉選手で、ダッシュもあるし、その後も落ちないし、自力自在でレースを運べる選手になりたいです。
初日の振り返りは、自力を出して勝ち上がりたいと思ったので、しっかり出せてよかったと思います。
決勝戦も、落ち着いて展開を見ながら、自分の力を出し切ったレースをしたいと思います」
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決勝7番車:吉村早耶香
「父の紹介で競輪を知り、ガールズケイリンが始まって意識するようになって、高校卒業で進路を決める時に、それまで陸上で円盤投げをしていたんですけど、そこで得た筋力や推進力を活かして、選手になると思ったからです。師匠(村本大輔)にはケガなく、卒業してくるようにと言われています。適性だったので、最初の頃は技術や走り方がよくわからなかったけど、とにかく全力でやることが大切だと学びました。(デビュー後は)思い切りのある、力強い走りで、先行で活躍出来るようになりたいです。ガールズケイリンを初めて調べた時に加瀬加奈子さんが先行で活躍していることを知り、加瀬さんや奥井迪さんのような先行で活躍していると言われる選手になりたいです。
決勝戦は、前に出て、しっかり先行で勝てるように頑張りたいと思います」
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