『いわき平競輪開設57周年記念(GIII)レポート』 前検日編
 
配信日:8月24日


 8月は記念ラッシュ、21日に小田原記念が終わり、中2日でここ、いわき平競輪の開設57周年記念競輪「いわき金杯争奪戦」が始まる。24日の前検日は前日までの荒天とはうって変わり、快晴の中、S級の精鋭99名が集結した。地元のエース山崎芳仁を筆頭にトップレーサーがずらり。初日からデッドヒートは必至だ。
 初日のファンサービスは、吉岡稔真氏のサイン会が2階オッズホールにて5レース発売中に実施され、同じく吉岡氏によるレース展望予想が特設ステージにて行われます。
 4日間通して行われるサービスは開門時に2500名様に配られる抽選券にて250名様に1000円分車券購入券が当たります。カーニバルプラザではウォータープールでボート遊び、屋台コーナーではたこ焼き、やきそば、から揚げなどが200円均一で販売されます。


<1R>
金澤竜二選手
金澤竜二選手
   オープニングレースに登場するのは地元若手のホープ金澤竜二(写真)。1レース1番車で1着を目指す。
  「地元記念の前だからといって特別な練習はしてません。いつも通りですね。岸和田Sからは1週間程度なので、自分なりにやってきました。でも気持ちはやっぱり違いますね。地元ファンの前でアピール出来るような競走をしたいです」


<3R>
五日市誠選手
五日市誠選手
   3レースは急な追加配分となった五日市誠(写真)を。F1の予選は着実に勝ち上がるが上位陣相手では苦戦続き。
  「追加を受けたのは昨日(23日)なので急ですね。小田原記念の後、1日休んで後は普段通り乗ってました。予選は勝てるけど、上の選手と当たると厳しいですね。まくりが多いけど、勝つには仕方ない部分もありますね。勿論逃げられる時は先行したいけど」


<4R>
 4レースは小田原記念でブレイクした安東宏高。ピンピンで勝ち上がり、準決Aでも大塚健一郎を連れて逃げまくった。
  「小田原は出来過ぎですよ(笑)。トップの選手とぶつかると力の違いを感じますね。小田原が追加でここが正規配分なんですが、中2日なので大分には戻らず東京でジムなどに通って調整した程度。油断せずに自分のレースをして逃げたい」


<5R>
 5レースはアジアカップで海外遠征から戻った及川裕奨。アジア諸国は環境も悪くコンディションが心配されるが。
  「体調は心配ないと思う。帰国してから1週間以上あったし練習も出来ました。1キロタイムトライアルは優勝出来たけど、チームスプリントで負けたのは悔しかった」


<6R>
三ツ石康洋選手
三ツ石康洋選手
   6レースは選抜スタートにショックの表情を浮かべる三ツ石康洋(写真)
  「武雄記念以来の選抜スタートですね(苦笑)。松戸記念は練習不足でイマイチの割には力を出せましたね。良い状態を思い出しつつ練習してるので、上がっていけばいいな」


<7R>
 7レースからは中村浩士。検車場では2台のフレームを並べて見比べながら、迷い顔。
  「古いフレームと新車を持ってきたんですが、新車で行ってみようと思います。やわらかめだけど、練習で乗った感触が良かったのでね。でも競走ではまた違うだろうし、試す意味もあって初日は新車で。中2日の追加なので練習は軽めで疲れを抜く程度ですね」


<9R>
村上義弘選手
村上義弘選手
   9レースからは特選レースでトップレーサーが登場する。まずは地元佐藤慎太郎から。早めに競輪場入りするとリラックスした表情でゆっくりとレーサーを組み立てた。
  「函館は自分の状態も完調ではなかったし、よく2着キープしたなって感じですね。でも今回は(山崎芳仁に)付いて行くだけじゃ済まないよ。抜いて1着を取らなきゃ(笑)。自分の感触も函館より良いし、結果を出したいね」
  地元勢の先導役を受け持つ飯野祐太は真っ黒に日焼けした顔で記者団に答える。
  「前回の高知Sから20日空いたし、練習は十分出来ました。師匠(平沼由充)が居る時は一緒にバンク練習、居ない時は街道中心に乗り込みました。仕上がりはマズマズだと思うし、思い切ったレースをするだけですね」
  対する別線の軸は村上義弘(写真)。ふるさと函館では久々にビッグ優参と気を吐いた。大勢の記者団に囲まれると苦笑いを浮かべながら口を開く。
  「(見渡して)特に話すようなネタはないんですよ(苦笑)。函館の後は、暑かったし、昼間は練習出来ないですよね。その分、早朝と夕方に乗り込みました。もうすぐに届く新車をレースでは使うつもりです。向日町はバンク改修で乗れないので、びわこと奈良でバンク練習をしてます。びわこで三和(英樹)さんとやったけど、三和さんは半端じゃない強さでした。半周で13秒1ですから(笑)」


<10R>
荒井崇博選手
荒井崇博選手
   10レースは各機動型が強力で激戦は必至。その中でも最近の勢いならやはり荒井崇博(写真)だろう。
  「前回の岸和田Sの前にインターハイの手伝いをしたんだけど、あまりの暑さで軽い熱中症でしたよ(苦笑)。疲れを残さない程度の練習だけど、今回は前検にまともな身体で入れたので気分はいいね(笑)」
  対する矢口啓一郎も仕上がりの良さに自信を持っていそう。前走の反省点も踏まえて積極策を匂わせる。
  「松戸記念の決勝では神山さんに迷惑を掛けてしまったんでね…。自分の状態は良いと思うし、積極的なレースが出来るように」
  小橋正義が一歩引いて番手回りとなった神山雄一郎はいつも通り、余裕の表情で検車場に現れた。
  「今回は大ギヤに合わせて作った新車を使います。多分、良いはず。猛暑だしそんなに乗り込んだ練習はしてないけど、函館くらいから感触はつかめてるし、大丈夫だと思う」


<11R>
山崎芳仁選手
山崎芳仁選手
   最終11レースは地元のエース山崎芳仁(写真)が登場。主導権取って逃げ切り、地元ファンに雄姿を見せたい。
  「まずは力を出し切るレースを! それで負けたら仕方ないですよね。何しろ暑いので2日練習したら、1日休むサイクルでやってるけど、状態は変わらず良いと思います。(昨年の地元)全日本選抜は力み過ぎて、練習をやり過ぎたし、今回は気負わずに走りたいね」
  山崎の番手回りとなった榊枝輝文は久々の連係でやや緊張気味の表情?
  「随分前にここ平で連係して以来ですね。その時は山崎君が内に詰まってしまい、僕が外を踏んで1着でした。でも今の山崎君は違いますから安心して任せてしっかり付いていけるように。自分自身の状態は良いと思います。前回の富山Sは疲れが残ってたけど、今回は抜けたと思う」
  ふるさと函館は凌いで優参を果たした合志正臣も早めに検車場に姿を現した。
  「函館の時は体調も優れなかったし、オールスターに絞って練習するつもりもあったんですが…。だいぶ感触も良くなってきたので頑張って走ります。ここは全日本選抜で初タイトルを獲ったバンクでもあるしね(苦笑)。ギヤも色々試したが、普段は3.57、一発勝負かかれば上げて3.69がベストなのかな」

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情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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