『いわき市復興競輪「がんばっぺいわき」(GIII)レポート』 初日編

配信日:1月21日
 本日(21日)、福島県・いわき平競輪場で、いわき市復興競輪「がんばっぺいわき」いわき金杯争奪戦(GIII)が開幕しました。小雨の降るあいにくの天気の中、初日は先行選手には苦しいコンディションになったこともあり、逃げ切り勝利はゼロでした。バンク情報は、明日以降も要チェックですね。メインの特選は順に成田和也選手、武田豊樹選手、紫原政文選手が1着を飾りました。最終レースは伏見俊昭選手が2着となり、2日目の優秀「いわき海竜賞」で早くもS班3選手の対戦が実現しました。なお、2日目は第11レースにおいて、「いわき市復興レース」と題した単発レースも行われます。山崎芳仁選手をはじめ豪華メンバーでの一戦、こちらもお見逃しなく。(2日目は12レース制になりますのでご投票の際はご注意下さい)
 2日目のイベント・ファンサービス情報です。先着1000名様にはオリジナルの使い捨てカイロをプレゼント。イベントではスピーチーズによるウェルカムサービスとミニライブ(9R発売中)、またネイルアートサービス、なりきりF1レーサー、初心者ガイダンスコーナー、おいしそうな匂いがたまらないフードコートなどなどご家族でも楽しめるイベント・サービスが目白押し。また阿部道氏、及び工藤元司郎氏(後半3R)によるレース展望予想会も必聴ですよ。特別観覧席入場者には、がんばっぺいわきタオルを全員にプレゼント。朝8時半から指定練習も公開していますので、お早くからのご来場をお待ちしています。
復興レースのトークショーの様子
復興レースのトークショーの様子
がんばっぺ いわき!
がんばっぺ いわき!
<1R>
須藤雄太選手
須藤雄太選手
 8番手から豪快な捲りを決めた須藤雄太(写真)。オープニングは千葉ラインのワンツーでスタートした。須藤は「スタートで後ろになってしまったときはどうしようかと思ったけど、上がっていって、(誘導の後ろに)入ってからは落ち着いていけました。後ろに置かれても、脚を溜めていけたし、捲り頃になりましたね。踏み出しもスーッと出て、ロス無くいけたと思います。落ち着いて捲りにいけて良かったと思います。1レースでしたけど、体も出来たし問題ないです。明日からも頑張ります」
 須藤マークで2着の中曽直彦
「抜けなかったですね。全部任せて、好きなように走ってもらいました。昨日テレビで、いわき平の出目は1-7というのをやっていたんですよ。その通りになりましたね(苦笑)」
 先行した大谷靖茂は3着に粘り込む。
「粘れなかったですね。良い感じでいけたし、いける感じはありました。バックで流れればと思ったけど、最後は一気に来られてしまいましたね。展開的にはジャン4カマシなので、もっと粘れても良いですけど、1番の須藤(雄太)君が強かったです。でも先行したことで、明日にも繋がるレースだったと思います」

<2R>
上田国広選手
上田国広選手
 古屋琢晶がカマすと関一浩との連係が崩れ、辻力が番手におさまる。辻を追走した上田国広(写真)が鋭く伸びて1着。
「辻(力)さんに全部お任せしていて、取れた位置からという作戦でした。引いてしまったらどうしようと思ったんですけど、突っ張ってくれましたし、頑張ってくれましたね。僕は付いていてもけっこう楽でしたね。みんな重たいとは思うんですけど、ギアを下げたのが良かったと思います。明日以降はメンバー次第でまた考えますが。(ワンツーは)良かったです」
 番手にはまる形になった辻力が抜け出し2着。
「ああなったら突っ張るつもりでした。ダッシュが良かったから、スーッと入れましたね。小橋(秀幸)君がすぐに来ると思っていたんですけど。ギアもかけていたから、間をあけた方が良いと思っていました。良かったです」
 小橋秀幸は不発も外伸びた野木義規が3着に入線。
「久々に外に踏みました。一杯でしたけど、小橋(秀幸)と並走になるのは嫌だったので。かなりギリギリでしたけど、精一杯、大外を踏みました。小橋は見ていても重そうでしたね。頑張りました!」

<3R>
佐藤幸治選手
佐藤幸治選手
 佐藤幸治(写真)と服部克久のつばぜり合いとなった。最後は詰める服部を佐藤が振り切って勝利。
「あまり早くいっても、いわき平は直線が長いですし。いった結果ですから、仕方がないですけど、(服部が)粘ってくるとは思わなかったですね。それで高谷(雅彦)さんが絡まれて、外にバーッとなってしまって。脚は仕上がっています。大体は初日に失敗してしまうんですけど、今日は良かったです」
 番手奪取からすぐさま叩いた服部克久。佐藤に捲り返され、ゴール前に詰めるも捕えきれずに2着。
「ハコを取ったとしても、すぐに高谷さんが追い上げてくると思ったから、それでは終わってしまうし、あそこは外に踏むしかないですよ。でも最後は、差せないといけなかったですね。これでは上で勝てないです。踏んだ感じは悪くなかったですよ」

<4R>
小松剛之選手
小松剛之選手
 菅田壱道が主導権を握ると、番手絶好となった小松剛之(写真)が差し切る。
「いつも頑張ってくれますし、壱道さまさまですね。ごちゃついているのが分かったから焦りましたけど、内をあけるのだけは怖かったですね。でもマコっちゃん(鈴木誠)がしっかりと3番手で付いてきているのも分かったし、それが大きかったです。緊張しましたし、必死に付いていきましたよ。ワンツースリーで良かったです。脚は問題ないですね。勝利の余韻に浸らせて下さい(笑)」
 先行した菅田壱道は復調を予感させる2着。
「ホームの風が強かったですね。だからといってバックが流れるわけでもなく、きつかったです。粘ってきたら低速に落として勝負という作戦でした。すんなりだったから、内をあけないようにだけ。中団争いは見えていたし、ペースで対応も出来たと思います」
 北ライン3番手の鈴木誠が3着で二次予選進出。
「ちょっと西郷(剛)さんが粘ってくるのかと思っていたら、遅れてしまいましたね。俺のところかよ!と、どうしようと思いましたけど、そのあとは冷静にいけたと思います」

<5R>
長島大介選手
長島大介選手
 突っ張った古川貴之を荒木伸哉が叩いて先行も連係が崩れる。古川が番手に入るも、長島大介(写真)が冷静に捲りで1勝をもぎとる。長島は「抑えてから、いかせるか、そのまま駆けるか、そこはスピード次第という組み立てだったんですけどね。古川(貴之)さんがスタートを取ったから、ちょっとヤダなとは思っていました。そうしたら、突っ張られてしまったし、課題です。でもそのあとは落ち着いて走れたとは思います。千切れていたし、後ろを見ながらいきました。脚の感じも良かったですね」
 古川が一杯と見るや本田博が捲りに転じて2着に突っ込む。
「中途半端な仕掛けになってしまって、ちょっとダメでしたね。僕が一番脚を使っていなかったし、最後は捲って、いけるところまでいくしかないと思いました。仕事してないし、きちっと付いていくこともまだまだ勉強です。捲り上げられたので、脚の感じは良かったと思います。落車あけなので、(二次予選は)良かったです」

<6R>
井上雄三選手
井上雄三選手
 倉野隆太郎が先行し、大久保直也が捲りで捕えるも、後方で脚を溜めた井上雄三(写真)が捲り追い込んで当地との相性の良さを発揮。
「1周ずっと向かい風みたいな感じでしたね。1コーナーでいけそうでしたけど、自信が無くていけませんでした。ちょっとわがままなレースをさせてもらった感じですね。でも、やっぱりこれでは上で通用しませんよ。ハンドルを変えて良い感じにはなりました。流れる感じですね。なかなかこんなうまくはいかないけど、初戦を勝ち上がれたのは良かったです」
 中団捲りで2着の大久保直也は「良かったですわ。展開が向いてくれましたね。前がちょうどいい感じで離れている感じでしたし。1コーナー過ぎにはいかないと井上(雄三)が来ると思っていましたよ。良かったです。やっと今年のお年玉が出た感じですよ」

<7R>
森川剛選手
森川剛選手
 坂本貴史が主導権を握ると、宮本憲がイン粘り。そこを森川剛(写真)が一気の捲りで豪快に決めた。
「もし1番(宮本憲)が下がってきたら、追い上げていくしかないと思っていましたよ。あとは2番(坂本貴史)が強いからどうなるのかなと。でも踏んだ感じも良かったし、何としても勝ち上がりたいと思っていましたから。明日からも頑張りますよ。まだまだ穴を出します」
 森川マークの深澤伸介が2着、南関勢のワンツーが決まる。
「予選では負けられないですからね。宮本(憲)さんが1番車だったので、(初手は)前か中団かなと思っていました。(森川が)落ち着いていましたね。抜きたかったけど、かかっていく感じで垂れてくる捲りではなかったです。(脚の感触は)重い馬場なら、こんなもんです。明日も頑張ります」
 イン粘りに出た宮本憲は直線で粘る坂本を交わして3着。
「最初は引こうと思ったんですけど、(坂本が)上に上がっていったから、行こうか引こうか迷いました。でも番手にいって結果オーライでしたね。あれで森川(剛)君に合わせられれば上出来だったんですけど。いわき平は初バンクだったし、(勝ち上がりは)良かったですね」

<8R>
友定祐己選手
友定祐己選手
 友定祐己(写真)が人気に応えて1着。才迫勇馬の番手からきっちりと差し切った。
「(才迫)勇馬が強かったですね。よく頑張ってくれました。もし、あれで悪いと言われたら、スイマセンと言うしかないですよ(笑)。3コーナーでちょっとつっかかったから、どうなのかなと思ったんですけど、そこから踏み直したからバック入れる必要もなかったし、良かったです。つっかかったときに、普通なら出るんですけど、よく踏んでいましたよ。一安心です」
 先行型には苦しい条件の中、才迫勇馬が逃げ粘って2着。
「落ち着いて、焦らずにいけましたね。71はどうですかね、感じは良かったとは思います。とにかく寒かったから、脚が冷たかったです。後ろは友定(祐己)さんだったし、ワンツーが決まったことは嬉しいですね。とりあえずは一安心です」

<9R>
成田和也選手
成田和也選手
永澤剛選手
永澤剛選手
 混戦となった特選9レース。最後はバックから永澤剛が捲りで抜け出し、追走した成田和也(写真)が初陣を飾った。
「まずは良かったです。もちろんプレッシャーがありましたよ。(永澤が)持ち味を出してくれればと思っていました。神山(雄一郎)さんも狙っていたので、対応できたし、すかさず永澤がいったのも良かったです。ワンツーも良かったですね」
 永澤剛(写真)は「初手は前か中団でした。川村(晃司)さんが切ったらいったけど、いつまでも切りに来なかったですね。どうする?どうする?と思っていましたよ。でも山田(英明)がいって、すんなり3番手で、おいしいなとは思いましたけど。俺だけ脚を使っていなかったし、流れが良かったです」
 単騎戦だった藤原憲征が3着に入る。
「初手も決めていませんでしたよ。ただ山田(英明)が抑えて、川村(晃司)さんがいったら、そこは競っているから付いていきたくないなと思っていました。あとは山田の3番手か、成田(和也)さんの後ろ。成田さんは地元でコース取りも知っていると思ったので。(判断は)結果そうなっただけで、そうならないことのほうが多いですからね。たまたまだし、まだここのバンクに慣れてないです。勉強になりました」
 抑えて先行した山田英明だったが7着、明日からの巻き返しを誓う。
「車番的にも後ろからのセオリー通りの組み立て。でも川村(晃司)さんが切らなかったのが。外並走からの捲りだったのか、競りでやりにくかったのか。(地元も)前を取るとは思っていませんでした。(感触は)考えていたよりもずっと重かったです。初戦は今ひとつでしたが、悪くはないと思うし、決勝に乗れるように明日からも頑張ります」
 6着の神山雄一郎は「(川村が)いってくれたら面白かったけど、僕も脚を使い果たしていましたね」

<10R>
武田豊樹選手
武田豊樹選手
武井大介選手
武井大介選手
 武田豊樹(写真)が王者のレースを魅せた。中団奪取から一気の捲りで抜け出し快勝。
「中村(一将)君は突っ張りかと思いましたけどね。切ったら駆けるしかないだろうし、緩めたら僕もいきますから。最低中団か、先行でした。あとは相手が中団で内をすくってきたときにどうするか。いつも苦しいですね。ギアを朝、上げたのはダービーに向けて。昨年は4回転を踏んで来たし、今年はそれ以上を踏もうと思っていました。もちろん確かめてから使っているので問題ないです」
 武田マークの山口貴弘(2着)は一杯の表情。
「武田(豊樹)さんはどこからでもいける雰囲気が出ていましたね。絶対に離れないようにして、なんとか付き切れました…」
 小埜正義マークの武井大介(写真)が3着に入線した。
「強かったですね。俺も武田(豊樹)さんが3コーナーで来るようだったら牽制も出来たんですけど、バックで一気に来ましたからね。小埜(正義)もまだ踏んでいたし、武田さんのスピードが違いました。でも小埜もジャンの2センターくらいから踏んでいたし、自信があったみたいですね。気持ちが嬉しかったけど、後ろもきつかったですよ(苦笑)」
 先行した小埜正義(6着)は検車場に戻るなり大の字に倒れ込む。
「作戦は違いましたけど、長かったですね。あれだけ踏めばいかれてしまうとも思ったから迷ったんですけど、もう少し遅ければ(中村)一将さんもカマしてくると思いましたし。それでもつところまで駆けようと。武田(豊樹)さんが強かったです」
 仕掛けを逸した中村一将は9着大敗を喫する。
「組み立ては中団を回ってから、前々に踏んでいく感じだったんですけどね。一瞬の判断が甘かったです。自分が思っていたよりも動き出しが速くて、そのときにどうするか、そういうところですね。でも考えてしまっているうちは遅いんですけどね。カマせるところもあったとは思いますし…。反省して、また明日頑張ります」
 関東3番手の岡光良は連係離れ8着(ゴール後落車)。
「(落車は)大丈夫です。今日は一瞬で離れてしまいましたね…。道中で煽りとかもけっこうあって、それで一杯になってしまいました。ちょっと違いましたね。とにかくきつかったです」

<11R>
紫原政文選手
紫原政文選手
伏見俊昭選手
伏見俊昭選手
 最終レースは三宅達也が抑えて先行態勢を築いていく。番手から4・42の大ギアで挑んだ紫原政文(写真)が差し脚を伸ばし1着ゴール。
「恵まれましたね。(三宅)達也はすごいです。まさかこんな展開になるとは思っていなかったですよ。4・42のギアは、重かったです、さすがに(笑)。こういうかかっていく感じのときは良いですけど、垂れてきたら苦しいかもしれないですね。今日は達也が強かったです」
 目標の鈴木謙太郎は捲り不発も、伏見俊昭(写真)は大外を猛然と追い込む。だが紫原を捕えるまでにはいかず2着まで。
「最後はコースが開くまで待ってましたけど、その分、届きませんでしたね。あれが精一杯でした。明日も気を引き締めて、頑張りたいと思います」
 先行勝負に出た三宅達也が粘って3着、優秀戦へ駒を進めた。
「強かったかどうかは分からんけど、ペースでいけたのは良かったですね。それに後ろが紫原(政文)さんだったのも大きいですよ。紫原さんのおかげです。ベテランのプレッシャーがかかりましたから(笑)。でも、思った以上には踏み上がらなかったですよ。天候に救われたかもしれないですね」
 単騎で三宅-紫原ラインを追う形になった伊藤健詞は4着。
「まずはどちらかの3番手から、決めずに様子を見ていました。一番良い展開になったんですけど、脚が無かったです。伏見(俊昭)も強かったですね。あれで決められなかったし、もうひと伸び欲しいところ。いろいろ工夫して明日また頑張ります」
 中団奪取も新田康仁は5着まで。
「(鈴木謙太郎が)止まっているのも見えていたし、タイミングを取ってからの仕掛けだと思ったんですけど、悪かったですね。もう少しギアもかけたかったです。明日また考えます」
 不発に終わった鈴木謙太郎(8着)は「先行基本だったんですけどね。三宅(達也)さんが切って、突っ張りはないと思ったので飛びつきかなと。そうしたら思った以上に踏まれてしまいました。あれなら、ギアを下げない方が良かったです。切って切っての展開になると思っていたので…」

いわき市復興レース 共同インタビュー


1月22日(日) 11R (発走予定15時50分)


 【1】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 「和歌山が終わった後は、地元に戻って、ここに向けて練習してきた感じですね。練習の感じは悪くなかったと思います。走ってみないと分からないところもありますけど、仕上げてきた感じはあります。自分の見せられる競走を見せられれば良いとは思いますね。記念の特選のような良いメンバーですけど、地元ですし、もちろん勝ちたいですから、明日はラインの先頭でしっかり頑張ります。このバンクは重いので、ギアは4回転に下げます。単発レースは集中できるし、好きですよ。いつも通りの自力で、精一杯頑張ります」
 【2】園田匠(福岡・87期)
園田匠選手
 「ここは追加だったので、いつも通りに練習してきました。感触はまだ分からないところがありますね。でも一発勝負なので、やれることはやれると思います。まさかこういうレースを走れるとは思っていなかったので、すごく光栄には思いますね。いわき平は11月にも走っていて、決勝にも乗れているし、直線も長い感じなのでイメージは悪くないです。(坂本)亮馬に任せて、勝てるように頑張りたいと思います」
 【3】小嶋敬二(石川・74期)
小嶋敬二選手
 「FIの優勝が去年なかったので、千葉の優勝は幸先がよいスタートだったと思います。力で勝てるときは勝たないと、FIも最近メンバーがよいですからね。千葉の後は、20日間くらいあいていたし、伊豆に冬季移動しているので、練習は出来ました。朝、雪が降っていても夕方晴れていたりしていたので、普段通り練習できて問題はないです。いわき平にレースで来るのは久しぶりなので、本当に良いレースを心がけたいですね。メンバーも決まって発表されていたし、一発レースだし、いろんな方が震災の影響を受けていると思うので、気持ちも変わりますよ。自分のレースをして1着を取れればいいなと思います」
 【4】坂上樹大(石川・80期)
坂上樹大選手
 「前走から普通に岐阜で練習してきました。この後は西王座もありますし、最近は練習が出来ていなかったので、けっこう追い込んで練習してきましたよ。落車して悪かったんですけど、感触はだいぶ良くなってきましたね。ここは一発勝負ですけど、僕は小嶋(敬二)さんにしっかり付いていくだけです。連係は青森の決勝で千切れて以来です。あの時の強烈なイメージがあるので、自分自身付いていって払拭したいです。自転車は前回から新車だし、ギアも4倍にしました。こういう開催に呼ばれて、注目されていると思うので、小嶋さんと良いレースが出来ればいいと思います」
 【5】飯嶋則之(栃木・81期)
飯嶋則之選手
 「いつも通りの練習で来ました。松阪FIの前まで1カ月あいていて、練習も自分なりにちゃんとしっかりやって手応えもあったんですけど、直前に崩してしまって。でも、今回は前回よりも間違いなく良いと思います。木暮(安由)君の後ろで頑張ります。連係もけっこうありますしね。いわき平は数字はいつも小さいので成績は良いと思います。一生懸命頑張ります」
 【6】谷津田将吾(福島・83期)
谷津田将吾選手
 「最近は調子が悪くないし、練習もそれなりに出来ているので戦える状態ですね。多少はここを意識していましたけど、そこまで間隔があいていたわけでもないので、いつもと変わらない感じです。もちろんここが地元ですし、気持は強くなりますよ。いわきを走るのも本当に久しぶりですし、どこの競輪場よりも思い入れは強いですから。明日は福島の3番手です。地元ですし、気合いを入れて、最後は自分のコースを見つけて1着を狙っていきたいと思います。このメンバーで1着なら自信にもなりますから。とにかく地元から1着を出したいですよね」
 【7】木暮安由(群馬・92期)
木暮安由選手
 「和歌山の後はいつも通りに練習してきたので、調子も落とさず維持できていると思います。和歌山はけっこう自転車も出て、感じは良かったですよ。最終日は風がすごく強くて、川村(晃司)さんに行かれてしまったんですけど、差したかったですね。調子は問題ないです。一発レースはヤンググランプリ以来なので、リベンジというか力を出し切れるような魅せるレースをしたいです。自分のレースをして、力強いレースを見せたいと思います」
 【8】坂本亮馬(福岡・90期)
坂本亮馬弘選手
 「武雄FIの最終日に落車して、右膝を5針縫って、抜糸してからの練習でした。レースに来た方が集中力も高まりますし、自分もその中でベストパフォーマンスを出来るようにと思っています。こういう復興支援という名目ですしね。いわき平は直線が長いので、いつもの自転車より後半伸びるような自転車を持ってきています。前回の落車でパイプがダメになったのもありますけどね。レーススタイルも変えず、いつも通りに良い位置取ってからの仕掛けです。一発レースですけど、良いメンバーだし、自分も1着を目指していきます。山崎(芳仁)さん専用バンクみたいになっているので(笑)、対処して頑張ります」
 【9】岡部芳幸(福島・66期)
岡部芳幸選手
 「立川記念はイマイチでしたね。まだまだです。自分の新しい走り、スタイルが出来ていないですね。課題はたくさん残っています。前回の後は、普通に練習してきました。走るからには頑張りたいですね。こういう復興レースはいいことだし、やれることはこういうことしかないですから良いことだと思いますね。若い2人がいますし、作戦に乗って走るだけです。明日は山崎(芳仁)の番手です。1日しか走らないですけど、地元ですし頑張ります」


↑ページTOPへ