『宇都宮競輪開設63周年記念(GIII)レポート』 前検日編

配信日:5月25日
 宇都宮競輪開設63周年記念「宇都宮ワンダーランドカップ」が明日26日に開幕する。競輪界をリードする深谷知広に、地元のエース神山雄一郎、ダービー王の成田和也ら豪華メンバーが激突する注目の開催だ。S級S班は4名が参戦する。4日間に渡って繰り広げられるハイレベルな戦いから目が離せない。
 なお、初日はU字工事によるお笑いライブが8R発売中に予定されています。そのほか伊藤克信氏による予想会など多彩なイベントで開催を盛り上げます。ぜひ、本場に足をお運びください。
<1R>
荒木伸哉選手
荒木伸哉選手
 荒木伸哉(写真)はF1シリーズでコンスタントにV争いを演じている。久々の記念参戦で存在感を示すか。
 「ケガをせずに走れているのが一番ですね。練習はしっかりできているし、毎開催、上積みがある感じ。気持ちに余裕が出てきているので、レースでもタイミングを逃さず仕掛けられています。いい状態の時に記念を迎えられたので楽しみ。結果を出せるように頑張ります」
 荒木の番手は静岡同士の深澤伸介。初日予選3連勝の期待がかかる。
 「最近は展開が向かないことが多い。予選は勝てていますが、いまいちの成績ですね。荒木君は強いので信頼して任せるだけ。後輪だけを見て離れないように付いていきます」

<2R>
小島雅章選手
小島雅章選手
 小島雅章(写真)は鋭いまくりを主武器に戦歴をまとめている。一次予選では負けられない。
 「準決で失敗することが多いんですが、成績自体は悪くないですね。今回は追加だけど疲れはないと思います。最近は大ギアでも俊敏な動きができるようになってきました。明日も後方に置かれないように上手く立ち回ります」
 先制有力なのは利根正明だ。近況は大敗が目立つが、積極果敢なレース内容は高く評価できる。
 「身体の感じはそんなに悪くないんですけどね。上手くかみ合えば、成績も上がっていくと思います。前回は地元記念で疲れは少し残っているけど頑張ります」

<3R>
 橋爪亮は約1カ月ぶりの実戦でレース勘が心配される。
 「前回の一宮のあと、車を運転していて後ろから追突されて首を捻挫しました。1週間ぐらいは練習できました。大丈夫だと思うけど、とりあえず1走してみてですね。500は好きなバンクだし、しっかり仕掛けます」

<4R>
 佐川翔吾は成績がやや下降気味だ。持ち味のダッシュを効かしたタテ攻撃で一次予選突破を狙う。
 「調子は悪くないんですが、最近は流れが良くないですね。前回の千葉はいい成績を残せなかったけど、500バンクの感触をつかめました。明日は流れに乗ってしっかり仕掛けたいですね」

<5R>
 先行1車となった山形一気がレースを支配する。好不調の波は大きいが、勝ちパターンに持ち込んだときは強い。
 「一時期に比べると調子はだいぶ良くなっています。前回の全プロは相手が格上の選手ばかりで厳しかったです。明日のメンバーは戦いやすいし、予選を突破できるように頑張ります」

<6R>
長島大介選手
長島大介選手
 長島大介(写真)は通算100勝まであと2勝。初の地元記念参戦で節目を達成できるか。
 「ここで100勝できれば最高ですけどね。まずは初日をきっちりクリアしたい。2場所前の松戸の成績が悪く、前場所の京王閣はそれを引きずってしまった感じですが、気持ちを切り替えて、しっかり練習してきました。初の地元記念なので、しっかり頑張ります」

<7R>
藤田竜矢選手
藤田竜矢選手
 藤田竜矢(写真)が実績上位の存在だ。予選スタートに気を引き締める。
 「ここに向けて、いつも通り練習してきました。状態は変わらないですね。今回は4.15までギアを上げてみたいと思っているけど、明日はどうするか分かりません。予選は緊張しますが、変に構えないで、タイミングを逃さずに仕掛けたいですね」
 井上剛は通算200勝にリーチをかけている。鋭いキメ脚は当所向きだ。
 「前回の青森で久しぶりに結果を残せて手応えをつかめました。腰痛は出るときと出ないときがありますが、今回は今のところ大丈夫。明日は紀井君と初めての連係です。強いので信頼しています」

<8R>
 予選のメーンは地元の矢野昌彦だ。4.17の大ギアの破壊力は抜群。初の地元記念で暴れまわる。
 「地元記念に向けて練習はしっかりやってきました。最後はバンクで感じを見てバッチリです。まずは初日を突破したい。1つでも上のレースを走れるように頑張ります」

<9R>
中村淳選手
中村淳選手
 中村淳(写真)は12年ぶりの地元記念参戦にモチベーションが上がっている。初日は4.42のギアで戦う。
 「共同杯で落車して、前回の小倉はその影響があったけど、もう大丈夫です。身体のケアをしっかりやって、直前の感じはかなり良かった。4.25のギアで頭打ちになってきたので、明日は4.42でいきます。4.50のギアは使ったことがあるけど、このギアは初めてです」
 先行力なら鈴木裕だ。名古屋の共同杯でも優出するなど一段とパワーアップしている。
 「共同のあとにきつめに練習してきたので、まだ疲れが抜けきっていない感じですね。でも、今日ゆっくり休めば大丈夫でしょう。明日は上手く駆けられれば勝負になりそうですね」
 稲川翔は得意バンクで自信を持っている。
 「前回の静岡が追加だったので、終わってから疲れを取ることに専念してきました。宇都宮は成績がいいので、いいイメージを持って走れます」

<10R>
伏見俊昭選手
伏見俊昭選手
 福島SSコンビに人気は集まりそうだ。北日本は3車で成田和也が菅田和宏の番手を回る。
 「伏見さんに任せてもらえたので、番手で頑張ります。調子自体はずっと悪くないので、あとはレースでそれを出せるかだと思います。菅田君とは久々ですが、相性は悪くないです」
 伏見俊昭(写真)は前橋全プロのスーパープロピストレーサー賞で優勝を飾った。
 「33バンクで展開が向きました。自分の力で勝ったわけではないですね。終わってから10日ぐらいあったので、しっかり練習はできました。明日は成田の後ろで。前回も任せているし、それが自然でしょう」
 菅田和宏はSSの2人に任されて責任重大だ。
 「5百バンクは嫌いじゃないし、上手く駆けられるといいんですけどね。プレッシャーはあるけど、気負わずに走りたい」

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深谷知広選手
深谷知広選手
 深谷知広(写真)は名古屋の共同杯でデビュー以来、初めてとなる落車を喫した。今シリーズが復帰戦だ。
 「ケガは軽い打撲と擦過傷程度です。1週間ぐらい休んで練習してきました。落車したあとのケアが大事なので、色んな先輩からアドバイスをもらいました。練習量は足りないので、走ってみないと分からないですね。宮杯も控えているし、今回は結果も大事だけど内容にもこだわります」
 神山雄一郎が即席ラインで深谷の番手となった。通算10度目の地元記念Vへ、初日から全力で戦い抜く。
 「深谷君の番手は初めて。こういう番組の可能性もあると思っていた。練習は普段通りやってきました。とにかく全力で走るだけ。獲れればいいんですけどね」
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