『東日本大震災被災地支援競輪 千葉競輪開設62周年記念(GIII)レポート』 前検日編
 
配信日:10月14日


  明日から千葉競輪開設62周年記念「第4回滝澤正光杯」が開催されます。獲得賞金額によるグランプリ出場権争いがいよいよ本格化してきた中、今開催にはそのボーダーライン上の選手がズラリ。優勝争いはもちろん、そちらの方にも注目してみて下さい。
 もちろん、イベントも盛りだくさん。イベントステージの予想会(3、5、9R発売中)、選手会特設ブースの体力測定(1〜10R発売中)は開催中毎日実施されています。そして、初日の明日はイベントステージにて2R発売中に滝澤正光氏、吉井秀仁氏、山口健治氏による「フラワーライントークショー」が実施されますので、オールドファンの方は必見ですよね。そして、同じイベントステージで8R発売中には元・千葉ロッテマリーンズの投手、「ジョニー」こと黒木知宏氏のトークショーも。こちらはプロ野球ファンの方は必見です。明日のファンサービスは先着1000名様に「千葉競輪オリジナルボールペン」がプレゼントされるほか、土日限定ファンサービスとして、たこやきの無料配布(10:00〜13:00、750名に3個入りのたこやき)、選手会特設ブースで10月4日のロッテ対ソフトバンクのプロ野球観戦チケットをご持参の方、先着200名が限定抽選会に参加できますので、お誘いあわせの上、千葉競輪場にお越しください。


<1R>
阿部大樹選手
阿部大樹選手
   オープニングレースで主導権を握ってきそうな阿部大樹(写真)、トレードマークになりつつある笑顔で記者の質問に答える。
「千葉は何回も走ったことがあるし、自分の中では勝手にいいイメージを持っているんですけど、成績的にはあんまり良くないんですよね(苦笑)。今回はなんとかその良くない流れを払拭できる様に積極的な走りでお客さんにアピールできればいいですね。それが車券への貢献に繋がれば1番いいんですけど」
 秋本番で補充出走の小橋秀幸は3走してオール9着だが…。
「ファンの方には迷惑かけてしまいました。でも、今回はしっかり気持ちを切り替えてきたし、調子自体も問題ないので大丈夫だと思いますけどね」


<2R>
和田健太郎選手
和田健太郎選手
   地元の先陣を切る和田健太郎(写真)は気合い十分。
「ここ最近の成績は安定していると思いますね。前回(秋本番)は補欠からの出走だったので、そこまで準備できていなかった割にはそこそこ走れたと思いますしね。もともとは、正選手で斡旋されていたここに照準を合わせて調整していたので、地元でいい走りが出来れば。中3日ですけど、調整はしてきましたし、まずは一次予選をいい形でクリアしたいなと思います」
 前走の静岡で決勝進出と好調気配の大谷靖茂
「調子はいいですね。静岡は決勝こそ9着でしたけど、初日・2日目といい感じで踏めていましたし。千葉は先月走ったばっかりなんですよ。そこでは初日で敗退してしまったけど、2日目3着、最終日1着と成績をまとめることが出来たので、悪いイメージはないですね。今回はその時の経験を活かして一次クリアに全力を尽くしたいと思います。やっぱり、記念は勝ち上がらないと残りの3日間が本当につまらなくなってしまいますから(笑)」


<3R>
山田庸平選手
山田庸平選手
   相変わらず1着を量産している山田庸平(写真)が人気を集めそうだ。
「今も、いい流れに乗れているかなとは思いますね。ただ、500バンクは得意ではないというか、どちらかというと苦手な方なんですよね(苦笑)。でも、500は逃げた時の方がいい着を取れていると思うので、今回はいつもよりも少し積極的にレースを組み立てていきたいなと思っていて。そうすれば結果も自然と付いてくると思うんですよね」
 愛知に移籍して好調をキープしている篠原忍も侮れない存在だ。
「愛知に移籍して、生活の面でもだいぶ慣れてきましたし、しっかり練習もできていますよ。ホームバンクは一応、名古屋なんですけど、距離的には一宮も同じくらいなので、どっちも入る感じです。今まで練習する機会のなかった人たちとの練習はいい刺激になりますね。あと、僕は今99勝で節目の100勝にリーチが掛かっている状況なので、出来れば今開催中に達成できればいいんですけど」


<4R>
湊聖二選手
湊聖二選手
   記念優出経験もある湊聖二(写真)の動向が展開を大きく左右することになりそうだ。
「ここ最近は練習方法を変えて、ロードレーサーに乗ったりしているんですけど、おかげで感じは悪くないですね。地元勢は気合い入っていると思うし、いつもより積極的なレースをしてくる可能性もあるので、その辺はしっかりと気をつけて、上手くレースを組み立てていきたいですね」
 地元戦となる田中晴基には胸に秘めた思いが。
「今回は中村(浩士)グループのS級が全員集合しているんですよね。今年の松戸記念では鈴木(裕)君と根田(空史)君の2人が活躍して、僕だけ置いてけぼりをくらってしまったので、今回は絶対にそうならない様に。ましてや総帥の浩士さんの前で恥ずかしいレースはできないですからね。少しでも上に勝ち上がってグループで連係できる様に頑張りたいですね。理想はもちろん、グループ全員で決勝で連係することです!」


<5R>
竹内智彦選手
竹内智彦選手
   9月のミッドナイトS級覇者の竹内智彦(写真)だが、その後はやや低空飛行が続く。
「前回(秋本番)は全然踏めなかったですね。自分でもビックリするくらいに。今までビッグに参加した時は最低でも1回は連に絡んでいたんですけど、それさえ出来なかったですから。でも、原因は分かっているんですよ。前々走の前橋から焦って練習したのがよくなかったんですよね。要はオーバーワークというやつで。だから、今回は中3日での参加になりますけど、その辺はある程度調整してきたつもりです。それがいい方向に出てくれればいいんですけど」
 その竹内に前を任された金澤竜二は先行一車の展開を生かせるか。
「明日は僕が先行することになるんですかね。まあ、チャンスといえばチャンスなので、仕掛けどころをしっかり見極めて、自分のペースに持ち込めればいいんですけどね。調子は普通だと思いますよ」


<6R>
西岡正一選手
西岡正一選手
   数字的には目立ったものを残せていない西岡正一(写真)だが、安定したマーク戦は魅力だ。
「調子は全然、悪くないですよ。展開的な部分もあって、たまたま成績を残せていないだけで。それに、僕は500バンクが得意なんですよ。千葉も相性的にはいい方ですしね。しかも、明日は前(中村美千隆)がしっかりしているので、まずは離れない様に付いていって、直線勝負に持ち込みたいと思います」
 前々走の宇都宮では優出するなど、500バンクとの相性が良好な高橋陽介
「感触的には悪くはないんですけど、ちょっとオーバーワーク気味かなという感じがするんですよね。若干ですけど、疲れが残っている様な気がしないでもないし…。明日までにその疲れが抜けてくれているといいんですけど」


<7R>
根田空史選手
根田空史選手
   成績表に大きい数字が目立ち、状態がやや不安視される根田空史(写真)
「大きい着は確かに多いですけど、その中で1着も取れているので、一時期の悪かった頃に比べれば全然いいですね。地元記念ですけど、特にここに向けて調整してきたという訳ではなくて、僕の中で照準を合わせているのは競輪祭ですね。でも、そこに向けていい弾みをつけるためにも、この地元記念は本当に大事な大会ですからね。まずは、明日きっちり勝って2日目以降に繋げたいですね」
 ベテラン・安田光法は新鋭の山崎光展マークから勝機を窺う。
「今回は1ヶ月近く空いての参加になるんですけど、その間はしっかり練習できましたし、状態や調子は悪くないと思いますよ。明日は相手がちょっと強力ですけど、山崎君に頑張ってもらって、最後は何とか突っ込めればいいんですけどね」


<8R>
鈴木裕選手
鈴木裕選手
   一次予選最後のレースを締めるのは、松戸記念覇者の鈴木裕(写真)
「秋本番はちょっと気持ちの入れ方が足りなかったんですかね。やっぱり、ビッグレースともなると違うというか。でも、今回は地元記念なので、あの時の借りを少しでも返せれば。もちろん、優勝して千葉県の2競輪場記念完全制覇になれば言うことはないんですけど、今回は地元勢がかなり強力なので、まずは自分の仕事である先行をしていくことに集中したいと思います。そうすれば結果は自然と付いてくると思うので」
 その鈴木に前を任せる伊勢崎彰大は師匠の名前が冠名となっているだけに一戦必勝の心構え。
「僕にとって、この『滝澤正光杯』はビッグレース並の重さがあるんですよ。だから、ここに合わせてしっかり練習・調整しましたし、師匠の前で恥ずかしいレースだけはできないですからね。少しでも上のレースに勝ち上がるためにも、ここまで来たらあとはもうやるだけですね」


<9R>
松岡貴久選手
松岡貴久選手
大塚健一郎選手
大塚健一郎選手
   秋本番で決勝3着の松岡貴久(写真)。近況絶好調。獲得賞金も現在11位とこちらも大きな注目が集まる。
「秋本番は小野(俊之)さんが強かったですね。今年は今のところ優勝がまだないんですけど、年末に向けて運を溜めているところなんですよ(笑)。秋本番から中3日しかないので、そんな追い込んだ練習はもちろんできなくて、調整程度という感じですけど、調子的にはそこまで変わっていないと思いますよ」
 ここ最近は落車や失格と不運続きの大塚健一郎(写真)だが、前向きなコメントが飛び出す。
「秋本番の初日に関しては勝負の中でのことですからね…。ただ、本音を言えばもう2〜3走はして、自分の中での感触を確かめたかったというのはありますけど。ただ、感覚的にはもう『底』は脱していると思うので、あとは上がっていくだけというか、自ずと上がっていくと思ってはいるんですけどね」
 地元の重鎮・鈴木誠は五十嵐力との連係から優秀競走進出を目指す。
「滝澤さんの名前が付いている開催だから、頑張りたいですよね。明日は五十嵐君との連係ですけど、今回は千葉の先行選手がかなり豊富じゃないですか。ということは、勝ち上がっていけば僕にもチャンスが広がっていくということなので、その部分はちょっと楽しみではあるんですけど。脚の状態もいいですしね」


<10R>
佐藤友和選手
佐藤友和選手
佐藤慎太郎選手
佐藤慎太郎選手
   秋本番ではまさかの二次予選敗退となった佐藤友和(写真)だが、最終日を1着で締めくくるあたりはさすがの一言。
「秋本番の二次予選はちょっと展開を読み違えたというか、もったいなかったですね。でも、最終日は自分のレースができたし、いい形で終われたんじゃないかなと思います。千葉は僕のデビュー戦の場所でもある思い出の競輪場なんですよね。ただ、すごい久しぶりで。たぶん、S級上がってすぐの頃に1回走ってると思うんですけど、その時まではS級でも全然結果が残せず苦労していたんですよ。だけど、その千葉の開催で高谷(雅彦)さんと一緒になって、アドバイスをもらったことで上向いていったんですよね。だから、僕にとって千葉はすごくいいイメージのある競輪場でもあるんです。だから、今回はあの時みたいに初心に帰って頑張りたいと思います。調子は相変わらずいいと思いますよ」
 そんな佐藤友は賞金ランク8位だが、それを追うのが10位の佐藤慎太郎(写真)
「秋本番の初日落車は影響がないと言ったらウソになっちゃうかな。頭では影響ないと思っていても、無意識の内に突っ込めるコースが突っ込めなくなるというか。秋本番の最終日もそれで5着だったしね。だから、今回はその辺のメンタル面を修正してきたつもりです。こういう状況(グランプリの賞金争い)だから、1つでも上の着を目指していくだけですよ。仮に優勝することが出来れば一気に近づけるので、一戦一戦を大事に走っていきますよ!」
 この強力北日本勢に対抗する稲垣裕之にとって千葉は思い出の地でもある。
「秋本番の後は調整程度っていう感じで乗ってきました。それでも徐々に良くなってきているし、ケガの影響はもう大丈夫だと思います。海上自衛隊にいた頃は館山の航空基地にいたんですけど、そこでの生活はけっこう長かったし、千葉記念に参加する時は自衛隊時代の仲間が応援に来てくれるんですよね。今回も最終日には来てくれるみたいなので、何とか決勝には乗りたいんですよ」


<11R>
海老根恵太選手
海老根恵太選手
成田和也選手
成田和也選手
   地元エースの海老根恵太(写真)は今年1年不本意な成績が続いてしまっているが、地元記念で復活ののろしを上げたいところ。
「本当に今年は不甲斐ない成績が続いてしまっているんですけど、最近は練習もしっかりできているし、感触自体はそんなに悪くないんですよ。グランプリ出場権のこととか色々ありますけど、その辺のことは一切考えずに。というか、僕の中では競輪祭で一発勝負だと思っているので。そこに向けていい弾みをつけたいというのもありますし、期待してくれてるファンの方のためにもいい結果を残したいと思います」
 安定感が光る成田和也(写真)は佐藤康紀に任され自ら活路を切り開く。
「こういうメンバー構成になった以上、前々に攻めていくしかないですよね。今回は久しぶりの中3日なんですけど、秋本番は後泊だったので、実質2日しかなくて。1日乗って、1日調整してという感じですね。それでも、千葉は記念優勝の経験もあって、ゲンのいいバンクですし、しっかりと自分のレースをすれば結果も出てくれるかなとは思うんですけどね」
 勢ぞろいした中村グループの総帥・中村浩士はリーダーの威厳を保てるか。
「今はグループの皆調子がいいからね。でも、こうやってグループのS級選手が全員地元記念に出場できるのは本当に嬉しいことだと思います。もちろん、ここに向けてしっかり練習してきたし、状態はバッチリ。松戸記念は弟子の2人(鈴木&根田)がああいう形で活躍してくれましたけど、今回もそれと同じ様な形になればいいですね」

↑ページTOPへ


COPYRIGHT(C) JKA, All Rights Reserved