『東日本大震災被災地支援競輪 千葉競輪開設62周年記念(GIII)レポート』 2日目編
 
配信日:10月16日


 本日、千葉競輪開設62周年記念「第4回滝澤正光杯」の2日目が開催。快晴の中行われたレースは前半から落車や失格が相次ぐ波乱の多い1日となりましたが、その中でも際立っていたのは、やはり優秀レース「千葉マリーンカップ」を制した佐藤友和選手でしょう。昨日と同じ7番手からの豪快捲りで好調さ存分にアピール。この勢いのまま完全優勝という可能性も十分にありそうですね。
 さて、3日目のイベントはフラワーライントークショー(2R発売中)が最終日となっている他、選手会千葉支部による競輪グッズ販売会や競輪ゲーム、「LOVE9」も来場していますので、是非、こちらでもお楽しみ下さい。
 盛り上がること間違いなし。とくに、千葉記念の恒例イベントとしてすっかり定着している「第9回愛の競輪」。これは知的障害者(福葉苑)と競輪選手(千葉支部)のコラボイベントですが、今年は千葉支部の元支部長でもある廣瀬来さんのラストランの舞台にもなっていますので、お見逃しなく! 
 ファンサービスは先着1000名様に「千葉競輪オリジナルボールペン」のプレゼントや、先着1000名様にスクラッチクジを配布し、抽選で150名様に「滝澤正光杯オリジナルクオカード」のプレゼントなどもありますので、千葉競輪場でお待ちしています。


<1R>
湊聖二選手
湊聖二選手
   4番手と好位置キープから捲った湊聖二(写真)が1着。
「山崎(光展)君がホームであんだけ行くとは思わなかったですね。おかげで展開に恵まれました。もう、今日は展開一本でしょう(笑)。こんなにすんなりの展開でいいのかなって感じで、自分でも怖くなっちゃって、後ろの坂木田さんがいつ飛んでくるのか気になって気になって仕方がなかったですね」
 本日からの補充出走となった坂木田雄介は7番手からの捲り追い込みで3着。
「2コーナーで詰まったところはあったんだけど、山崎君がホームであんなに駆けるとは思ってなかったから、それを追いかけるのに脚を使ってしまっていて、ちょっと一杯になっちゃいました。湊君が早めに駆けてくれれば面白かったんだけど、仕掛けるのがかなり遅めだったので、今日の展開では3着がいっぱいでしたね」


<2R>
須賀和彦選手
須賀和彦選手
   1着は同期・高橋の先行に乗って差し脚伸ばした須賀和彦(写真)
「宮本(憲)さんがイン切りみたいな形になったのが大きかったですね。マーク戦は今日で5回目くらいだと思うんですけど、全部1着なんですよ。今日もいい勉強になりました。最後も余裕ありましたしね。この経験をこれからのレースにも活かしていける様に頑張りたいですね」
 その高橋陽介もしっかり2着に逃げ粘る。
「ホームで宮本さんに突っ張られるかと思って一瞬焦りましたけど(苦笑)、イン斬りでしたね。バックが向かい風だったからキツかったんですけど、力を出し切ることが出来たし、(状態は)悪くないと思います。この流れで明日も自分のレースをした上でいい結果を残したいと思います」


<3R>
篠原忍選手
篠原忍選手
   7番手から豪快な捲りを決めた篠原忍(写真)が節目の100勝を達成。
「ちょっと外を走り過ぎましたけど、(先行・古川功二マーク)大熊(正太郎)さんの牽制は厳しいですから(苦笑)。とりあえず、早い段階で100勝達成できて良かったです。昨日も感じは悪くなかったんですけど、勝ち上がりには失敗してしまって。でも、今日こうして1着取ることが出来たので、調子はいいですね」
 古川ライン3番手から鋭い差し脚を見せた内海雅夫が2着入線。
「あれだけ古川君が行ってくれれば、あとは3番手の仕事をしながらコースを探すだけだったんでね。けっこう落ち着いてました。最後はよく伸びてくれましたね。終わってみれば、元・群馬ワンツーですか。篠原君が移籍する前に何回か連係したことはあったんですけど、ワンツーしたことはなかったのに、移籍した途端にこういう結果ですから、不思議なもんですよね(笑)」


<4R>
阿部大樹選手
阿部大樹選手
   ホームで西本直大を叩いて逃げた阿部大樹(写真)の押し切り勝ち。
「(前受けの)山田さんが引いて一瞬流したところで行けたので、結果的にタイミングばっちりでしたね。とにかく、山田さんを中団にするのだけは嫌だったので。久しぶりに自分のレースが出来たので、気持ち良かったですし、このまま最終日まで頑張りたいと思います」
 人気の山田庸平は7番手で動けず捲り不発の6着。
「西本さんが阿部君を出させずに先行すると思っていたので、ちょっとアテが外れてしまいました…。あの展開になってしまうと、勝負権はないですよね。昨日・今日と人気になっていたのに、不甲斐ないレースをしてしまってファンの方には迷惑をかけてしまって…」


<5R>
服部克久選手
服部克久選手
   逃げ切りで昨日に引き続き連勝となった服部克久(写真)
「昨日よりかは軽かったですね。コーナーも上手く回せましたし。まあ、展開に恵まれたっていうのもあるんですけど(笑)。この制度になってからは初めての記念準決勝は嬉しいですけど、これに満足していてはダメだと思うので、しっかり気を引き締め直していかないと。ただ、この2走でいいアピールが出来たかなとは思いますね」
 服部ライン3番手を固めた藤原浩が直線強襲で2着入線。
「今日は前のおかげですね。僕が3番手に付いたことで、頑張ってくれそうな雰囲気はしていたんですよ。昨日は写真判定の末4着で二次予選に進めて、今日は失格審議になったけど、結果セーフで準決勝進出ですから、流れがいいのかもしれないですね。今回は計画的に練習できて、脚の状態としてもいいので、それが流れを引き寄せているのかも」
 単騎戦となった志村太賀は捲り追い込むが惜しくも届かず4着。
「自分のタイミングというより、五十嵐(力)さんとかぶる前に仕掛けないといけないなと思っていたので、仕掛けとしてはよくなかったかも。それにしても、服部さんはすごく掛かってましたね。グングン伸びていった感じでしたから、かなり仕上がってるんじゃないですかね」


<6R>
阿竹智史選手
阿竹智史選手
   田中晴基との中団争いを凌いで捲った阿竹智史(写真)が1着。
「今日はとにかく中団だけはキープしよと思ってたんですよね。最後はけっこうフラフラではありましたけど(苦笑)、けっこういい状態で走れているし、自分でも楽しみにしてるところではあるんですけどね。とにかく明日は大事な準決勝なので、しっかり集中して走りたいと思います」
 2着は逃げた中村マークから抜け出した前田拓也
「美千隆が頑張ってくれたおかげですよ。彼はいつもレースを作ってくれるから、先行選手として信頼してます。ミッドナイト競輪の初日にも連係したんだけど、その時は僕が差せなくて逃げ切りだったから、今日も安心して逃げたんじゃないですかね。今日は何とか交わせて良かった(笑)。脚自体は軽いですね」
 その中村美千隆は逃げ残りの3着で準決勝へ。
「今日みたいに相手が自分より強い時は後手を踏んでしまうとどうしようもなくなるから、とにかくそうならない様に集中してました。最後は食われるかなとも思ったけど、何とか残れてよかったし、前田さんと2人で準決勝に乗れてホッとしましたね」


<7R>
鈴木誠選手
鈴木誠選手
   主導権奪った根田空史マークの鈴木誠(写真)がきっちり抜け出し1着。
「ちょっと重かったね。根田でもさすがに1周半はキツいですよね。最後は垂れてきてたし、中部の2人が突っ込んでくるのが見えたから、ちょっと早めに踏ませてもらったっていう感じで。宮倉さんとワンツーできたのは嬉しいんですけど、地元の自力選手が1人減ってしまったのは寂しいですね」
 地元ライン3番手を固めた宮倉勇が2着に続く。
「根田君も昨日の感じなら残っていたんだろうけど、今日は風の影響なのか、流れるところがなかったみたいで。やっぱり、3人で決めたかったっていうのはありますけど、個人的には準決勝進出は素直に嬉しいですね。ギアを上げたことで感じよく踏めましたし」
 4番手から捲り追い込んだ柴崎俊光が番手・岩見潤を振り切り3着入線。
「展開は良かったんですけど、根田君もけっこう踏んでいたし、蛇行する様な感じで踏んでたから、それでけっこう脚を使ってしまいましたね。それに、ちょっと自転車の進みもよくなかったし。単独の4番手で突き抜けるイメージはあったんですけどね…」


<8R>
兵藤一也選手
兵藤一也選手
   果敢な攻めを見せた矢野マークの兵藤一也(写真)SSの貫禄を見せる差し脚で1着。
「バック向かい風だったんですけど、その中でも掛かっていた矢野は強かったね。もともと強いのは知っていたんだけど、さらに強くなっているなっていうのを、今日一緒に走って感じましたよ。フレームを変えてやわらかいものにしているんだけど、まだちょっとしっくりきてない感じがするかな」
 矢野ライン3番手を川口満宏が奪って差し脚伸ばした三宅達也が2着。
「このメンバーでよく凌いだね(笑)。矢野はけっこう掛かってたし、バックでは行き切れないかなと思って。その中でも前々に攻めた結果、3番手が取れて。今は自在に何でもというのを意識しながらやっているんですけど、それが結果にも結びつきはじめているから、もっと脚をつけて、これからさらにこの戦法を磨いていきたいね」
 3着は末脚よく粘り込んだ矢野昌彦
「ラインが長かったし、組み立てやすかったのは確かですね。記念の準決勝進出は初めてです。今年の松戸記念の時もそうでしたけど、今までは二次予選で悔しい思いをしてきたので、やっぱり嬉しいですね。A級の時に痛めた腰も問題ないし、脚の仕上がり具合もいいと思います」


<9R>
成田和也選手
成田和也選手
   ライン2車ながら金澤竜二が先行し、成田和也(写真)が難なく抜け出し快勝。
「バックで風が強くて思ったより車間を開けられなかったんですよね。それなのに、3番手に神山君がいたことで、彼がどっちに車を出すか、その時どう対応するかを意識していた分、残すことができずに悪いことをしちゃいましたね」
 和田健太郎の捲りに乗って追い込んだ村本大輔が2着入線を果たす。
「ちょうどうまい具合にコースが空いてくれましたね。そこを突っ込めた訳だし、感触的には悪くなかったですよ。どっちにしても明日が勝負になってくるので、また気持ち引き締めて集中していきたいと思います」
 3番手と好位置キープした神山拓弥だったが、3着にやや不満顔。
「2コーナーで仕掛けるポイントはあったんですけど、勝ち上がりだし大事にいき過ぎてちょっと躊躇してしまって。でも、本当ならそこで行かないといけないんですよね。例え行けようが行けまいが。それが本当のトップクラスの選手だと思うし、その辺の気持ちの部分が課題として見えましたね。あの位置、あの展開で3着というのはちょっといただけない。なので、明日は気持ち入れ直して積極的に頑張りたいと思います」


<10R>
和田圭選手
和田圭選手
   鈴木裕が先行態勢に入るも海老根が離れてしまい、鈴木の番手にはまった和田圭(写真)が1着。
「僕より強い人たちが相手な訳ですから、前々に攻めないと勝ち目がないと思ってやれたのが、こうやって結果に結びついたのかもしれないですね。こうやって記念の準決勝まで進めた訳だし、疲れはまだ多少は残っているかもしれないですけど、そんなに状態は悪くないので、明日もしっかりアピールできる様に頑張るだけです」
 鈴木との連係が崩れた海老根恵太だが、自力捲りで3着とかろうじて地元エースの看板を守る。
「打鐘付近で笠松(信幸)が内を閉めてるのが分かったから、(鈴木も)そこは行かないだろうと思って、外を意識していたせいで離れてしまって…。結果的に自分で仕掛けることになったんですけど、正直、届く様な感じではなかったから、決していい状態とは言えないかな」


<11R>
佐藤友和選手
佐藤友和選手 佐藤慎太郎選手
佐藤慎太郎選手
   昨日に引き続き7番手からの鮮やかな捲りで連勝を飾った佐藤友和(写真)
「本当は先行したかったんですけど、松岡が先行したのは意外でしたね。もうちょっと楽な展開にしたかったんだけど、昨日も同じ様な展開から頭まで届いていたし、そこまで焦りはなかったですよ。2センターから4コーナーで一瞬止まった分、スピードが死んでしまって、昨日より慎太郎さんに迫られてしまったけど、最終的に押し切れたので、まずまずのデキなんじゃないですかね」
 佐藤友マークの佐藤慎太郎(写真)はあわや差し切りの場面を演出するが、写真判定の末、タイヤ差での2着。
「差したかなと思ったんだけど、ダメでしたね…。でも、昨日は全く差し込めなかったけど、今日はタイヤ差の勝負にまで持ち込めたので、昨日よりいい状態になっているっていうことでいいんじゃないですか。でも、やっぱり友和は強いね」
 逃げた松岡ライン3番手の中村浩士が3着。
「最後は自分でもそこそこ突っ込めたかなとは思うんですけど、ちょっとギアが足りなかったかな。もしかしたら、明日は(ギア)を上げるかもしれない」
 北日本ライン3番手の佐藤康紀は4着で、上位独占ならず。
「ギアが足りなかったな〜。それにしても友和はデキそのものの次元が違いますよ(笑)。青森記念の時とは比べ物にならないくらい。なんとか『トリプル佐藤』で上位独占を決めたかったんですけど…」
 4番手と絶好位を確保した稲垣裕之は佐藤友の捲りに屈し6着。
「ホームで松岡が流さずに踏んでいったので、思ったより口が空いてしまった。それに、番手の大塚(健一郎)さんの牽制が強烈だから、それをかいくぐるために外々を踏んだっていうのもありますし。まあ、松岡の掛かりもよかったし、強かったですけど、僕自身の手ごたえは悪くないですね」
 積極性溢れるレース運びを見せた松岡貴久だったが、最後は力尽き9着に沈む。
「追い風だったので、掛かり自体は良かったんですけどね。イメージとしては稲垣さんの捲りに合わせて踏み直すつもりではいたんですけど、結局合わせられなかったですね。明日以降に向けて修正すべき点があるのかなと」

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