今年の舞台は松戸。千葉競輪開設69周年記念「滝澤正光杯in松戸(GIII)」が、松戸競輪場で10月13日からスタートする。山中秀将、伊勢崎彰大、和田健太郎、成清貴之、鈴木裕ら地元の精鋭が、昨年、千葉での雪辱に燃えて集結した。S級S班の諸橋愛をはじめ、村上義弘、山崎芳仁、原田研太朗ら他地区の強豪の参戦で、33バンクで繰り広げられるスピードバトルは初日から目が離せない。12日の前検日には、翌日からの激戦に備えて、選手それぞれが入念に調整を行った。
本場では開催中の毎日、今シリーズに出場する千葉支部の選手がデザインされたオリジナルビッグカツと69周年記念缶バッジを日替わりで先着プレゼント、未確定車券抽選会、大人も子どもも楽しめる氷を使わない「スケートリンク」などが行われます。また、13日の初日には松戸競輪場応援大使アイドルユニット「Parfait(パルフェ)」のステージなども予定されています。松戸競輪場では様々なファンサービスとイベントで、お客様をお待ちしています。ぜひ、本場へ足をお運びください。
本場では開催中の毎日、今シリーズに出場する千葉支部の選手がデザインされたオリジナルビッグカツと69周年記念缶バッジを日替わりで先着プレゼント、未確定車券抽選会、大人も子どもも楽しめる氷を使わない「スケートリンク」などが行われます。また、13日の初日には松戸競輪場応援大使アイドルユニット「Parfait(パルフェ)」のステージなども予定されています。松戸競輪場では様々なファンサービスとイベントで、お客様をお待ちしています。ぜひ、本場へ足をお運びください。
<1R>
加賀山淳選手
オープニングレースには、地元の加賀山淳(写真)が出走する。苦手な夏場は成績を落としたが、気温も下がってきた近況は、状態の良化に期待したい。
「(1レースの1番車は)まったく気にしていないですよ。いつも通りやるだけです。夏場はやっぱりダメでした。8月は出走本数が足りなくなるのもわかっていたし、それもしょうがないくらい体調がダメだった。これから寒くなって、もうあとは上がっていくしかないですから」
中島将尊は、前回の豊橋FIを517着。決勝は中団からまくるも、山中貴雄のブロックで失速。あと一歩のところでS級初優勝を逃がし、悔しそうに振り返った。
「獲ったと思ったんですけどね…。悔しかったけど、あの展開で獲れないんじゃただの力不足です。道中は楽だったし、あれがS級のブロックなんだと思いました。もっと圧倒的なスピードがないと止められちゃいますね」
「(1レースの1番車は)まったく気にしていないですよ。いつも通りやるだけです。夏場はやっぱりダメでした。8月は出走本数が足りなくなるのもわかっていたし、それもしょうがないくらい体調がダメだった。これから寒くなって、もうあとは上がっていくしかないですから」
中島将尊は、前回の豊橋FIを517着。決勝は中団からまくるも、山中貴雄のブロックで失速。あと一歩のところでS級初優勝を逃がし、悔しそうに振り返った。
「獲ったと思ったんですけどね…。悔しかったけど、あの展開で獲れないんじゃただの力不足です。道中は楽だったし、あれがS級のブロックなんだと思いました。もっと圧倒的なスピードがないと止められちゃいますね」
<2R>
野口裕史選手
野口裕史(写真)は、S級2場所目となる今シリーズが地元記念。力を余して終わった前回の10月小田原FIを反省した。
「緊張しましたね。緊張しすぎて全然もがけなかったです。最終日に先行できて、後ろ攻めのイメージはできたんですけど、前からだとなにもできませんでした。A級だとワンテンポ遅れても出れたけど、S級だと車間が空いたり、タイミングがなくなる。脚をいっぱいにして終われればいいですね」
小埜正義は、大事な地元記念に向けて練習を重ねてきた。初日は111期の野口の番手回り。直前には一緒に汗を流してきた。
「食事と練習で3キロぐらい絞りました。もうちょっと絞りたいですけどね。(野口と練習は)ほとんど一緒にやったことはないけど、2日前に一緒にやって、コテンパンにされました。すごいですよ。付いていけなかった。朝からあのスピードに対応できるかな。まずは離れないように。今回は勝ち上がりたいですね。(高橋)隆太もいるし、うまいこと3人で決まるように」
「緊張しましたね。緊張しすぎて全然もがけなかったです。最終日に先行できて、後ろ攻めのイメージはできたんですけど、前からだとなにもできませんでした。A級だとワンテンポ遅れても出れたけど、S級だと車間が空いたり、タイミングがなくなる。脚をいっぱいにして終われればいいですね」
小埜正義は、大事な地元記念に向けて練習を重ねてきた。初日は111期の野口の番手回り。直前には一緒に汗を流してきた。
「食事と練習で3キロぐらい絞りました。もうちょっと絞りたいですけどね。(野口と練習は)ほとんど一緒にやったことはないけど、2日前に一緒にやって、コテンパンにされました。すごいですよ。付いていけなかった。朝からあのスピードに対応できるかな。まずは離れないように。今回は勝ち上がりたいですね。(高橋)隆太もいるし、うまいこと3人で決まるように」
<3R>
岡崎智哉は、前回の10月平FIで約7カ月ぶりに優出。それまでは動きがいまひとつだっただけに、休養に時間を割いてきた様子だ。ここも流れに乗っていけるか。
「もともと、あまり調整しないタイプなんですけど、あまりにも体が動かなすぎたんで、平の前は休みました。そしたら平は良かったですね。やっぱり疲れが溜まってたんですかね。33バンクなんで、立ち遅れずにしっかり仕掛けたいです」
岡崎の番手を回るのは西岡正一。前回の10月向日町FIの最終日には、4コーナーハコ展開が巡ったものの、前を交わせず。通算200勝に足踏み状態が続く。
「落車して坐骨神経痛になって、脚が痺れてたんですよ。でも、もうだいぶいけるようになってきました。(200勝は)向日町で決めておきたかったですけどね。落車でその辺の感覚のズレみたいなのがあって、差しそこないました。あれじゃ199.5勝でしょ(笑)。レースになったら意識はしないけど、早めに決めたいですね」
「もともと、あまり調整しないタイプなんですけど、あまりにも体が動かなすぎたんで、平の前は休みました。そしたら平は良かったですね。やっぱり疲れが溜まってたんですかね。33バンクなんで、立ち遅れずにしっかり仕掛けたいです」
岡崎の番手を回るのは西岡正一。前回の10月向日町FIの最終日には、4コーナーハコ展開が巡ったものの、前を交わせず。通算200勝に足踏み状態が続く。
「落車して坐骨神経痛になって、脚が痺れてたんですよ。でも、もうだいぶいけるようになってきました。(200勝は)向日町で決めておきたかったですけどね。落車でその辺の感覚のズレみたいなのがあって、差しそこないました。あれじゃ199.5勝でしょ(笑)。レースになったら意識はしないけど、早めに決めたいですね」
<4R>
久米康平は、前回の10月平FIは大きな着こそ続いたが、3日間最終バックを取って、持ち味の積極的なレースを見せた。このメンバー中では断トツのバック数を誇っている。
「33バンクですし、いつも通り積極的にいきます。(バック数は)意識はそんなにしてないですけど、自然と増えてきていますね。ウォーミングアップとか、実戦でもっと状態を上げていきたいです。モガけてるわりにはスピードが出てなかったり、体のバランスが原因だと思うんですけど、気持ちのズレみたいな部分があるかもしれない。いろいろなことを意識しながら、実戦できっかけをつかみたいですね」
8月に落車が続いた福島武士だが、もう大きな影響はなさそう。浮上へのキッカケをつかみたいところだ。
「(落車の)ケガ自体は大きくなかったんですけど、いい時に比べると細かいところで影響はあります。いい時には4コーナーをサラ脚で回ってましたからね。でも、それはそこまで気にせずに。キッカケが欲しいし、1勝が欲しいですね」
「33バンクですし、いつも通り積極的にいきます。(バック数は)意識はそんなにしてないですけど、自然と増えてきていますね。ウォーミングアップとか、実戦でもっと状態を上げていきたいです。モガけてるわりにはスピードが出てなかったり、体のバランスが原因だと思うんですけど、気持ちのズレみたいな部分があるかもしれない。いろいろなことを意識しながら、実戦できっかけをつかみたいですね」
8月に落車が続いた福島武士だが、もう大きな影響はなさそう。浮上へのキッカケをつかみたいところだ。
「(落車の)ケガ自体は大きくなかったんですけど、いい時に比べると細かいところで影響はあります。いい時には4コーナーをサラ脚で回ってましたからね。でも、それはそこまで気にせずに。キッカケが欲しいし、1勝が欲しいですね」
<5R>
鈴木裕選手
9月青森FIを優勝、10月西武園FIを準優勝と、勢いに乗っている鈴木裕(写真)。西武園の決勝では、抜群のカマシでレースを支配した。いい流れのまま迎える地元記念は、菅原裕太の番手回りからスタートする。
「競輪は気持ちだってわかった。前回、僕の後ろで久しぶりに競りがあって、自分的にかなり気持ちが入って。それで押さえ先行をしたら、普通に駆けられたんですよ。青森は恵まれたけど、前回でちょっと変わったかな。(菅原の番手は)3回か4回くらいあります。自分は番手でも、付けることに関して全然苦はないですね。番手の仕事をしたりだとかはまだまだですけど。番手でラッキーくらいの気持ちでいきます」
前回の10月西武園FI初日に、岡本総ら相手に逃げ切り勝ちを収めた菅原裕太。しかし、不発に終わった準決を反省し、今回は仕掛けどころを逃さない。
「前回は収穫はありました。ただ、準決は位置は取れたけど、気持ちの面で行けずにかぶっちゃって、位置を取っただけで終わってもったいなかったです。前の松戸(記念)が本当に悔しかったんで、勝ち上がってリベンジしたいですね。行けるところで行けるように、勝負どころを逃さずに行きます」
「競輪は気持ちだってわかった。前回、僕の後ろで久しぶりに競りがあって、自分的にかなり気持ちが入って。それで押さえ先行をしたら、普通に駆けられたんですよ。青森は恵まれたけど、前回でちょっと変わったかな。(菅原の番手は)3回か4回くらいあります。自分は番手でも、付けることに関して全然苦はないですね。番手の仕事をしたりだとかはまだまだですけど。番手でラッキーくらいの気持ちでいきます」
前回の10月西武園FI初日に、岡本総ら相手に逃げ切り勝ちを収めた菅原裕太。しかし、不発に終わった準決を反省し、今回は仕掛けどころを逃さない。
「前回は収穫はありました。ただ、準決は位置は取れたけど、気持ちの面で行けずにかぶっちゃって、位置を取っただけで終わってもったいなかったです。前の松戸(記念)が本当に悔しかったんで、勝ち上がってリベンジしたいですね。行けるところで行けるように、勝負どころを逃さずに行きます」
<6R>
菊地圭尚は10月平FIの決勝で、同郷の大森慶一、荒澤貴史を引き連れて先行勝負。結果は9着も、大いに見せ場を作った。近況は番手戦での取りこぼしもあるものの、いい状態はキープしている。
「(先行は)お恥ずかしいかぎりです。たまにしかない(北海道)ラインだし、ゴールまでもてばよかったけど、そこまでもたなくていっぱいでした。(近況は)ちょっとモヤモヤしてます。見過ぎてしまったり、内に詰まったり。自分の感じは問題ないけど、そういう意味では勉強です」
9月青森記念は初日敗退も、3日目には佐々木龍をねじ伏せ、3度の確定板入りと存在感を放った戸田康平。そこから中11日空いて、調整もしっかりとできた様子だ。
「(青森記念は)初日は良くなかったけど、2日目から立て直せたんでよかったですね。(3日目は)力勝負はできたけど、(坂本)亮馬さんに残してもらってるんでまだまだです。(中11日で)休みも取れたし、普段通りにしっかり練習してきました」
「(先行は)お恥ずかしいかぎりです。たまにしかない(北海道)ラインだし、ゴールまでもてばよかったけど、そこまでもたなくていっぱいでした。(近況は)ちょっとモヤモヤしてます。見過ぎてしまったり、内に詰まったり。自分の感じは問題ないけど、そういう意味では勉強です」
9月青森記念は初日敗退も、3日目には佐々木龍をねじ伏せ、3度の確定板入りと存在感を放った戸田康平。そこから中11日空いて、調整もしっかりとできた様子だ。
「(青森記念は)初日は良くなかったけど、2日目から立て直せたんでよかったですね。(3日目は)力勝負はできたけど、(坂本)亮馬さんに残してもらってるんでまだまだです。(中11日で)休みも取れたし、普段通りにしっかり練習してきました」
<7R>
山岸佳太選手
近況のFI戦は、堅実に優出している山岸佳太(写真)。短走路のここは、持ち前の先行策でラインを上位に導く。
「松戸はレースでは初めてですけど、練習では何度か来たことがあります。33バンクは、(昨年8月)小田原記念の優勝もあるし、嫌いじゃないですね。今回から新車を持ってきました。街道しか乗ってないので走ってみてですけど、感覚はいいし流れる感じはあります」
山岸の番手を回る飯嶋則之は、前々回の9月広島FIで今期初優出。例によってひょうひょうとしているが、その責任は多くを語らずともわかっている。
「最近は数字通り(の成績)です。調子が上がることを期待しているんですけど、長らく上がってないので…。でも、(山岸に)付いていけば2着はあるので、しっかり付いていけるように」
荒澤貴史は、9月平塚FIからフレームを換えて好調ムード。ここは、単騎を選択し、上位進出を目指す。
「前のフレームに戻してから、ちょっと良くなっていますね。でも、ここ2場所で決勝に上がれているのは、前が頑張ってくれているおかげです。セッティングは、まだ煮詰まっていない部分があるので、(前検日に)修正して臨みます」
「松戸はレースでは初めてですけど、練習では何度か来たことがあります。33バンクは、(昨年8月)小田原記念の優勝もあるし、嫌いじゃないですね。今回から新車を持ってきました。街道しか乗ってないので走ってみてですけど、感覚はいいし流れる感じはあります」
山岸の番手を回る飯嶋則之は、前々回の9月広島FIで今期初優出。例によってひょうひょうとしているが、その責任は多くを語らずともわかっている。
「最近は数字通り(の成績)です。調子が上がることを期待しているんですけど、長らく上がってないので…。でも、(山岸に)付いていけば2着はあるので、しっかり付いていけるように」
荒澤貴史は、9月平塚FIからフレームを換えて好調ムード。ここは、単騎を選択し、上位進出を目指す。
「前のフレームに戻してから、ちょっと良くなっていますね。でも、ここ2場所で決勝に上がれているのは、前が頑張ってくれているおかげです。セッティングは、まだ煮詰まっていない部分があるので、(前検日に)修正して臨みます」
<8R>
FI戦の決勝では大敗が多かった島川将貴だが、10月豊橋FIは222着とオール連対。決勝でもしっかりと着をまとめた。
「豊橋(の決勝)は、すんなり先行させてもらったので。なかなかそんなことはないですからね。豊橋が終わってからは、普通に練習をしてきた感じです。ウエートトレーニングもできたし、状態はいいと思います。夏より冬の方が好きなので、だんだん(成績を)上げて行きたいです」
島川に付ける同県の青井賢治は、前回10月西武園FIの2日目に無念の落車。状態面はどうか。
「首がちょっと痛かったんですけど、擦過傷はなかったです。ケアはしてきました。最近、1着は取れているけどモノたらん感じですね。展開でいけとるだけっていうか。島川と(連係)は初めてで、練習でもあまりないです。普通に練習もしてきたので、走ってみてどうかですね」
自力の競走でも随所に白星がある福田知也だが、ここは同県の後輩、巴直也に前を任せて勝機をつかむ。
「追い込みでやっていきたいんですけど、(まくりの)決まり手が付き過ぎていると言うか。前がいない時は自力でいいと思っていますけど、なかなか番組が…。追い込みとして、まだまだってことだと思います。巴との相性はいいですし、いつも連れて行ってくれますね。前回(10月平FI)からは、休養を長めに取って、あとは調整をしてきました」
「豊橋(の決勝)は、すんなり先行させてもらったので。なかなかそんなことはないですからね。豊橋が終わってからは、普通に練習をしてきた感じです。ウエートトレーニングもできたし、状態はいいと思います。夏より冬の方が好きなので、だんだん(成績を)上げて行きたいです」
島川に付ける同県の青井賢治は、前回10月西武園FIの2日目に無念の落車。状態面はどうか。
「首がちょっと痛かったんですけど、擦過傷はなかったです。ケアはしてきました。最近、1着は取れているけどモノたらん感じですね。展開でいけとるだけっていうか。島川と(連係)は初めてで、練習でもあまりないです。普通に練習もしてきたので、走ってみてどうかですね」
自力の競走でも随所に白星がある福田知也だが、ここは同県の後輩、巴直也に前を任せて勝機をつかむ。
「追い込みでやっていきたいんですけど、(まくりの)決まり手が付き過ぎていると言うか。前がいない時は自力でいいと思っていますけど、なかなか番組が…。追い込みとして、まだまだってことだと思います。巴との相性はいいですし、いつも連れて行ってくれますね。前回(10月平FI)からは、休養を長めに取って、あとは調整をしてきました」
<9R>
今期からS級に復帰した小原唯志は、一発目の7月伊東FIで完全Vを達成。落車明けの9月青森記念は、初日の1勝のみに終わったが、今回は相性のいい当所で初の記念決勝を目指す。
「A級では前を取らされて、後ろまで下げるっていうレースが多くて、後ろになった時の気持ちがよくわかりました。いい経験になりましたね。競輪は脚があっても勝てないし、なくても勝てるし。いい勉強になりました。(吉澤)純平とは一緒に走ったことがないので、勝ち上がって一緒に走るのが楽しみです」
8月防府FIでS級初優勝を飾った廣田敦士は、寬仁親王牌でGI初出場を果たした。
「やっぱりGIは全然違いましたね。なにもできなかったです。次は成績でGIに出られるように頑張りたい。(寬仁親王牌のあとは)しっかり練習をしてきたので、疲れはちょっとありますけど、大丈夫だと思います。33バンクは得意な方なので、先行すれば残れると思う。準決上がれるように頑張ります」
岩本和也は、寬仁親王牌に3日目から補充で参戦。一昨年のダービー以来、久々にGIの舞台に立った。
「補充だったけど、久しぶりのGIで(最終日に)確定板に乗れて、いい感じでした。また走りたいっていう気持ちになりましたね。廣田は行きっぷりがいいですし、頑張ってくれると思います」
「A級では前を取らされて、後ろまで下げるっていうレースが多くて、後ろになった時の気持ちがよくわかりました。いい経験になりましたね。競輪は脚があっても勝てないし、なくても勝てるし。いい勉強になりました。(吉澤)純平とは一緒に走ったことがないので、勝ち上がって一緒に走るのが楽しみです」
8月防府FIでS級初優勝を飾った廣田敦士は、寬仁親王牌でGI初出場を果たした。
「やっぱりGIは全然違いましたね。なにもできなかったです。次は成績でGIに出られるように頑張りたい。(寬仁親王牌のあとは)しっかり練習をしてきたので、疲れはちょっとありますけど、大丈夫だと思います。33バンクは得意な方なので、先行すれば残れると思う。準決上がれるように頑張ります」
岩本和也は、寬仁親王牌に3日目から補充で参戦。一昨年のダービー以来、久々にGIの舞台に立った。
「補充だったけど、久しぶりのGIで(最終日に)確定板に乗れて、いい感じでした。また走りたいっていう気持ちになりましたね。廣田は行きっぷりがいいですし、頑張ってくれると思います」
<10R>
伊勢崎彰大選手
滝澤正光さんの一番弟子として、今シリーズにかける思いは誰よりも強い伊勢崎彰大(写真)。その思いは舞台が松戸に移っても変わらず、約40日ぶりの実戦だが「1分1秒を無駄にせず」と、現状のコンディションのなかで、悔いなく仕上げてきた。
「長期欠場明けですけど、やれることは死にもの狂いでやってきました。富山記念が終ってから疲労骨折じゃないけど、脚の怪我をした。強度の高いトレーニングをした。怪我するかしないかくらいのトレーニングをしないと…。極限のところまで追い込まないと、強くならないですから。プラスを求めたなかでの怪我だった。もう20年も選手をやってるし、レース勘の方は気持ちでカバーできる。だから、(青森記念を欠場して怪我を治して)しっかりトレーニングをしようと。開き直ってトレーニングをやったし状態はいい。数値も去年以上にいいんで、あとは(レースで)マッチしてくれれば。体的には今年一番の仕上がりであることは間違いない」
山中秀将は前回の平塚FIの決勝ではあわや落車のアクシデント。ケアに努めてコンディションを戻してきた。
「(平塚で)落車しそうになって、体がカチンとなった。それでそのあとに練習をすればするほど、体がバキバキになってしまった。4月の奈良では落車をしたんですけど、その時よりも状態が悪くなってしまった。しっかり治療して良くはなったけど。練習っていうよりはケアと治療っていう感じだと思います。絶好調っていうわけではない。でも、戦える状態にはある。(寬仁親王牌不出場だったので)ここはGIのつもりで走ります」
原田研太朗は、現在のところ獲得賞金8位。9位に全日本選抜を制覇した新田祐大がいるため、実質9番目で初のグランプリ当確圏内にいる。
「(周りに獲得賞金でのグランプリ出場を騒がれても)ここまでは淡々としている感じですね。プレッシャーもない。一走、一走を大事に走る。それだけです。もちろん競輪祭を獲れれば、それが一番いい。(自転車のセッティングは)やっぱり出てないです。今回もやってるけど、こんなにいじるのは選手生活では初めてです。いままでがやらなすぎた(笑)」
「長期欠場明けですけど、やれることは死にもの狂いでやってきました。富山記念が終ってから疲労骨折じゃないけど、脚の怪我をした。強度の高いトレーニングをした。怪我するかしないかくらいのトレーニングをしないと…。極限のところまで追い込まないと、強くならないですから。プラスを求めたなかでの怪我だった。もう20年も選手をやってるし、レース勘の方は気持ちでカバーできる。だから、(青森記念を欠場して怪我を治して)しっかりトレーニングをしようと。開き直ってトレーニングをやったし状態はいい。数値も去年以上にいいんで、あとは(レースで)マッチしてくれれば。体的には今年一番の仕上がりであることは間違いない」
山中秀将は前回の平塚FIの決勝ではあわや落車のアクシデント。ケアに努めてコンディションを戻してきた。
「(平塚で)落車しそうになって、体がカチンとなった。それでそのあとに練習をすればするほど、体がバキバキになってしまった。4月の奈良では落車をしたんですけど、その時よりも状態が悪くなってしまった。しっかり治療して良くはなったけど。練習っていうよりはケアと治療っていう感じだと思います。絶好調っていうわけではない。でも、戦える状態にはある。(寬仁親王牌不出場だったので)ここはGIのつもりで走ります」
原田研太朗は、現在のところ獲得賞金8位。9位に全日本選抜を制覇した新田祐大がいるため、実質9番目で初のグランプリ当確圏内にいる。
「(周りに獲得賞金でのグランプリ出場を騒がれても)ここまでは淡々としている感じですね。プレッシャーもない。一走、一走を大事に走る。それだけです。もちろん競輪祭を獲れれば、それが一番いい。(自転車のセッティングは)やっぱり出てないです。今回もやってるけど、こんなにいじるのは選手生活では初めてです。いままでがやらなすぎた(笑)」
<11R>
郡司浩平選手
郡司浩平(写真)は、前回の寬仁親王牌を7216着。一次予選は稲垣裕之(失格)の強烈なブロックでアンラッキーなところもあった。その後は2日目に先行策でラインを上位独占に導いたように、上々の動きを見せた。
「(一次予選敗退から)切り替えて、そのあとにちゃんと走れた。ここは呼んでもらった以上は、自分のできる走りを精いっぱいやるだけです。中3日だったんで、そんなに脚力が上がる練習はできないけど。感覚的なものを維持できるようにやってきた。調子自体は変わらず悪くないです。前回も33バンクでこのあとも33バンク(防府記念)。33シリーズを頑張りますよ」
8月のオールスター最終日の落車失格後の共同通信社杯、寬仁親王牌で勝ち星のない和田健太郎は、タッグを組む郡司に全幅の信頼を寄せる。
「去年(の千葉記念)もそうだけど、郡司は自分がグランプリに出るか出ないかっていうところにいたのに頑張ってくれた。信頼は厚いです。郡司で負けるなら仕方ないって思える選手ですね。自分は完調とは言い切れないけど、ここに来る以上はと思ってやってきた。去年の決勝の忘れ物(優勝)がある。最低でも決勝に乗って、地元から優勝が出るように」
伊豆ベロドロームでマティエス・ブフリ(オランダ)からコーチを受けた佐藤幸治が、単騎で一発を狙っている。
「前回の向日町が終ってからですね。初めてベロドロームで練習しました。カーボンの自転車でギアを掛けてやったり、ウエートトレーニングとかをブフリに教えてもらった。世界のトップ選手に教えてもらって、いい練習ができました。初日は単騎ですからね、(1着を)狙っていきます」
「(一次予選敗退から)切り替えて、そのあとにちゃんと走れた。ここは呼んでもらった以上は、自分のできる走りを精いっぱいやるだけです。中3日だったんで、そんなに脚力が上がる練習はできないけど。感覚的なものを維持できるようにやってきた。調子自体は変わらず悪くないです。前回も33バンクでこのあとも33バンク(防府記念)。33シリーズを頑張りますよ」
8月のオールスター最終日の落車失格後の共同通信社杯、寬仁親王牌で勝ち星のない和田健太郎は、タッグを組む郡司に全幅の信頼を寄せる。
「去年(の千葉記念)もそうだけど、郡司は自分がグランプリに出るか出ないかっていうところにいたのに頑張ってくれた。信頼は厚いです。郡司で負けるなら仕方ないって思える選手ですね。自分は完調とは言い切れないけど、ここに来る以上はと思ってやってきた。去年の決勝の忘れ物(優勝)がある。最低でも決勝に乗って、地元から優勝が出るように」
伊豆ベロドロームでマティエス・ブフリ(オランダ)からコーチを受けた佐藤幸治が、単騎で一発を狙っている。
「前回の向日町が終ってからですね。初めてベロドロームで練習しました。カーボンの自転車でギアを掛けてやったり、ウエートトレーニングとかをブフリに教えてもらった。世界のトップ選手に教えてもらって、いい練習ができました。初日は単騎ですからね、(1着を)狙っていきます」
<12R>
吉澤純平選手
前回の寬仁親王牌でも攻める走りでらしさを見せた吉澤純平(写真)だが、一次予選敗退で勝ち星は2日目の1勝にとどまった。
「レースで出し切ってるんですけど、いっぱい、いっぱい。キツいなかで出し切っている感じです。体は動いているし、調子自体はいい。でも、自転車とうまくかみ合ってない。いろいろセッティングをやって、これかなっていうのをやっている。ワッキー(脇本雄太)にも教えてもらって、やれることはやってます」
「見ていて周りも歯がゆいだろうけど、一番自分が歯がゆい」と、前回の寬仁親王牌の最終日にもらしていた村上義弘は、中3日でどうか。
「ここに来ている以上はどうのこうの言ってられない。一生懸命頑張りますよ」
昨年、千葉500バンクで行われた最後の記念で、佐藤博紀は記念初制覇を飾った。前回の寬仁親王牌では未勝利も、2着2回で動きは悪くなかった。
「初日も2段駆けを乗り越えられるようにならないと。でも、踏めてはいました。なんとかやってる感じですけど(笑)。前回は前橋っていうのもあって、後ろになってしまうよりは、前々と思って走りました。(7月の落車で鎖骨骨折をしたけど)もう走ってとくに問題はないです」
「レースで出し切ってるんですけど、いっぱい、いっぱい。キツいなかで出し切っている感じです。体は動いているし、調子自体はいい。でも、自転車とうまくかみ合ってない。いろいろセッティングをやって、これかなっていうのをやっている。ワッキー(脇本雄太)にも教えてもらって、やれることはやってます」
「見ていて周りも歯がゆいだろうけど、一番自分が歯がゆい」と、前回の寬仁親王牌の最終日にもらしていた村上義弘は、中3日でどうか。
「ここに来ている以上はどうのこうの言ってられない。一生懸命頑張りますよ」
昨年、千葉500バンクで行われた最後の記念で、佐藤博紀は記念初制覇を飾った。前回の寬仁親王牌では未勝利も、2着2回で動きは悪くなかった。
「初日も2段駆けを乗り越えられるようにならないと。でも、踏めてはいました。なんとかやってる感じですけど(笑)。前回は前橋っていうのもあって、後ろになってしまうよりは、前々と思って走りました。(7月の落車で鎖骨骨折をしたけど)もう走ってとくに問題はないです」