『大垣競輪開場56周年記念(GIII)レポート』 2日目編
配信日:5月23日
大垣競輪場開場56周年記念「水都大垣杯」は2日目を迎えた。好天に恵まれた絶好のコンディションの中、全11レースが行われた。メーンの優秀競走「麋城賞」は先行1車の平原康多が後続のもつれを尻目に余裕の逃げ切り勝ち。二次予選Aでは山田裕仁、山口幸二ら地元勢が順当に勝ち上がった。
開催3日目の明日24日は滝澤正光選手が来場。トークショー及びサイン会が行われる予定です。そのほか、地元選手によるスピードコンテストなどイベント、ファンサービスが盛りだくさん。ぜひ、この機会に本場に足をお運びください。
<5R>
湊聖二選手
二次予選Bは5レースから。このレースは柴崎俊光が先行。絶好の三番手のポジションを確保した
湊聖二(写真)
がバックからまくって完勝した。
「大内(達也)さんがすんなり引いてくれたし、恵まれました。もっと簡単にまくれると思ったんですが、モコモコした感じで進みが悪かった。もう少し自転車をいじってみます。疲れは取れてきているので、明日も頑張りたい」
湊のまくりに俊敏に切り替えた
山田晃久
が2着。
「柴崎君が2車なのに打鐘から果敢に踏んでくれました。湊君が真後ろに入ったのが分かったし、ちょっと止められなかった。今日は3着までに入らないとダメなので切り替えました。最近はずっと流れがいいし、今回も展開が向いています」
<6R>
和田健太郎選手
6レースは立石拓也と佐藤亙の主導権争いを
和田健太郎(写真)
が豪快にまくって決着。上機嫌でレースを振り返る。
「叩き合ってくれなければ終わりですからね。展開1本ですよ。でも、ようやく自分の持ち味が出せた気がするし、展開も上手く噛み合ってくれた。今回は練習の感じも良かったので、来る前から手応えは感じていました」
細川洋
がきっちり2着に流れ込み、南関ワンツーを決めた。
「和田君とは相性がいいので、信頼して任せていました。和田君は自分で動いてレースを作ったし、強かったです。僕はただ付いていっただけ。ワンツーが決まって良かったです」
立石拓也の逃げを利した
井手健
が3着。
「立石君のおかげ。1コーナーでブロックできれば良かったけど、まくり頃の展開でどうしようもなかった。もう後は前を追いかけるだけでした。状態はだいぶいいと思います」
<7R>
桐山敬太郎選手
7レースは桐山敬太郎(写真)が別線を力でねじ伏せ、きっちり人気に応えた。
「人気になっていたし、勝ててホッとしました。踏み出しで出切れる感じはしたので、後は抜かれるかどうかでした。追加だけど疲れは全然ないし、脚も8、9割ぐらい戻っている。来月はあっせんが止まるので、ここでしっかり頑張りたい」
鈴木良太
は流れ込みの2着が精一杯。
「昨日の山賀(雅仁)のまくりよりも全然きつかったし、全く余裕はなかった。1センターで諦めようと思ったぐらい。ちょっとでも持って来られたら終わってましたね」
先行した
森田達也
がしぶとく3着に粘った。
「今日は3・71のギヤで押さえ先行を試してみたい気持ちが強かった。ホームでスピードに乗せるのがきつかったですね。とりあえず3着に残れて良かったです」
<8R>
海老根恵太選手
8レースの二次予選Aは海老根恵太(写真)が力強いまくりで別線を一蹴。貫禄の違いを見せた。
「ホームで仕掛けるつもりでしたが、前がモガき合っていたので、ちょっと見てしまいました。仕掛けが中途半端でモコモコした感じのまくりでした。やっぱり3・85のギヤは重く感じますね」
完璧マークの
松坂英司
が2着に入り、2車単の一番人気に貢献した。
「今日は恵太が前々に踏んでくれたから。離れずに付いていけたし、調子はまあまあでしょう」
荻原尚人マークからしぶとく3着に突っ込んだ
兵藤一也
は「叩かれた場合は三番手と話していたけど、先行争いみたいになっちゃったからね。今日は最低でも3着に入らないと、明日のこともあるから」。
<9R>
飯野祐太選手
9レースはマイペースで逃げた
飯野祐太(写真)
が吉田敏洋、山賀雅仁のまくりを許さず、そのまま押し切った。
「昨日はスピードに乗る前にまくられてしまったけど、今日はいい感じで駆けられました。2コーナーかバックで誰かまくって来ると思ったけど、大丈夫でしたね。ギヤを上げたのも正解でした」
地元の
山口幸二
は何とか3着で準決勝Aに駒を進めた。
「吉田はちょっと空回りしているね。今日も変なタイミングで仕掛けていたし、いつもの感じではない。展開が向かないのは運もあるから仕方がない。もうちょっと伸びてもいいと思うけど、あの展開で良く3着まで届いた」
まくり不発の
吉田敏洋
は「無理やり仕掛けた感じだし、ちょっとタイミングがずれています。準決は上手く修正して臨みたい」と気持ちを切り替える。
<10R>
原真司選手
10レースは別線勝負の中部勢が最終バックでは4人で並ぶ形に。
原真司(写真)
が逃げた山田裕仁をゴール前できっちり捕らえ、連勝を飾った。
「今日は全て山田さんに任せていました。駆け出しで千切れないように、気を遣ってくれたみたいです。連勝だし、調子は問題ありません」
2着の
山田裕仁
は「作戦ではないですよ。流れでタマタマ逃げただけ。最後は差されたし、今日はきつかった」とサバサバした様子。
西村豊マークから3着に入った
島野浩司
は「作戦は特に話し合っていなかったけど、結果的に並ぶ形になったし、良かったと思います。最後はあそこまでで一杯。3着なら上出来ですよ」と笑顔が絶えない。
<11R>
長塚智広選手
最終11レースの「麋城賞」は落車のアクシデントもあったが、先行1車の
平原康多
が危なげなく逃げ切った。
「今日は先行1車でしたが、後ろの競りはやっぱり気になるし、精神的に疲れました。連日、逃げて着はいいけど、駆けている感じはそこまで良くない。明日の準決勝が勝負です」
番手を死守して2着に入った
長塚智広(写真)
は「平原の希望もあったので、周回中は競らなかった。ダッシュ勝負で何とか凌げました」。
この三番手に飛び付いた
紫原政文
がそのまま3着に流れ込んだ。
「押さえて脚を使うより今日は前受けから組み立てました。ホームで三番手に入れるのは分かりました。今日の平原君はかかっていたし、強かったです」
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情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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